3日目。10/18（水）。
朝から向かったのは’부소산성（扶蘇山城／プソサンソン）’の麓にある
‘부여관북문화공간（扶余官北文化空間／プヨクァンブクムヌアゴンガン）’。
扶蘇山城は百済を象徴する山（砦）。
「百済歴史遺跡地区」に含まれる一帯は2015年にユネスコ世界文化遺産にも登録されました。
麓には総合観光案内所があります。
案内所を背にして右側に行くと扶余官北文化空間です。
日本式家屋や朝鮮戦争後の古い家をリノベーションして、ギャラリーや資料館として一般開放されています。
この一角だけ昭和の町っぽいです。
各家屋の規模は小さいながらも、たくさんのパネルや写真が展示されていました。
ここからまた一旦バスに乗り、扶蘇山城の白馬江側に移動。
なんと、遊覧船に乗ることに!!
‘구드레선착장（クドゥレ船着場／クドゥレソンジャクジャン）’
一同テンションUP。
百済の帆船を模した
‘고란사유람선（皐蘭寺遊覧船／コランサユラムソン）’
時代劇みたい!!
いざ出港。
船は男のロマン、でしょうか。
観光案内所とは反対側から見た扶蘇山城。
船着場が見えてきました。
矢印のところが‘낙화암（落花岩／ナッカアム）’。
落花岩は、百済滅亡時に追い詰められた多くの宮女たちがこの断崖絶壁から白馬江に身を投げたという悲しい場所です。
その様子がまるで花が散って行く姿のように見えたことから落花岩と呼ばれるようになりました。
その数3,000人とされていますが正確な数は不明。それでも多くの宮女が命を絶ちました。
着きました。
こちら側から登るとすぐに‘고란사（皐蘭寺／コランサ）’があります。
この寺院についての記録ははっきりと残っておらず、王の休息所（東屋）や王宮施設の一つだったのか、落花岩で自害した宮女たちの慰霊場所だったのかなどと色々な推測があります。
現在の建物は1797年に扶余の恩山にあった崇角寺を移転したものだそうです。
深い木々の緑の中で鮮やかに映えます。
中では読経中。
（マイクで外まで大きく聞こえるようになっています。
）
ここを右から裏手に回ると‘고란정（皐蘭亭／コランジョン）’
この寺の裏の岩場から水が湧き出ていて、薬水として昔から飲まれていたそうです。
当時の王は、ここにしか生息していない皐蘭草という葉を浮かべて毎朝飲んでいたと言い伝えられています。
写真が暗いですが、水が湧いているのが見えますか。
「この薬水を1杯飲むと3年若返る」と伝えられていて、みんなでこぞって飲みました。
落花岩や反対側へも歩いて行けますが、また船に乗って戻りました。
船着場には見たことないこんな魚がいっぱい。
写真ではわかりにくいですが、濃いグレーの体に赤い目をしています。
‘눈불개（ヌンブルケ）’というコイ科の魚で、漢江にも生息しているそうです。
白馬江クルーズを満喫した後は、美味しいもの目指します。
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’부소산성（扶蘇山城／プソサンソン）’
住所：忠清南道 扶余郡 扶余邑 官北里 山1
（충청남도 부여군 부여읍 관북리 산1）
＜道路名住所＞
忠清南道 扶余郡 扶蘇路 31
（충청남도 부여군 부소로 31）
コネスト様HPにも詳細が紹介されています。
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プランネット様HPから「韓国・忠清南道のトラベル応援マガジン〜CN story〜」がご覧いただけます。
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【忠清道】視察旅行レポート
（1日目）【忠清南道】
（2日目）
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