2G18 for SG | 裏くらばー。

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ゴルフクラブ好きのつぶや記
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マスターズはセルジオ・ガルシアのメジャー初制覇で幕を閉じました。

 
ガルシア関連のゴルフ道具で我がBASEにあるのは、これらのブツです。
 
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SERGIOとオンネームされたボールは、テーラーメイド本社を取材した時に、当時ボールの開発担当だったディーン・スニール氏からいただいたモノ。
 
初期のテーラーメイド5層ボールには、ガルシアとのやりとりが欠かせません。
 
「ショートアイアンで打った時に戻りすぎないボールが欲しい」
 
そのガルシアのニーズに応えるために試行錯誤を繰り返し、何度もスペインにある彼のホームコースに出向いたそうです。
 
最終的に「コレに名前入れてよ」というのが、ガルシアからのOKサインだったらしく、この時の感動は忘れられない!とスニール氏は熱く語ってくれました。今大会で使用した『TP5』はその最新系といえますが、過度のスピンを抑え、アイアンでも風に負けない弾道を生み出せるという特性は、スピン量の多いガルシアに大きなメリットとなったに違いありません。特に今大会は、風との闘いでしたから。
 
次にシャフト。『2G18』とプリントされたモーダスのプロトタイプも、ガルシアがいち早く気に入り愛用を始めたモデル。
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現在は、『モーダス∧3 TOUR130』という名前で市販されていますね。
 
ボールとスチールシャフト。
 
どちらもツアーでは押しも押されぬ定番モデルが存在するカテゴリーです。
 
ボールの王道は、タイトリスト プロV1シリーズ。
スチールシャフトにはダイナミックゴールドが君臨しています。
 
モーダスの日本シャフト社、TP5ボールのテーラーメイド社。そのどちらの開発者も口を揃えて語ったのは、「王者と同じモデルを作っても意味がない」ということでした。
 
特に欧米では、性能が同じなら変える必要がないと、打ってももらえないのが普通のようです。
 
後発として踏まえなければいけないのは、「どのカテゴリーにも王者に満足出来ない人がいる。そのニーズを把握して、王者にはないテイストのモノを作る」ということなのだそうです。
 
ガルシアは、王者に不満を抱いていたプレーヤーなのかもしれません。あるいはもっといいものがある!と理想を求めるプレーヤーなのかもしれないですね。
 
また、テーラーメイドの開発総責任者であるブノア・ヴィンセント氏によれば、ガルシアはとにかくスピン量が多いタイプらしいので、バックスピンの軽減が積年の課題だったそうです。
 
進化したレス・スピンの用具が、宿願のメジャー制覇を引き寄せた。そういうことかもしれません。
 
自分に合う道具を見つけることって、ものすごく大事ですね!
 
ガルシアの使用用具はこちら
 
Ciao!★