旅する中で意識したことといえば





まだ見た事のない景色や
訪れた事のない街を選ぶようにしたり
値段に関わらず
飲みたい方食べたい方を選ぶということ。





観光中に気づいたのは





過去の自分だったら
昔の人の書いた額に入った標語や
日本の慣習・教育に感心して
熱心に読んで見習うようにしていたのが
『もういいや!』って気持ちになり
余りこだわらなくなったって事。
自分の生き方が定まったのでしょう。






古めかしい香りのするものより
ビビットなモノに反応する
自分がいるんですよね。






昔の人を奮い立たせていた
様々な法令などの禁止事項が、
実は歴史の明暗を分けたようにすら
今は感じるのです。






ドライブ中は、
過去の私なら強気に突進する道でも
(基本的に引き返さない人)
自分の肉体的な限界を感じたら
他の方法を考えてみたり・・
好奇心も大事だけど自分の体調も大事






ただ闇雲にではなく






冒険心を生かしながらも
自分の体調や気持ちを大切にしながら
少しずつ進むようにしました。






10年以上前に視覚がより過敏になり
トンネル内を運転すると
直滑降で落ちて行くような感覚になって 
動悸や冷や汗が出るようになって







それまでどんな風に運転していたのかも
思い出せない状態。







トンネルに入るたびに深呼吸をして






視点を変えてみたり
音楽に集中してみたり
中央車線を見てみたり







俯瞰で車を運転するイメージなどは
効果的だったけど






自分で撮影したトンネルの写真を見るだけで
吸い込まれるような重い感覚は残っていて





『帰れるんだろうか?』





って正直思いました。首も肩もゴリゴリ。






鶴岡で建築を案内してくれた方には



『女ひとりで来るなんてスゴイなぁ!』

 

って言われたけど、
確かに女ひとりで運転する道路ぢゃない真顔
と鶴岡に着いてから思いました
(いつも乗り越えてから気づく人)








帰り道の新潟〜会津間のトンネルで
窮屈な閉塞感漂うイメージではなく
私を包み込んで守ってくれる
私に最高の近道を教えてくれている
優しい存在なんだ〜
って思ったら落ち着いて通れました。








🏯🚙








朝、早めに起きて温泉♨️に浸かりました
山々の濃い緑色がとってもキレイ


名物の朝食。種類が多すぎて食べきれません


芽キャベツ入りのポトフ


ずんだ餅のお汁粉

味も申し分なかったです






帰り道で本郷焼を見に行こうと思っていたら
道を間違えてしまい、到着したのが伊佐須美神社。初めて訪れました


幹が太くて背の高い藤



境内は今建て替え中のようで
仮のお社がありました。(多分)
こういう風景を目の当たりにすると
『神様ってそんな気前よくあちらこちらに移動してくれるものなのカナ?』なんて感じてしまいますけど、藤のあたりの雰囲気はお社の前側より磁場が違う感じがしました。


御朱印帳を持って行ったら
いつもより納める金額が高くて
どうしてかな?と思っていたら
2ページにわたって文字が書かれていました。
そんな事ってあるんですね



会津美里町


山が本当に美しい


途中で頂いた手打ちのお蕎麦。


会津田島のトマトソフト🍅
アスパラガスのソフト🍦もあります)

【ソフトクリーム好きはこちら】

笹川流れ(日本海側)の塩ソフト





福島県から栃木県へ入りました。

那須


矢板の寺山へ。
この辺りも湯治に訪れた場所です。
長い緩やかな坂が続きます。


立派な木造建築の寺山観音寺
年に一度は訪れる場所なんだけど
今回は自分の中に変化を感じました。
『時代は変わった、、』そんな感覚。




日々の生活を生きるって
投げやりになる訳でもなく



自分を大切にしながら



『失うものなんてないんだし』
『守るものなんてないんだし』



という思い切りと、


『今、何を感じてる?』
『今、何がしたい?』


自分の微細な声を気にかけながら
丁寧にくらしていく姿勢。





選択出来ない時って
何かを見ないふりしていたり
本当は出来るのに
老後とか世間の評価とかから
自分を守ろうとしていたり





そうした気づけないほど小さなつまづきを
どれだけ拾いあげて分析して
手放していけるか?
新しい先入観のないまっさらな気持ちで
人生を見つめ直すことが出来るか?






そこなんだろうな、と思いました。




栃木〜福島〜山形〜新潟の旅はここまで









涼しくなって、グングン伸びる夏のお花たち。
枯れずに待っててくれましたよ