Cleat からのメッセージ -5ページ目

新事業定義「Image Pictures」 その2

Image Picturesという言葉には、「お客様が心に浮かんだ姿・形を、描く・撮影する」という私たちの中核となるサービスが一言で表現されています。

 普通、心に描いた形を撮影された絵に置き換えるためには、設計をして、モックアップモデルを作り、それをスタジオに持ち込んで、セットを組み、照明をあてて、プロのカメラマンに撮影をしていただかなくてはなりません。しかし私たちなら「3D設計データをいただくだけでプロカメラマンが撮影したクオリティーの画像をご提供することができる」という言葉がこの言葉にはこめられているのです。

もちろん本当に撮影するわけではなく、撮影と見分けのつかないCGを作り上げるのですが、あえて私たちは「イメージを撮影する」という言葉にこだわりました。 なぜなら私たちはイメージを作る仕事ではないからです。あくまでもお客様が心に浮かべた姿・形を 忠実かつエモーショナルに第三者伝えるための絵作りが仕事(サービス)であると考えているからです。

お客様にしても別にリアルモデルを撮影していることにこだわっているわけではありません。 自らがイメージする商品が、正確かつ情緒感をもった状態でエンドユーザーの心に届けばよいのですから、その機能・品質さえ満たせば安くて速いに越したことはないからです。
(つづく)

新事業定義「Image Pictures」

クリートは何をやっている会社ですか? と聞かれたとき、これまでは「クリエイティブエンジニアによる視覚化サービスの会社ですと」答えてきました。質問の答えとして的確ではないことは十分承知です。  この答では余計にわからなくなりますよね。

かねてより、私たちの仕事を再定義すべきと考えていました。 レストランなら何を食べたいと思う人が来る店なのか? 病院ならどんな患者さんが、どんな病を治してもらいたいと来るところなのか? その定義がなければ事業が発展しません。
 「クリエイティブエンジニアによる・・・・」というのはあくまでも自分たちの仕事を自分たちが定義するときに用いる言葉であって、それはお客様に向けた言葉ではない。 このことはよくわかっておりました。

私たちの仕事は大きく分けると3つに分類されます。「プロダクトの視覚化」「プロジェクトの視覚化」「マネジメントの視覚化」この3つです。視覚化という点に於いては共通していますが、それぞれ求められるスキルはまったく異なります。 そのためより成長したいと願うのであればどれか一つに投資対象を絞る必要があると感じたのです。

その結果、私たちは「プロダクトの視覚化」をもう一度定義しなおし、それを最も集中すべき事業に選択しました。そして「プロジェクトの視覚化」と「マネジメントの視覚化」はそれをより価値あるものにするために用いようと考えたのです。 もちろん今でもこの二つに価値をお感じいただけるクライアントがいらっしゃる限りこのサービスを提供し続けますが、「あなたの会社は何の会社ですか?」と問われたら、このサービスを前面に出さないようにしようと決めたのです。

ではどのように定義し直したのか? 私たちはそのタイトルとして「Image Pictures」という言葉を導き出しました。
(続く)

歩いてものを考える3

「ネガティブ思考に陥らない思考術」それが歩いてものを考えることの、最も大きなメリットです。
 人間は自信が揺らいだときに、怯えが生れます。 怯えが生れれば悪い妄想が脳を占め、その妄想を止めるスイッチさえも、自らの意思でコントロールできなくなるときは誰でもあります。社員にも友人にもあまり信じてもらえませんが、もちろん私にもあります。

そんなときはさっさと外に飛び出して、納得行くまでその考えと付き合います。 こういうときは「考えないようにしよう」なんていう生っちょろい手は利かない相手ですから「徹底的に答えが出るまで考え倒すぞ!」という意気込みで歩き始めます。

ヒントをつかむまで長いときは3時間を超えるときもあります。ウォーキングに3時間と聞けば驚く人も少なくありませんが、部屋でウジウジスパイラルに陥っていれば何も答えを得られないまま過ぎてしまう程度の時間ですから、その程度で哲学的なことにさえヒントを見出してしまうのですから、すごい効用です。

答えのない問題の答えを出す場合に有効な思考のコツは「今日今時点での答えを出す」という前提で考えることです。未来永劫変わりない答えなんて探したら、地球一周歩いたって答えは出ません。 だから、今ある情報で出せる答えはこれで、今後新しい情報が入ったら答えはまったく変わるという前提で解を出すのです。
これは経営でスピードある決断を求められるときに必要とする能力を養うにも実に役立ちます。

ウォーキングは私にとってThinkingと同義語です。
これは、頭にも心にも体にもよく、はじめてから3年で10Kgも痩せました。 お尻も小さくなり、今では109メンズ館でさえも服選びの対象になるほどです。 あなたもぜひ試してみてください。

歩いてものを考える2

特別な準備はいりませんが、手軽な準備は必要です
 それは「今日はこの案件の切り口を見つける」と決めることです。 もしそれが今まで進めてきた仕事に関してなら、それまで作ってきたデータやパワーポイントをサラサラっと見てから歩き始めるのがいいでしょう。
 あとはただ切り口が見つかるまで歩きながら考えるだけ。 長いときは3時間くらい平気で歩いてしまいます。

目に飛び込んでくる風景が、時折ぜんぜん違うことに意識を運んでしまう場合がありますが、気づいた時に戻るようにします。 集中力がないなんて、落ち込む必要はありません。 ウォーキングの優れたところは飛び込んでくる風景にイマジネーションのツボを刺激してもらえることにあるからです。

これは経営上の苦しみや、歓迎できる正解が存在しない悩みを考えるときに、実によい作用があります。
部屋にこもって考えると、グルグルと同じところを回ってしまうような負のスパイラルに落ち込みやすい題材は、誰にもあるものですが、すばらしいことにウォーキングをしながら考えをまとめると、ネガティブ思考に陥ることがないことです。

(次号に続く)

歩いてものを考える

かれこれ4年くらい続けていることがあります。朝のウォーキングです。
実はこれ、健康のためにやっていることではありません。僕にとって重要な仕事のひとつなのです。

経営者という仕事も、コンサルタントという仕事も、共通して重要視されるのが「考えの切り口」です。その切り口がみつかれば、あとは作業ですから時間さえかければ仕上げられます。

しかし「考えの切り口」だけは時間をかけようが、七転八倒の苦労をしようが浮かばない時はうかびません。だけどそこはプロですから、期日までに生み出さなくてはなりません。

ウォーキングは、実にこうしたときの良いアイデアを僕に提供してくれるのです。 特別な準備は必要ありません。 決まったサーキットコースを作るだけです。 今日はどんなコースにしよう?ということを考えたり、風景の汚さに気が散ることないようなコースがいいでしょう

(以下次号)