Cleat からのメッセージ -19ページ目
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クリエイティブ・ガバナンス

今日も引き続きラルフローレンです

僕はラルフローレン原宿店の2Fレディースフロアが特に気に入っています。
前にも書いたとおり、一部屋一部屋にテーマがあり、それぞれの間にいくごとに世界が変わって行く様に、感動があります。もちろん、ラルフローレンという一貫したクリエイティブガバナンスがあるため、それぞれにバラバラな印象を受けることがありません。

ガバナンスという言葉は、統治・統制という意味で、本来は植民地とかを治めるときに使う言葉のようですが、80年末から90年終わりまでのコングロマリットがこの言葉を再登板させています。
 今回僕はラルフローレンがブランディング強化を行うにあたり用いた手法に対し、この言葉をクリエイティブとあわせて使っています。 これまではクリエイティブディレクションといわれていた言葉ですが、それよりも経営視点からクリエイティブ活動をまとめてゆくとの差をつけるために、この言葉を選びました。 
 欧州のグランメゾンがこれまで作り上げてきた、ファッションと独創を織り成しながらブランドを作ってきた手法ではなく、ディズニーランド的に「経験」をテーマにファッションを表現することでブランディングを行うラルフローレンは、まさに「クリエイティブ・ガバナンス」という言葉がぴったりきますね

写真は今回訪れた際に、ミイラとりがミイラになってしまったように買ってしまったポロです。 スカジャンに使われていた刺繍を古着加工したポロに施しています。 スカジャンが進駐軍という近代統治の走りがこの日本を覆ったとききの象徴だとすれば、この商品は、今回のテーマの象徴にも思えます

さて、以下はいつものゾクブツ話
 バッチイ路線をあまり好まないゾクブツ山下ですが、、どうもラルフローレンだけは違うように感じさせられているあたりが、明らかに僕がラルフローレンにやられている証拠です。 

 ラルフローレン いい加減にしないとヤバイっす


経験経済

6年ほど前に出た、経験経済という本を読みました。
製品を提供することから、サービスの提供に変わり、
これからは経験の提供こそが価値であるという内容でした。



B・J・パインII, J・H・ギルモア, 岡本 慶一, 小高 尚子
[新訳]経験経済

ブランディングとデザイン関連の仕事をしている身からすると、
これはまさにブランドの話をしていると思いました。 
最近できたラルフローレン原宿店なぞその最たるものです。
各部屋ごとに展開される世界は、完成度の高いディズニーランドの世界!


 ブランド好きはもうメロメロにされたのです
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