視覚(資格)の罠にはまったオラちゃん
こんな言葉を最近見ました。
「社会的な立場や肩書、
とか
「年収が高くなればなるほど、資格や肩書きを持っていない人が多い。」(メンタリストDaiGo YouTube より)
とか、1日に3回同じニュアンスの言葉に出会ったので、これは何か神からのお告げかと思ったくらいです。
私も実際、資格はいくつか持っていて、この言葉に出会ったときに「ドキ」としました。
なぜ、「ドキ」としたのかというと、つい最近まで、資格を持っていることを大々的にアピールしていました笑
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そこで、ともちゃん考えました。
資格を持っていること自体、ましてや「資格を持っているから私はすごいんです!」とアピールをしても、それは、結局その資格を持っている人同士で比較されているだけではないか?と。
資格や肩書きを持っていてすごい!と思うかもしれませんが、さらに同じ資格の上位資格者が現れたら、「知識量が半端ないね!」と無意識に比べたりしませんか?
また、資格を持っていることで解決できるのは、既に世の中にある知識やサービスで、新しい知識やサービスには対応できない場合が多く、汎用性が低いというのが資格を活かせないデメリットだと思います。
弁護士や医者などは、資格がないとお仕事できないですが、世の中のお仕事は資格がなくてもできることはたくさんあります。
視覚(資格)の罠にはまったオラちゃん(パート2)
家事代行も資格がなくてもできるお仕事の一つですよね。
実際に家事代行育成講師として活動している中で、新人さんの多くが「料理や掃除が好きだから」や「専業主婦だったけど、子どもが大きくなって生活が落ち着いてきたから」といった理由で、家事代行を始める方がほとんどです。資格を保有している方や家事代行経験者もいらっしゃいますが、未経験者が圧倒的に多いんです。
家事代行をしていて資格よりも大事だなと思うのは、笑顔、挨拶、傾聴、誠実といった人としてのスキルの方ですね。
どんなお仕事でも、まず、人は「人」を見ます。例えば、拙い喋り方をしていたとしても、一生懸命サポートしてくれて、あなたが満足のいく仕上がりであったのであれば、誠実さが伝わってきますよね。
人としてのスキルに、資格ありなしは関係ないと思いませんか?
掃除や料理のスキルは現場で磨くことができますし、登録する家事代行会社やプラットフォームを運営する会社で、技術の知識や研修を学べますよ。
無理に資格を取る必要はないというのが私の考えですが、どうしても自分の家事スキルに自信がない人には、資格勉強を通してスキルを学ぶという選択肢があるよということだけはお伝えしています。
お客様が求めていることは、現場にあります。
しかも、お客様それぞれ求めていることが違うので、臨機応変な対応が求められるんです。
ニーズを汲み取って、お客様としっかりコミュニケーションを取ってみてくださいね!
この記事が「家資格取得を目指そうかな?」と考えている人に届くことを願って、あなたの家事代行を応援しています!
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