最近耳にした話題で、
「コンロキャンセル界隈」という言葉をご存知でしょうか?
キッチンコンロを使わない生活をしている人が、
20代から30代前半に2割いるというニュースを見ました。
キッチンコンロを使用しない理由として、
「夏場の暑さでコンロ周りに立って作業する時間が長くなると疲れる」、
「小さなお子様がいるため、コンロの前に長時間立っていられないことがある」、
「夫婦共に働いていて料理をする時間がなく、コンロよりも電子レンジで時短料理するなど」、
さまざまな理由があるそうです。
もしこの先キッチンコンロを使わない生活をしているお客様から、
どのような依頼をされるのか、家事代行として想像してみました。
暮らしの変化がもたらす「お掃除事象」の変化
暮らしが変わると、お仕事の内容が変わることは家事代行ならではの変化だと思います。
変化1:油汚れの減少
コンロをそもそも使用しない、
持っていない場合は、コンロ周りの油汚れ掃除の依頼はないですよね。
この先、ある一定数の人がコンロを使わないとしたら、
コンロ周りの油汚れの依頼は減少していくと予想しています。
変化2:冷蔵庫や電子レンジ、調理家電の負荷増大
調理をしない代わりに、冷凍食品や時短のミールキットを利用することが増えるため、
冷蔵庫内や電子レンジ内の掃除依頼が増える可能性がありますね。
コンロを置くスペースを作業スペースとして利用するため、
調理家電や電子レンジを置くための整理整頓や、
台の消毒作業などの需要が高まると思います。
変化4:料理の依頼内容の変化
普段、時短のお料理を食べているため、
少し手の込んだお料理をお願いしたい人がいるかもしれませんね。
コンロがなくても、
「電子レンジを使用した手の込んだ料理をお願いしたい」
といった相談が寄せられるかもしれません。
プロとして、変化をチャンスに変える戦略
暮らしの変化に合わせて、
家事代行を担う側もニーズにあったお仕事を提供できたらいいですよね。
例えば、こんな戦略はいかがでしょうか?
戦略1:サービスの柔軟性
従来の「コンロ周りの掃除」に固執せず、
「冷蔵庫整理」や「電子レンジの徹底洗浄」など、
ニーズが変化した場所のノウハウを磨いておく必要があります。
戦略2:ヒアリングの重要性
お客様にキッチンの掃除をお願いされた場合は、
コンロの有無や使用頻度を事前にヒアリングし、
お客様のライフスタイルに合わせたサービスを提案するよう努めます。
戦略3:プロフィールの更新
暮らしの変化に合わせて、
仕事の内容が変わる可能性があることを見越して、
プロフィール内容を見直す必要があるかもしれません。
「電子レンジの徹底的な除菌・清掃が得意」など、
新しいニーズに合わせた強みを記載すると効果的です。
この先コンロを使わない人が増える可能性はありますが、
必ずしもコンロやコンロ周りの掃除がゼロになるわけではありません。
お料理好きな人は、フライパンや鍋を使ってお料理したいと思いますし、
コンロを使った方が料理の幅は広がりますよね。
時代の変化は挑戦であると同時に、
新しいサービスを生み出すチャンスだとポジティブに考えていこうではありませんか。
家事代行として変化を恐れず、新しい環境に適応していきたいですね。
もし家事代行としてデビューしたい場合は、
こちらの記事でおすすめの始め方を紹介しています!
ぜひあなたの活動を応援できれば嬉しいです!
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