2010年入社の新卒者が、定年を迎える年にも新卒採用者を迎えられる会社になるために。(その1)
クリートは今年、新卒者を3名採用しました。毎年この時期新卒者を迎えるにあたり考えることがあります。
それは彼らが定年を迎える年までクリートが存在し続けられる仕組みを一日も早く体系化すること。そして2075年のその時も、今と同じように「雇用の創出」を会社の存在意義とし、新卒者の採用が行えるような状態が保てるよう、会社の大きな土台を作らなければいけないということです。
クリートは今年20歳を迎えます。 人間でいえばようやく成人になるころですが、フォーチュン500社に名を連ねる会社の平均寿命は40、50年。日本では企業寿命35年説があるくらいですから、ともするとクリートは私と同じように中年を迎えていることになります。
しかし、大阪には金剛組という、宮大工を生業とする1400年以上の歴史を持つ会社があるそうです。聖徳太子の命を受けて西暦578年に百済の国から招かれた人が作ったというのですから驚きです。これに比べればクリートが西暦2100年にあっても健全な状態に保てるよう、そのための素地を今作りたいという私の願いは、はるかにかわいいものです。
意外なことに大きな会社より、小さな会社の方が長生きするそうです。多くの新卒者は安定志向から、都会にある大会社を目指す傾向にありますが、実はこれが全く逆で地方で代々続けている中小企業の方が長生き企業は多いらしい。
世界中で100年以上の歴史を持つ長寿企業がどのように経営されているのかが調査され、その成果が『リビングカンパニー』(日経BP社)として出版されているそうですが(読んでませんから不確かです・・)それによると長寿企業には以下4つの共通点があるそうです。
1. 環境の変化に対して敏感
2. 強い結束力があり、企業組織全体の健康状態を大切にする者が経営している
3. 連邦型の経営を行い、現場の判断を大切にする
4. 資金調達に関して保守的で、質素かつ倹約につとめている
過去は目をつぶっていただくとして、現在のクリートは極めてこれに近い状態にあると自負しています。社長の性格上時に4番の質素と倹約が危ぶまれることはありますが、 過去の過ちが近年それを律する良い先生として働いてくれています。
(つづく)
それは彼らが定年を迎える年までクリートが存在し続けられる仕組みを一日も早く体系化すること。そして2075年のその時も、今と同じように「雇用の創出」を会社の存在意義とし、新卒者の採用が行えるような状態が保てるよう、会社の大きな土台を作らなければいけないということです。
クリートは今年20歳を迎えます。 人間でいえばようやく成人になるころですが、フォーチュン500社に名を連ねる会社の平均寿命は40、50年。日本では企業寿命35年説があるくらいですから、ともするとクリートは私と同じように中年を迎えていることになります。
しかし、大阪には金剛組という、宮大工を生業とする1400年以上の歴史を持つ会社があるそうです。聖徳太子の命を受けて西暦578年に百済の国から招かれた人が作ったというのですから驚きです。これに比べればクリートが西暦2100年にあっても健全な状態に保てるよう、そのための素地を今作りたいという私の願いは、はるかにかわいいものです。
意外なことに大きな会社より、小さな会社の方が長生きするそうです。多くの新卒者は安定志向から、都会にある大会社を目指す傾向にありますが、実はこれが全く逆で地方で代々続けている中小企業の方が長生き企業は多いらしい。
世界中で100年以上の歴史を持つ長寿企業がどのように経営されているのかが調査され、その成果が『リビングカンパニー』(日経BP社)として出版されているそうですが(読んでませんから不確かです・・)それによると長寿企業には以下4つの共通点があるそうです。
1. 環境の変化に対して敏感
2. 強い結束力があり、企業組織全体の健康状態を大切にする者が経営している
3. 連邦型の経営を行い、現場の判断を大切にする
4. 資金調達に関して保守的で、質素かつ倹約につとめている
過去は目をつぶっていただくとして、現在のクリートは極めてこれに近い状態にあると自負しています。社長の性格上時に4番の質素と倹約が危ぶまれることはありますが、 過去の過ちが近年それを律する良い先生として働いてくれています。
(つづく)
クリートという会社を運営している理由 (その3)
話が何やら脇道にそれたように見えますが、もう少し我慢して下さい。
ボス猿である私は「すでに日本国という群れに属しており、新たに自ら群れを作らないでも良い状態にある」のですが、その属している群れはあまりに大きく、実感としてはあたかも群れに属していないような気持ちにさせられます。
なぜならヒトという類人猿は群れを作るという習性を元から持っているからです。
このことを知ったのはミラーニューロンという脳の中に存在する機能について、多くの本を読んだのがきっかけでした。ミラーニューロンについては後日またページを割きますが、この機能が実は「皆で食べる食事は美味しい」を脳科学的に実行している部位であり、それはヒトが群れを作る本能の原泉になっているというのが、私が「人類が群れを作る習性がある」という根拠です。
一人で食べるご飯より、皆で食べるご飯の方がおいしい。それゆえ一人でも十分食って行けるしその方がはるかに安全なのだけれど、私は本能がゆえに群れを作っている。 私は本来日本国という群れに入っているにも関わらず、それを群れとは実感できない。
国民ということだけでは少なくとも皆でご飯を一緒に食べているという気持ちには全くならないし、ご飯もおいしく感じない。だから実感できるサイズの群れに入るか、あるいは自ら群れを作るかしないとどうにも不安で仕方がなくなるのです。これはもう群れが必要とか不要とか考える以前の問題です。
そんなことから私はクリートを作り、新卒を雇い、技能を備えさせ、彼らの生活に責任を持っている。これはもう私の本能です。本能ですから私はクリートをより長く維持するために、より良い会社にしようと日々努力します。
単にお金儲けをしたいとか、楽に暮らしたいという目的で私はクリートを運営しているわけではなく、「家族を持ち、子を作り、子の成長と成功を見守る喜びに似た感覚を、クリートという群れに於いて見出した」というのが「きれいごとではない」というのは、つまりそういうことなのです。
ボス猿である私は「すでに日本国という群れに属しており、新たに自ら群れを作らないでも良い状態にある」のですが、その属している群れはあまりに大きく、実感としてはあたかも群れに属していないような気持ちにさせられます。
なぜならヒトという類人猿は群れを作るという習性を元から持っているからです。
このことを知ったのはミラーニューロンという脳の中に存在する機能について、多くの本を読んだのがきっかけでした。ミラーニューロンについては後日またページを割きますが、この機能が実は「皆で食べる食事は美味しい」を脳科学的に実行している部位であり、それはヒトが群れを作る本能の原泉になっているというのが、私が「人類が群れを作る習性がある」という根拠です。
一人で食べるご飯より、皆で食べるご飯の方がおいしい。それゆえ一人でも十分食って行けるしその方がはるかに安全なのだけれど、私は本能がゆえに群れを作っている。 私は本来日本国という群れに入っているにも関わらず、それを群れとは実感できない。
国民ということだけでは少なくとも皆でご飯を一緒に食べているという気持ちには全くならないし、ご飯もおいしく感じない。だから実感できるサイズの群れに入るか、あるいは自ら群れを作るかしないとどうにも不安で仕方がなくなるのです。これはもう群れが必要とか不要とか考える以前の問題です。
そんなことから私はクリートを作り、新卒を雇い、技能を備えさせ、彼らの生活に責任を持っている。これはもう私の本能です。本能ですから私はクリートをより長く維持するために、より良い会社にしようと日々努力します。
単にお金儲けをしたいとか、楽に暮らしたいという目的で私はクリートを運営しているわけではなく、「家族を持ち、子を作り、子の成長と成功を見守る喜びに似た感覚を、クリートという群れに於いて見出した」というのが「きれいごとではない」というのは、つまりそういうことなのです。
クリートという会社を運営している理由 (その2)
皆で食べる食事は美味しい」というあたりまえのことを、会社を営むという活動に組み入れているのがクリートであるというお話をしました。この話はクリートの社員と、これから当社に入社したいと思う新卒の方々に向けて書いたものを転載したのですが、意地悪な方から見れば 経営者の建前にも思えることでしょう。
書かれた目的から言えば、意地悪い人にそう思われても一向に構わないのですが、とはいえ縁あってこの文章にたどり着いた意地悪さんの中の中にも、もう少し分かりやすく書けば真意が伝わる「ちょい意地悪」くらいの人もいることでしょう。
その2ではその人たちに向けてもう少し分かりやすくこの気持ちを書きたいと思います。
私はかねてより会社を群れであると考えてきました。 さしずめ私はクリートのαオスです。 群れは元来生きてゆくための手段に過ぎません。 糧を得るため、危険から守るため、病や怪我をしたときの互助が目的であり、群れることはそのための手段です。 しかし生きる力が滅法強いαオスは、病や怪我における互助のみでしか群れを必要としません。しかも今日これは各種保険会社により相当カバーできます。
すなわち現代社会に於いてαオスは、生きてゆくために群れを必要としないのです。αオスにとって群れは、糧を与え、群れを守るために自ら身を危険にさらすためのものでしかないのです。 それなのになぜ群れを作るのか? そのなぜはもしかすると「結婚したくない草食系男子」には全く分からないことだと思います。
実際にはαオスにも群れは必要です。それは日本国という群れであり。保険会社も銀行も、糧の源泉であるお客様も、その群れの傘下にあります。αオスなどと言ってますが現在のところ私たちは麻生さんという人をボスに群れというにはもはや大きくなりすぎた日本国システムという群れの中にいて、あたかも群れなど必要ないと思う状況にあるに過ぎません。
(続く)
書かれた目的から言えば、意地悪い人にそう思われても一向に構わないのですが、とはいえ縁あってこの文章にたどり着いた意地悪さんの中の中にも、もう少し分かりやすく書けば真意が伝わる「ちょい意地悪」くらいの人もいることでしょう。
その2ではその人たちに向けてもう少し分かりやすくこの気持ちを書きたいと思います。
私はかねてより会社を群れであると考えてきました。 さしずめ私はクリートのαオスです。 群れは元来生きてゆくための手段に過ぎません。 糧を得るため、危険から守るため、病や怪我をしたときの互助が目的であり、群れることはそのための手段です。 しかし生きる力が滅法強いαオスは、病や怪我における互助のみでしか群れを必要としません。しかも今日これは各種保険会社により相当カバーできます。
すなわち現代社会に於いてαオスは、生きてゆくために群れを必要としないのです。αオスにとって群れは、糧を与え、群れを守るために自ら身を危険にさらすためのものでしかないのです。 それなのになぜ群れを作るのか? そのなぜはもしかすると「結婚したくない草食系男子」には全く分からないことだと思います。
実際にはαオスにも群れは必要です。それは日本国という群れであり。保険会社も銀行も、糧の源泉であるお客様も、その群れの傘下にあります。αオスなどと言ってますが現在のところ私たちは麻生さんという人をボスに群れというにはもはや大きくなりすぎた日本国システムという群れの中にいて、あたかも群れなど必要ないと思う状況にあるに過ぎません。
(続く)
クリートという会社を運営している理由 (その1)
単にお金儲けをしたいとか、楽に暮らしたいという目的で私はクリートを運営しているわけではありません。もしそうなら人一倍生きる力の強い私は個人で活動している方がずっとリスクも少ないし効率が良いのです。
ではなぜリスクを冒し、稼ぎの手段としては効率の悪い会社運営を行うかと言えばそれは私が“群れの中で生きたいと強く思う動物”だからです。家族を持ち、子を作り、子の成長と成功を見守る喜びをクリートという群れに於いても見出したと理解して頂ければより分かりやすいかもしれません。
クリートという群れに新人を迎え、強い仲間へと彼らを育成し、機会をあたえ、挑戦させ、群れが一丸となって挑戦を後押しし、成果をあげさせる。この気が長い一連の活動を体系化することが、デザインを生業としてきた私が現在取り組んでいるクリエイティブ活動であり、喜びであるのです。
これはけっしてきれいごとを言っているわけではありません。以前テレビ東京のカンブリア宮殿に平成建設の社長がお出になった時に紹介された言葉に「皆で食べる食事は美味しい」というものがありました。 あたりまえのことですが、このあたりまえを会社という群れの営みに於いて実践しているにすぎません。
ゆえにクリートの運営目的ならびに存在意義は「クリエイティブワークを学んだ者の、雇用の創出と維持」という一言に集約されます。そしてそのために私たちはお客様が求めることを知り、それに必要とする知識・技能を定義し、それを社員に備えさせ、供給し続ける活動を繰り返しているのです。
ではなぜリスクを冒し、稼ぎの手段としては効率の悪い会社運営を行うかと言えばそれは私が“群れの中で生きたいと強く思う動物”だからです。家族を持ち、子を作り、子の成長と成功を見守る喜びをクリートという群れに於いても見出したと理解して頂ければより分かりやすいかもしれません。
クリートという群れに新人を迎え、強い仲間へと彼らを育成し、機会をあたえ、挑戦させ、群れが一丸となって挑戦を後押しし、成果をあげさせる。この気が長い一連の活動を体系化することが、デザインを生業としてきた私が現在取り組んでいるクリエイティブ活動であり、喜びであるのです。
これはけっしてきれいごとを言っているわけではありません。以前テレビ東京のカンブリア宮殿に平成建設の社長がお出になった時に紹介された言葉に「皆で食べる食事は美味しい」というものがありました。 あたりまえのことですが、このあたりまえを会社という群れの営みに於いて実践しているにすぎません。
ゆえにクリートの運営目的ならびに存在意義は「クリエイティブワークを学んだ者の、雇用の創出と維持」という一言に集約されます。そしてそのために私たちはお客様が求めることを知り、それに必要とする知識・技能を定義し、それを社員に備えさせ、供給し続ける活動を繰り返しているのです。
新事業定義「Image Pictures」 その3
私たちのお客様は、撮影用モデルを用意することなく、すなわち時間とお金を大幅に節約できた状態で、イメージ通りの商品写真を手にしています。それがImage Picturesです。
お客様は撮影用モデルを持ち込む代わりに、私たちに三次元設計データを持ち込みます。簡単に聞こえますが撮影用モデルとは異なり、このデータにはその企業のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれているため大変機密性が高く、通常部外者がこのデータにアクセスすることはできません。
しかしクリートは過去20年間もの間「モノづくり業界」にドメインを置いているために与えていただいたお客様からの信頼と、セキュリティーを保持するノウハウを持っているため、それを許される立場に置いていただいています。
それゆえにこれらの情報をハンドリングや、開発のフローおよび業務改革取り組みへの対処を熟知しているため、単なる写真撮影だけに留まらない価値を提供することが可能なのです。
わたし達が行う撮影は、イメージワールドすなわちCPU(コンピューターの頭脳にあたる部分)とメモリーによって作られた世界に、前述のお客様から提供されたデータを持ち込むことによって行われます。
イメージワールドにはスタジオ、照明、カメラ、セット等、撮影に必要とするものが存在し、私たちはその世界でリアルワールドと同じように商品撮影を行います。イメージワールドの利点はリアルワールドに比較してコストが大幅に安く、広さに制限がなく、一度組んだセットは時間と場所の制限を受けず永遠に保管できる点です。
コンピューターパワーの増大は膨大な情報を安価に展開・保管できるようになっただけではありません。これまでの擬似的なCGと異なる光学シミュレーターを広告の世界で使えるようにしました。
これによりリアルワールドで起きている現象をそのまま起こすことが可能になり、お客様は写真と見分けがつかないPictureを実在の撮影モデルを用意することなく手に入れることが可能になったのです。
お客様は撮影用モデルを持ち込む代わりに、私たちに三次元設計データを持ち込みます。簡単に聞こえますが撮影用モデルとは異なり、このデータにはその企業のノウハウが惜しみなく注ぎ込まれているため大変機密性が高く、通常部外者がこのデータにアクセスすることはできません。
しかしクリートは過去20年間もの間「モノづくり業界」にドメインを置いているために与えていただいたお客様からの信頼と、セキュリティーを保持するノウハウを持っているため、それを許される立場に置いていただいています。
それゆえにこれらの情報をハンドリングや、開発のフローおよび業務改革取り組みへの対処を熟知しているため、単なる写真撮影だけに留まらない価値を提供することが可能なのです。
わたし達が行う撮影は、イメージワールドすなわちCPU(コンピューターの頭脳にあたる部分)とメモリーによって作られた世界に、前述のお客様から提供されたデータを持ち込むことによって行われます。
イメージワールドにはスタジオ、照明、カメラ、セット等、撮影に必要とするものが存在し、私たちはその世界でリアルワールドと同じように商品撮影を行います。イメージワールドの利点はリアルワールドに比較してコストが大幅に安く、広さに制限がなく、一度組んだセットは時間と場所の制限を受けず永遠に保管できる点です。
コンピューターパワーの増大は膨大な情報を安価に展開・保管できるようになっただけではありません。これまでの擬似的なCGと異なる光学シミュレーターを広告の世界で使えるようにしました。
これによりリアルワールドで起きている現象をそのまま起こすことが可能になり、お客様は写真と見分けがつかないPictureを実在の撮影モデルを用意することなく手に入れることが可能になったのです。