2023年を振り返る。 | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

2023年もいよいよ大晦日。

今年も、恒例の『2023年を振り返る』で締めくくりたいと思います。

 

今年を振り返ってみると、例年にも増して、イベントが多い年でした。『え、このイベントも今年だったのか。』と驚いてしまうほどの充実度です。

 

特に、クラブ・デローザ・クラシケ主催のイベントが多く、ヴィンテージ・デローザライドが5回、ヨコオカフェでのクラシックDE ROSAウィークが2回、さらに『CLASSIC  DE ROSA』の著者 アンドレア・ボンファンティ氏の来日交歓会など、非常に充実した1年でした。おかげでデローザ愛好者の輪も広がって、皆さんの愛車をたくさんご紹介することができました。

 

 

中でも特に印象に残っているのは、4月のウーゴ氏追悼ライドです。もともとは巨匠ウーゴ・デローザ氏の89歳の誕生日祝いとして企画されたライドですが、直前の訃報で、一転、悲しみの追悼ライドとなってしまいました。

 

 

デローザライド以外にも、今年で3周年を迎えたCVR(千葉ヴィンテージライド)では、マニア度の高い皆さんのバラエティに富んだ自転車から、いつも刺激をもらっています。

 

 

伊豆での初開催となった5月のエロイカ・ジャパン、10月に諏訪で開催されたFrench Vélo Meetingは、いずれも雨に降られてしまいました。どちらも、主催者はじめ多くの方のご尽力で開かれている大きなイベントですが、天気ばかりはどうしようもないですね。来年に期待したいと思います。

 

 

春と秋のサイクルフリマは、最近ますます充実してきました。関戸橋、京王閣、荒サイなどの定番フリマだけでなく、立川市の『自転車のみの市』など新しいフリマも加わって回数も増え、コロナ禍が明けて参加者の数もぐっと増えた感じがします。

 

 

さて、イベント以外では、ショップ紹介の記事も多くの方に読まれていますが、今年最大のニュースは、シミズサイクルの閉店・廃業です。私が50年間通ったホームグラウンドがついに無くなってしまいました。今は、寂しさとともに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

また、数年ぶりに京都のアイズバイシクルを訪問できたことも今年のトピックスです。美しいグランボアの自転車と店内の洗練された空間は忘れられません。

 

 

サイクルショップではありませんが、自転車マニアのマスターが経営する百合ヶ丘のカフェバー 轍(WADACHI)は本当に素敵な店でした。また行きたいですね。

 

 

その他、今年は私の愛車ラーレー・コンペティションの誕生50周年で、我が家に来てから20周年という記念すべき年でした。夏休みに徹底的な磨き込みをやったので、今でもピカピカの状態です。

 

 

さて、年間を通じて皆さんに一番多く読まれた記事は『ハンドルステムが抜けない!(固着ステムの抜き方)』で、次が『ブルプロサドルの細かいひび割れ修復にリノベイターを使ってみる。』というメンテナンス関係の記事でした。同じ悩みを持っている方が多いということですね。

 

 

この他、今年の記事の中で多くの方に読んでいただいたのは、『サコッシュは "sacoche"ではない。』という記事です。フランス語、イタリア語、英語ともに、サコッシュのことはミュゼット(musette)と呼ぶという内容ですが、海外サイトで検索する時に"sacoche"だとヒットしないケースがあるのかもしれませんね。

 

 

最後に、私個人のお気に入りの記事をご紹介します。

それは『クイックレリーズのレバーの角度を調べてみた。』と『シートピラーの長さを調べてみた。』という『調べてみたシリーズ』です。

普段あまり気にしなかったことについて、皆さんがどうしているのか実際に調べてみると、意外に新鮮な発見がありました。また機会があれば、やってみたいと思います。

 

 

今年もチクリ・ラ・ベレッツァのブログをご愛読いただき、ありがとうございました。来年も、皆さんにより喜んでいただけるような記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

では、良い年をお迎えください。