こんにちは!
いつもブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
私が家事代行の仕事を始めた
少し深いお話をしてみたいと思います。
「掃除が好きだから」
「時間を自由に使えるから」
もちろん、それも理由の一つです。
でも実は、この仕事にたどり着くまでには
私にとって大きな転機がありました。
私は以前、学校で書道を教えていました。
大好きだった書道を仕事にしましたが
教育現場の多忙さに心身ともに疲れ果て
教員を続ける意欲を失って退職。
自律神経失調症の在宅療養を続けるうちに
大好きな書道とも距離を置くことになりました。
やらなければならない仕事もなく
大好きな書道とも距離を置いた私は
からっぽになりました。
そんな時、「一度ここで自分を見つめ直したい」と考え
家にあるものを片っ端から捨てていきました。
最初は「終活」のつもりでしたが
あまりのやりすぎに気づき
自分が気持ちよくできるペースでコツコツと続けました。
書道道具だけでも
引越し用ダンボール33箱分を売却したり
知人にお下がりしたりしました。
とにかく一度リセットして
何も無いところから始めたい。
そんな気持ちで
物だけでなく
関わっていたことや人間関係も見つめ直し
私にとって心地よい関係づくりを大切にしてきました。
そんな中、やましたひでこさん提唱の断捨離に出会い
鹿児島県指宿市のリトリート施設へ。
これから何をしたいのか
どう過ごしたいのか
をじっくり考えたいと
思い切って夫婦で1週間滞在しました。
リトリートで穏やかに過ごすうちに
ふと頭の中に「家事代行」というキーワードが浮かびました。
理論や理屈ではなく、急に湧いてきたアイデア。
おそらく、感性や感覚が研ぎ澄まされ
直感として現れたのだと思います。
私は、その直感に乗っかってみようと思いました。
家事は元々好きで、特にお掃除が好きだったこと。
自分ができることで誰かのお役に立てるのなら、やってみたい。
いつまでも在宅でのんびり暮らすのにも引け目を感じていたので
夫に「やってみる!」と宣言しました。
直感は当たりました。
家事代行という仕事は、再び私に自信を与えてくれました。
お客様からいただく「ありがとう」という言葉や、
誰かの役に立っているという実感が、私を前向きにさせてくれたのです。
これは、教員として働いていた時や書道団体に在籍していた
大きな集団の中では得られなかった自信でした。
人は誰かのためになら動ける、ということを身体で感じ
今も変わらずその気持ちで仕事をしています。
おかげさまで、家事代行から家事代行育成講師へとキャリアを広げることもできました。
家事代行からどのようにキャリアが開けてきたかについては
次のブログで詳しくお伝えしたいと思います。
家事代行は、私にとって単なる仕事ではありません。
それは、自分をリセットし、自分らしさを取り戻し、自信と誇りを持てるようになった大切な働き方です。
もし、今何かを始めることに迷いや不安を感じている人がいたら、ぜひ「好き」や「得意」を活かして、一歩踏み出してみてください。
その一歩が、きっと新しい扉を開いてくれます。
応援しています!
P.S.
人生で初めて将棋をやりました。
ものすごく頭を使いますね
糖分補給したいです・・・
藤井聡太七冠がおやつを用意する理由が
分かったような気がします。
彼はもっと頭を使っていると思うので
尊敬の念が湧きました。
駒の動き方のルールを正しく覚えられば
もっと楽しめそうです。
《関連記事》