「老骨に鞭を打つ」

なぁんて仰ってた校長先生ですが、競技規則や日本水泳連盟のサイトなど。
よくよく見てると団体泳法競技に「範士や教士は出られません」的文言が目に留まる。

ので、校長先生にそういうことだそうだけれども、補欠か代理は不要ですか?と
メールを送ったのが土曜日の夜でございまして。

ウォーミングアップがてらウォーキングを行っておりますと、校長先生入水。
校長先生も歩くため、挨拶だけして無言の十数分を一緒に過ごす。

先に大広間へ移動したワタクシがダメヘビーローテーションをしているところへ、
校長先生ってばコースで泳ぐことなく大広間へいきなり登場あそばす。

1回目の拷伸で振り出し位置に戻った際に。

先生:「やぁ、メールありがとう。昨日、県の水泳連盟の集まりがあったっけ、
    選手登録の件についても話をしてきたさ。
    確かに言われてみればそうらよね。
    範士、教士と教えたり審査する立場の人が選手ですってなったら、
    それは学校の先生が生徒の代わりに勉強するようなモンだもんね」
me :「替え玉受験的な…??で、先生の代わりはどうされます??」
先生:「うん!まぁ、有資格者でなくてもいいからMさんとかOさんとか声かけてみるさ」
me :「ふむふむ。ワタクシの存じ上げない方々ですな?」
先生:「シニアはどうとでもなるんて。モンダイは若い方!」
me :「若いほうってのは…??」
先生:「元ヤン、3位、部長、若、高校生
(普段は競泳が忙しい)で考えったけど、
    元ヤンが教士だっけ出られねねっかて。そーすっと若い選手がいない!」
me :「おやまぁ」
先生:「そっちの方が困る!」

ふうん。
そうですか。
シニアの団体泳法競技だけを考えてるんじゃなかったのか。
なんか( ・ω・)意外ー。

などと思いながら片手抜で出発して、ポンポコリンになったおなかが邪魔してか、
一かき一蹴りで半分まで行くのがやっとの状態からの游方行で戻りますと…

先生:「おー。選手、いた!」
me :「へ…
( ゚Д゚)ポカーン
先生:「yu-たんが選手で出ればいいねっかて!」
me :「ちょwww(ノTдT)ノ やめてくださいよ。自分のことすらままならないのに!」
先生:「だって若くて游げるのがいねもん」
me :「では、鈴子さんでどうでしょう?伸びますよ?若いから」
先生:「yu-たんか鈴子ちゃんらよね!」
me :「なら、ワタクシではなく鈴子さんにお願いします…」

競技とか( ´Д`)やめて。
そうでなくともワタクシ以外の顔ぶれが泳法競技の上位入賞経験者とかシンクロ出身と、
差がありすぎるところに、こんな素人をぶっ込むなんて…畏れ多いわ!
絶対チームの足を引っ張ること必至なので、ココはどうしても避けねばならぬ。

珍しく校長先生、全然泳がずに帰ってしまったけれど、
選手の調達にでも行ったのでしょうか。

自分でやってて急激に拷伸の左手の動きが不安になり、
動画を共有して貰っておりますK嬢に確認していただいたけれど、
K嬢も「この頃動画を見てないから自信がないわー」って。

校長先生が帰ってから気づくワタクシもマヌケなんだけどさヽ( ´ー`)ノ
本題に入る、その前に( ・ω・)ノ

白内障の手術をしてから暫く、教室から遠ざかってた元国体選手翁

前々回の教室時には、病み上がりでいきなり入水はマズかろうと、
事前に游ぎこんだ結果体調不良となり欠席。

前回はドーニカ出席したけれども、途中で休むなど、
納得のいく游ぎが出来なかったそうで、念入りにストレッチを行ったそうで。

そして今回、そのストレッチをやり過ぎて筋肉痛…と欠席される。

82歳になってもなお、手を抜かないあたりに頭が下がります。

サテ、今日の教室ですが、すみっコぐらしになる予定が
3位先生がいらっしゃいませんで、校長先生単独での指導となります。

それでも泳法競技に出場したいというヒトビトのために、
上からビシバシとでもないけれど、それなりに教えておりました。

游ぎ出してからその速さに伴ってプールサイドをスタスタ歩かれると
何を怒られるやら…とドキドキしてしまいます
が、幸か不幸か呼ばれることはなく。

そんな教室終了後、校長先生は鈴子さんとワタクシを呼ぶ。

先生:「練士!ね!」
me :「うーん…
諸手抜次第ですよ」
先生:「なに、
諸手抜が出来れば片手抜ができるねっかて。ね!鈴子ちゃん!」
鈴子:「じゃあ
諸手抜の練習をすればいいんですか?」
先生:「心配すんなてー。練習量は充分らよ?…ね、yu-たん!」
me :「ね…って。。年々水に浸かれてない気が」
先生:「試験なんて何回受けたっていいんだっけ、長野で練士受けれね!」

確かに( ・ω・)
誰も一発勝負とも言ってないし、游士のときみたく
落ちたら神伝流の名が穢れるとは、いまの段階では言われていない。

先生:「俺も団体競技の練習するのに老骨に鞭打つっけさ!」
me :「え…
先生、コレ(游方草の格好)じゃ負けなしじゃないですかww」
鈴子:「あぁ、
羽交伸^^」
先生:「
??!…いや、鼻に水が入ってむせると悪い」

そうか。
游方草游方行の練習をしていない鈴子さんは、なんとなくな動きだと
羽交伸であったり游方真であったりにしか見えないのか。。
あえて右腕を大きく動かしたんだが、伝わらないのはサミシイ話。

先週は夜の暑さにヤラレて、不眠続きで体調が優れず。
今週はソレ+熱中症になってしまって、こじらせて練習不足。

全然日がないからガツガツやんないとイカン気持ちだけはあるんだが、
寄る年波がなかなかそうはさせてくれないっていう(・ω・`)ジレンマですわ。
日本泳法大会で競技に出る人の選手登録が今月までだってんで、
教室終了後に出たい人がいるのかいないのかの聞き取りが始まる。

い嬢:「わたし、出てみたい。スピードじゃないんでしょ?」
先生:「うん!旗の数だったと思った!…じゃあ、あと4人だね!」
い嬢:「え?1人じゃダメなんですか?じゃあyutahaさんとか…」
先生:「シニアの団体は60歳以上です!」

ていうか、いきなり巻き込まないで( ´Д`)くれい。

結局、いろは嬢と秘蔵っ子先生と校長先生の計5名で出ましょう、という話に。

先生:「じゃあ、選手が決まったところで!鈴子ちゃんとyu-たんは練士!」
二人:「えッ??!」
me :「現状じゃキビシイので…」
鈴子:「難しいかと…」
先生:「じゃあ修水にすっかね?」
秘蔵:「
センセ、それは年齢制限が…」
先生:「じゃあ、しょうがねねっか。練士!受けるだけ受ければいいねっかて」
me :「完成が間に合わないような気もして…」
鈴子:「ましてや私、
片手抜諸手抜も…」
先生:「なに。いま受ければ5割以上合格すっと思う!受けねかったら合格しねがね」

これまた宝くじチックな表現で言ってくるけれど、どうなんだ??

用具を片づけるワタクシを3位先生が呼び止め口説く。

練士の審査を受けたくないとか受けられない理由があるのであれば、
無理強いはできないけれども、少しでも受けてみたい気持ちがあるのれあれば、
3位先生もそうだし、ツチノコ的存在な教士や泳法部長も夕方なら調整して呼べる。
教室開催時の前半を皆と一緒に游いだら、あとは端っこで諸手抜の練習をしてもいい。
3位先生が気懸りなのは、教室で教えていない諸手抜の1点に限る。
それ以外は細かい修正だけなので、そんなに心配しなくても…。

3位 :「どうですか?それでもイヤですか?」
me :「教室の際に すみっコぐらしをしてみて、どうするか考える、と?」
3位 :「そうです、そうです。yutahaさん、イケると思うんですよねー」
me :「では、鈴子さんにも話してみますね」
3位 :「是非!ひと月様子を見てから受けるかどうか決めてもいいと思うんで」

それでは、その方向でお願いしたいので改めてご指導のほどを、ということで
すみっコぐらしの件を鈴子さんに伝えに行く。

鈴子さん、それこそ ひと月でナントカなるだろと練習してた片手抜
3年目に突入したいまは、別の流派の游ぎのようになってしまって難儀している。

かくいうワタクシも差し手1寸キッチリじゃないことが度々あるし、
そのときの波によって動きが均一でないので他人様のことを言える立場ではない。

そんな話を受け、本来なれば本日も練習に励まねばならんところを、
自室にて熱中症っぽくなり、扇風機を引っ張り出すところで力尽きた、という…。

百葉箱の中で28.8℃とか!
朝は毎日、4時半近くの日の出さんによる強制起床だし。
なかなか身体がついていかなくて困っております。。
教室開始前のまったりタイム中に母の日プレゼントをバラまく。
その様子を生暖かく見守ってる幹事さんジーッと見つめてひと言。

me :「幹事さん、なにか忘れてません??」
幹事:「なんだや?」
me :「前回の教室の時のことですが」
幹事:「だっけ、なんだてやー?」
は嬢:「幹事さん、yutahaさんからお金を借りたんじゃなかったですか?」
幹事:「なにや?」
me :「2週空きますが覚えていられますか?って確認したら『覚えてっわや』って」
幹事:「俺、そんげなこと言うたかー?…言うたか。。どれチット待ってれや」
me :「貸したのは100円ですが、1万円でもいいですよ?」
は嬢:「あら、利息がついたの?笑」
幹事:「1万円はやらねけど、どれね。お茶がカバンの中に入ってたスケ、やるぞ」

未開封の綾鷹を頂戴ス。

サテ、プールサイドに皆さんを集めて、校長先生よりご挨拶(?)が。

「5月4日の日に、ホームプールに入る前に入口のところで転んでしまい、
 メガネが割れて、ココとココを切ったりして1時間くらい意識不明になりました。
 ついては、会員としてはココで游ぐことはできるけれど指導者としては、
 そろそろ後継に譲りたいと考えていますので、有資格者の方はその辺も意識してください

ろ嬢:「だって。yutahaさん」
me :「年齢の順でいけば は嬢じゃないんですか?」
は嬢 :「わたし、もう懲りました。yutahaさん、頑張ってください」
me :「え…3位先生とか他にも子育てが一段落すれば有能な方がいらっしゃるから」
幹事:「毎週来ねねっかや!

!?∑(゜□゜ノ)ノ

こうやって、まだ意思表示してないのにジワジワ外堀から埋めれてくカンジがキツイ。

【本日の収穫】

拷伸の際、左手のかきを大きく。
言われて意識してみたら、おやまぁススムススム。
…言われる前よりは、ね( ̄▽ ̄;)
日本泳法部のマダムらにバラ撒くお取り寄せスイーツが本日届く。

なんとなーく、日頃世話を焼いて貰っていることを
『母の日』にかこつけて御礼な感じでプレゼントしているのだけれど…。

今回チョッと危ういと感じているのが、人数分あるかどうか。

なにも考えず例年通りの人数分を発注してから数日後に言づく。
「しまった!今年の春の教室は女性が2名例年より多い!!」ということに。

話す機会のない、今回はじめての方はご容赦いただくとしても、
それにしてもアト1つは…足りるか?どうか??とドッキドキ。

どうか無事に乗り越えられますよに!!
先々週、校長先生から誘われた野球観戦デートなるものに行くべく準備をしていると…

件名:野球
本文:今日、時間大丈夫ですか?あまり一生懸命に観戦する体力無いので、宜しくお願いします
(ママ)

校長先生からのメールが着信したわけですが、まさかの介護フラグ??!

現地で落ち合いましたが、校長先生ってば通常通り。
それなりに人がいたにも関わらず、無事に逢えたのはワタクシがわかりやすいからか。

NGT48のお嬢ちゃん…長谷川さんって言いましたかな、が始球式を行うわけですが、
NGT48のうちの5名の出演にも関わらず、ヲタの皆さんがバックスクリーンの一等地を確保。
彼らのアツイ声援っていうんですかね…を見ている方が
お嬢ちゃん方を眺めているより面白かったりしたものです。

でー、野球観戦をするわけですが、特別野球に思い入れがあるわけではない2人。
試合中はジッと黙ってボールの行方を見守り、表裏の入れ替え時にする会話は水泳。

それにしても、吹きっさらしにあります球場。
本日は一応最高気温が19.7℃と新潟地方気象台の発表にありますが、
身に当たる風が冷たくて、とにかく寒い!!
校長先生と2人して、パーカーの帽子まで被ってみたけど全然。

そんな5回のウラが終わったあたりで…

先生:「最後まで試合、観てる?」
me :「寒いから出ますかね?」
先生:「ほんだね。どっかであったかいの飲もうて」
me :「そうですね」

てな具合で最後まで試合の行方を見守ることなく退散。

先生:「あったかいの、飲んでいくかね?それともプールに行くかね?」
me :「
先生、ひょっとして水着もって来てます?」
先生:「うん!yu-たんは?」
me :「持ってきてますよー♪ プールに行きましょう!」
先生:「アソコの2階でコーヒーでも飲んで行かねでもいいかね?」
me :「身体を動かしてあたたまりましょう!」
先生:「じゃ、この足でホームプールね!」
me :「では、一旦お別れしまして、また現地でよろしくお願いします」
先生:「ありがとうございました!」
me :「こちらこそ、ありがとうございます!」
 
場面変わりまして、ホームプール。

男子の団体様が10名弱大広間を縦横無尽に行き交うため、
そうでなくとも混みあいます祝日プールは完全に泳ぐ場所なぞありませぬ。

でもま、歩いているうちに何人か減るだろうと高を括っておりますと、
ワタクシより5分ほど遅れて校長先生、入水。
「先程はありがとうございました」とかナントカ言いながら歩いていますが、
男子団体様が帰る気配なく…校長先生はそのまま歩き、ワタクシは意を決して大広間へ。

混んでたからか、連続して游ぐことが難しいため、1回1回の動作確認にはいい環境。
なるほど( ・ω・)足を引くときに既に開きかけてるってのはコレのことか、とか。

〆の立泳ぎのころになりますと、校長先生も一通りコースで泳いで
あとはK鳥さんに捕まって平泳ぎバタフライを教えている模様。

それじゃま、ワタクシはワタクシで、とクールダウンに入ります。
半分近くバタフライで行って、振り返ってワカメちゃん。
からのウナギのように泳いでみよう…からの…

K鳥 :「ちょっとー!yutahaちゃん。いまの何ぃ??」
me :「え?何ってナニ??」
K鳥 :「すごいのしてたよねぇ??どうやったら後ろに下がるのー??」

あれま。
ウナギのように泳いでみようの話をしてるとですか??

me :「どうって…海の中で昆布が出汁を出すような勢いで、こう…」
K鳥 :「…ねぇ。前にしかいかないんだけど!」
先生:「もう1回やってみた?」
K鳥 :「見たーい!」

バタフライのうねりの逆な感じなんだろうか( ・ω・)よくわかんないけど。

K鳥さんと校長先生ウナギのように泳いでみようを試みるも
一向に後ろにうねってくる気配なし。

K鳥さんはともかく、校長先生恥をかかすわけにはイカンので
「まー、こんなん出来ても毒にも薬にもならないデスヨネ…」と同意を求めてみる。

K鳥 :「じゃあさー、バタフライやってよー!キレイじゃん。yutahaさんのバタフライ
先生:「やってよー!」
me :「ちょっ、
先生までナニ言ってんスかッッッ」

校長先生より指定された範囲を往復して戻ってくる。

K鳥 :「ドコを意識してるー?」
me :「考えるのをやめたので何も意識してないです」
K鳥 :「いつ水を押してるのー?」
me :「水を押す、なんて考えてないですよう」
先生:「じゃ、もー1回行って帰ってきてみた?」

me :「どっかで押してますかね??」
先生:「うん。後ろまで送ってる。本人の表現の仕方が違っただけ」
K鳥 :「え??どういうことー??」

そこへ校長先生がK鳥さんにナニカシラ囁き、K鳥さんがバタフライでGO!

me :「1回目、キレイになりましたね。2回目、3回目と崩れていってますが」
先生:「うん。息ぃしねで、先ずはこう動けって言ったっけ、難儀んだと思う!」

すっかりバタフライ教室と化してしまった大広間ですが、
校長先生の前でバタフライを披露しちまってよかったのだろうか( ・ω・)とも。

それにしても、野球観戦の後に水泳だなんて。
先日デートDV被害に遭ったばかりの身としては健全過ぎて眩しいばかり。

イヤハヤ幸福な一日でございました。
…ちょっと風邪ッ気ですが。
本題に入る( ・ω・)ノその前に。

泳法教室へ向かおうと自室の扉を開け、階下へ向かう途中で
ゴドドドドドッ…

素敵に転落。
左のヒジを強く打ち、左肩を捻ってしまって道中のクルマの運転もキツイ感じ。

こういうことが時々あるので、靴下メーカーの方々にお願いです。
大人用の靴下にも滑り止めを付けてくださいませ。

サテ、教室。
今日は以前泳法教室を体験してみた同級生も参加。
彼曰く日本泳法ができるようになれば楽しいんだろうけど、来れて月イチだっけねぇ」と。
それぞれ事情があるので、万障繰り合わせてでも参加せよとも言えないし、
半ばゴーインに誘った手前、日本泳法を嫌いになられても困る。

同級生は兎も角として、当たり前のようにいるあの恰幅のいい若い男性は誰だ??
見るともなしに視界に入るタイミングで見ていると…。

アレハモシヤ…??!

:ワカ】 (名詞 ※形容詞ではない)
 日本泳法大会泳法競技ジュニアクラスで何度か入賞。
 25歳に達していない為、練士審査は受験していないものの神伝流の有段者

先生:「じゃあ、今日はとyu-たんが先頭になって2列で五箇条伸をやること」
若私:「えッ??!…じゃあ行きますかね^^」

と並んで游ぐのではなく、の游ぎを見たいのだが…??
とは思うけれど、自身が久しぶりすぎて「次は○○伸ですね」と振っても
モノによっては名称と動きが一致しないものがあるようで、
ホカの人を先に行かせて動きを思い出してから游ぐ…なんて場面も。

の游ぎは一蹴りが凄く伸びて、拷伸に至っては動作数の少なさに愕然ですよ。

それでもってば「体重が90キロを超えたら、身体が重くて…」って。
ホカの方には助言指導をしたりしてるのに、ワタクシには一言もない若。
だから上手な人と並びたくなかったのに、校長先生のバカッ!なんて言えない。

まーでも、の雄々しい片手抜を見ることができたのでヨシとすべ。

教室終了後、左肩の加減を確認しようとバタフライをしておりましたれば、
同級生が羽交伸の練習をしておりまして…。

彼:「自分、バタフライできるん?!」
私:「我流になってしまったけどね」
彼:「俺と一緒に小プールの仲だったのに、いつの間にか追い越されてる…」
私:「でも水泳始めたのは あなたの方が早いじゃん。センパイ!」
彼:「やー…俺、クロールしかできねーし。教えてー?ってか中学のとき泳げた?」
私:「どうやってサボるかしか考えてなかったなぁ
( ▽ )o〇O
彼:「俺もー」
私:「高校もプールのないトコを選んだくらいだし」
彼:「なのに、こんなに差が…でも、水泳、楽しいよねぇ??」

いやいや、待て待て。
あなたの趣味は自転車じゃなかったでしたっけ??
自転車に水泳ときて、ここに走ることが加わればトライアスロン出来んじゃん??
なんて、思っても言わないけどネ 。

次の泳法教室まで2週空くわけですが、世の中のみなさんが行楽される中、
どっか水深の深いところで練習できないかなーッ、などと考えておりますです。

尚、このたび 第65回日本泳法研究会の記事が配布される。
今回の課題は「向井流」とのことで、配膳游の写真などを拝見。
他流派の游ぎって、日本泳法大会や日本泳法競技会くらいでしか見れないので、
写真1枚にしても貴重な感じがするものの、そもそもの動きはワカラナイという。
教室開始前のまったりタイムで。

先生:「yu-たん。ボクとデートしよう!」と野球観戦チケットを差し出す。
me :「??!先生、来月の29日って仰ってたじゃないですかー」
先生:「うん。今月らった!ダメかね?」
me :「前いた会社の社長がゴハンを御馳走してくれるってんで約束しちゃった」
M嬢 :「なら、ゴハン行きな!なにも
先生の目の前だからって遠慮しないでさ!」
先生:「予定があるんだったら、そのチケット誰かにあげてもイーヨ!」
me :「イーヨ!って、
先生。知らないヒトと野球観戦して楽しいですかね?」
先生:「…まぁ、yu-たんが来てくれれば一番いいけどねぇ~」

親方社長とゴハン校長先生と野球観戦。

比べるもなく、後者を選ぶ。
親方社長には「野球を観に行くことにしたからまた今度!」と素っ気ないメールを送信。

サテ。
肝心な教室ですが、本日は秘蔵っ子先生が来てくださって。

流石に教室中に細かいことまで言ってられないので、
教室が終わった後で、メンバー中でひとりプールに残ってるワタクシを見つけ…。

秘蔵:「ねぇ、鈴子さんの姿がなかったようだけど、彼女どんな?」
me :「どんな、とは?」
秘蔵:「
立泳ぎもそうだけど…全体的に練習の感じとして」
me :「
立泳ぎはワタクシの視界にいないことが多いのでわからないです」
秘蔵:「ほかはどんなかな?」
me :「
游方行游方草未着手ですね」
秘蔵:「練士で
は出ないわ。50歳過ぎればは出るかもしれないけど」
me :「
片手抜が水平に腕を持ってこず、常に水を被りながらアップアップしてます」
秘蔵:「彼女、
諸手抜は??」
me :「練習してるという話は聞いてないですねぇ、ワタクシがあの体たらくですし」
秘蔵:「あなたたちが受ける練士の審査に
游方行游方草は出ないから」
me :「じゃ、ソコはテキトウでいい感じですか?」
秘蔵:「その代わり
片手抜諸手抜完璧に仕上げて。チョッとの上下が命取り」
me :「
ふぁ??
秘蔵:「游士は年々審査が緩くなってるんだけど、練士と教士は年々厳しくなってる
me :「うわぁぁああ!!」
秘蔵:「あ、このヒト上手だから受かるなって見てても不合格とか結構あるし
me :「それは暗に受けるなってことですかね??」
秘蔵:「違う違う。完璧に仕上げろって話」
me :「うでも、こんなじゃ大会に間に合わないですよー」
秘蔵:「選手登録だけしといて、間に合わなかったらキャンセルすれば?」

そんなことして いーんスかッッッ??!

なにしろ秘蔵っ子先生は滅多にいらっしゃらないけど、
残ってみてくださる貴重な存在でもあるので、本日もガッツリお付き合い願う。
教室では、ワタクシごときに構ってられないですからね。

ワタクシの場合、横体の游方全般に言えることで、
あおり足をする前の引きの際に既に爪先が開き気味という、気の早さ。
游方真をとにかく泳ぎ込むこと!というのが1点。

三段伸の2回目の足の仕掛けのときは、両手を送り込んでスグに蹴るのではなく、
2回目の足で伸びるための『タメ』を作ってから、とのこと。
これは教室では全員に「送り込んだらスグ蹴る」と指導されてますが、
あくまでも伸びるための自分の間合いを自分で探るべし、と。

懸案だった諸手伸の手首は直っているので、もっと上の方からかけるようにしましょう、と。

片手抜はモンダイないので、諸手抜完璧にしましょう、とも。

水深深めな教室プールでちょっとやってみたけど、
まだまだ頭の上にプルブイ載せてやれるほどのレベルにはなってませんで。

練習量が圧倒的に足りない、というのはわかりましたけれど、
それは多分いままでダメヘビーローテーションといってルーチンにやってたからで、
考えながら・留意しながら練習していけば、チョッとはマシになるか?と期待。

「面倒だから、しよう」なんて本のタイトルが胸に刺さるひとときでもありました。
自分が最低限やっておこうと思うダメヘビーローテーションが終わると、
一旦クールダウンをしてから、周りの皆さんと一緒にバタフライをすることが多い。

ンガ、ホームプールは今週から水泳教室が始まり本日は伯爵夫人は現れず。
O嬢をはじめ、ほかの皆さんも殆ど姿を現さないため、早目に帰ろうかな…。
なぁんて、ノルマも終えないうちからボンヤリ考えておりましたれば。

W嬢 :「ねえ!わたしの平泳ぎの足、みてよ」
me :「へッ??!」
W嬢 :「アンタから見て貰うとわかりやすいからサ!頼むて」
me :「へぇ~ッ。はいはーい…膝に力が入ってますよー」

ていうかね。
いまさっき上級先生、平泳ぎの教室で教えてましたよね??
うんで、いまソコに上級先生がいらっしゃいますよね??
教えるプロフェッショナルに訊いた方が間違いなさそうなんだが( ・ω・)

W嬢 :「いつもはK嬢から教えてもらうんだけど、今日はいないからサ」
me :「そうなんですよ。K嬢の姿が見えないんですよねぇ~」
W嬢 :「K嬢がいなきゃ、アンタに頼むしかしょうがないじゃない?じゃあ次は
バッタね」

え…どういう人選してんの??

平泳ぎ上級先生式
バタフライはこの頃完全に我流になってしまっていて、
いずれにせよ、自分のやりやすいようにアレンジしている部分があるので、
速くもなければ見た目もいいハズないのだけれど。。

S嬢 :「でも、くやしいけど あなたのバタフライはキレイなのよー?」
W嬢 :「軽々いくもんね!どうやってん?」
S嬢 :「アレよ。日本泳法よ~」
W嬢 :「アンタさー。
バタフライすっとき、何を意識してん?何に気を付けてるー?」
me :「え…伸びること、ですかね??」
不明:「腕、難儀くなんない?わたし、水を送った後に腕を出すのが難儀んだけど」

お。おゥ??
腕は難儀くないぞ??

me :「伸びて集めた水の上に乗ってしまったら腕の作業はオワリなので」
W嬢 :「じゃあ、どうしてん?」
me :「K嬢みたいにキッチリ水を集めてるわけじゃないので上手く言えないのですが」
S嬢 :「あなたの話をしてよ!」
me :「水を集めたら、両腕の力を抜きながらピッ!と外に出してそのまま水平に…」
W嬢 :「アンタがいっつも練習してる日本泳法のあの動きかね?」

W嬢、そこで諸手抜の動きを真似。

me :「あぁ、そうかもしれないです。腕の力を抜いた後に前に持ってくる感じがソレで」
S嬢 :「やっぱり日本泳法って大事なんだねー。ねー?」
W嬢 :「本当だねー。ならないけど…
(⌒▽⌒)アハハ!

おっと。
まだワタクシはダメヘビーローテーションが終わってませんよ?

W嬢に声をかけられる前は諸手伸で帰ってきてたから、次は片手抜か。

上級:「おッ。yutahaさん。今年の総会に参加しないの?」
me :「いつです?」
上級:「23日。今年受けるんでしょ?練士」
me :「そのレベルに持っていけてないから、練習してるんですよゥ
(・ω・`)
上級:「今年受けられるんだっけ?練士って」
me :「今年からですかね~…受けられるのかなぁ??」
上級:「
校長先生、なんて言ってるの?」
me :「深いところで
諸手抜ができていない状態なので、その話はしないで?」
上級:「
(⌒▽⌒)アハハ!ガンバレ、游士!」

まてまてヾ(・ω・o)
游士クラスで諸手抜をやるヒト、そんなにいないでしょ笑
昨日T嬢のバタフライを頼まれるがままに見ておりましたら。

T嬢 :「ねぇ。ウ○チが浮いてるよねぇ?」
me :「へ??!」
T嬢 :「水の中にプカプカ浮いてるの、ウ○チじゃない?」
me :「浮かせようと思って浮かさられるものでもないですよね?」
T嬢 :「でもホラ。見てみてー?あるでしょう?」
me :「ウ○チじゃないかもしれないけど、なにかありますね」
T嬢 :「どうしよう?」

おろおろしてても解決しないので、監視スタッフにウ○チが浮いてるという訴えがあること。
ついては、それを除去するために掬う網のようなものを貸して貰えないか、と交渉。

監視スタッフ、慌てて網を持ってきて「ハイ」とワタクシに手渡す。
それで、アソコだココだとやんややんや周囲から指示を受けつつ、
大きな網を持って捕り物を行うわけですが、監視スタッフはそれを見てるだけ。
ワタクシが掬い上げたものを出し、別な網を要求すると、それを差し出す…の繰り返し。

よしよし。
大広間は大分片づいた。
チョッと安堵したところへ、伯爵夫人の口から爆弾発言が。
「え?終わっちゃうの??コースの真ん中にでっかいのが浮いてたよ?」

それを聞いた監視スタッフ。
黙ってワタクシに網を差し出すわけですが、流石にコースに入るには抵抗がある。
てゆーか、なんでワタクシがどぶさらいのような行為をしなきゃならんのだ。
ワタクシが浮かせた物体じゃないんだけど??と思っていたところへ館長さんが登場。

曰く「誰かが水を飲んだときに戻しちゃったみたいで、海苔とウインナーでした」と。

正体が分かったところで気分的にいいものではないため、一斉に退出。

---

そんなこともありましたが、本日は教室プールで春の日本泳法教室初日。
受付でスタッフさんに「ホームプールで青年がモッテモテ!」と話すと、
教室プールのスタッフさんが「あれ、イケメンなのかなぁ?」と複数名が笑って対応。

今回の教室生徒数は13名。
元国体選手翁が不在なのがサミシイが、新規の顔ぶれもあり。

その教室終了後。
肌寒い感じがして、今日はホットココアを啜っていますと校長先生登場。

先生:「うーん。なかなか新しい、何も知らないヒトに教えるのは難しいね!」
me :「なにかありましたか?」
先生:「こうするんだよ、やってごらんって言ってもやれない」
me :「自分も自分の動きが見えてないですし、訊いた方もやってるつもりですしね」
先生:「そーやんだ。で、身体に触れるにも『セクハラじゃないですよ』と言わんばねーろ」
me :「身体を預けるんですから、そんなん断らなくてもいいのでは?」
先生:「うーん。何年か前に××スイミングで、小学生を教えてるコーチが居たんさ。
で、そのコーチはこどもが騒ぐから、ちょっと動きを抑えたんさね。
そしたら上から見てた女親が裁判に訴えてさー。その後そのコーチがどうなったか知らねけど」
me :「親の欲目を差し引いてもコーチが欲情しそうなこどもさんだったんですかね?」
先生:「ワカンネ!でも、そういうのがあって指導員の間で頻繁に気を付けましょうと」
me :「例えば、ぶつかりそうになるときに、手足を引っ張って助けることもできない、と?」
先生:「そーやんだ。だっけ、そういうのを気にしないといけねっけさー」
me :「水が怖くないとか、浮けるとか…」
先生:「最低限水慣れしてるとかでないと、正直教えるのはキビシイ!」
me :「さみしい話だ…」
先生:「うん…」

女性の水泳指導員が男性生徒の身体に触れてもお咎めなし。
それが男性水泳指導員になると、なぜお咎めとなるのか。

間尺に合わない思いもしましたけれど、本日一番の収穫はといいますと、
『水深の深い場所での諸手抜はマダマダ』というのがわかった点につきます。

ほかに、拷伸諸手伸の際にヤハリ腰が引け気味になるというところも、ですね。