【忠清南道】1日目①〜新平醸造場でマッコリ作り〜 | カラフル韓国パワフルKOREA〜旅とわたしと韓国語〜

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他にも韓国関連などいろいろ書いてます。
勉強中ゆえ、間違いもご愛嬌(^^;;

【충청남도(忠清南道/チュンチョンナムド)】

 

仁川から途中休憩をはさみつつ向かったのは忠清南道 ‘당진시(唐津市/タンジンシ)’

こちらにある老舗の醸造所へおじゃましました。

‘백련 양조문화원(白蓮醸造文化院/ペンニョン ヤンジョムヌアウォン)’

 

1933年創業の‘신평 양조장(新平醸造場/シンピョン ヤンジョジャン)’が2015年に開いた、マッコリに関するいろいろな体験ができる施設。

赤い屋根と黄色い壁が可愛らしいです。

醸造場はこの隣にあります。

 

入口では、2代目・3代目そろってお出迎えいただきました。

 

入口には販売コーナー、その奥に進むとワークショップコーナーが。

おおお!!!キラキラ(オレンジ)キラキラ(オレンジ)

おしゃれで綺麗なレストランのような空間!!お願い

ここで今日はマッコリ作りを体験することに。わーい

楽しみで小躍り。

 

まずはごあいさつ。

2代目‘김 용세(キム・ヨンセ)’さん。

 

若き3代目!!なんと以前はサムスン社員だったそうです!!

そしてすでに4代目(になるであろう小さな息子さん)もいらっしゃいます。

 

スライドで韓国内の酒や醸造場の歴史の説明。

そしてこれからの展望もお話しいただきました。

【韓国の3大代表伝統酒】

マッコリ/薬酒/焼酎

 

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米を糖化・発酵

(2〜3週間)

막걸리(マッコリ)

(さらに3ヶ月)透明化

약주(薬酒)・청주(清酒)

(蒸留)

전통주(伝統焼酎)・고도주(高度酒)

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‘막걸리(マッコルリ)’

発音は「マッコルリ」ですが、他表記はわかりやすく「マッコリ」で統一しています。

米、小麦、ジャガイモなどを蒸し乾燥、そこに水•麹を加えて発酵させ、濾したもの。

マッコリは昔から庶民の酒として親しまれ、薬酒や清酒は両班(貴族)の酒でした。

 

唐津は米の生産量が韓国一、そして海にも囲まれた環境から、醸造に適した場所でもあるそうです。

ここ新平醸造場では、米を原料にしたマッコリ4種類が作られています。

国内のマッコリの90%は輸入米、残り10%は国産米でも古米を使っていることがほとんどだとか。

そんな中でも、新平醸造場は収穫1ヶ月以内の新米のみを使用しています。

 

そして一番の特徴は名前の通り、白蓮の葉蓮の葉を使っていること。

2代目と親交がある某お寺の住職さんから白蓮の葉のお茶を教えてもらい、そこで思いついたのだそうです。

白蓮を配合することで、風味だけでなく健康にも美容にもいい効果があります。

抗酸化作用も!!(法律上、あまり効能を表記できません)

 

効能の説明中の2代目。

そして、今回通訳とガイドとしてご同行いただいた、加来紗緒里(ジャヨンミ)さんキラキラ(オレンジ)

 

いろいろと丁寧に説明をいただいた後は、試飲から。

4種類全てのマッコリをいただきました。

↑開封後の写真で恐れ入ります。

それぞれ、全く味が違います!!

 

ここのマッコリは、なんと青瓦台にて大統領の晩餐酒やサムスングループ会長の乾杯酒にも選ばれるほど、名品としての地位を確立されています。まじかるクラウン

 

 

いよいよマッコリ作り体験!!わくわく

お話を聞いている間にも、お米が蒸されるいい香りがしていました。

その蒸しあがったお米を広げて冷まします。

一口いただいてみると、少〜し硬めで美味しかったです。

一同、噛むほど出るお米の風味に感動。

混ぜるしゃもじ?も可愛い形。

 

これを600gずつ計り

(正確には計ってもらい。←Yさんみんなの分をありがとうございました。

 

同量の水、麹と酵母を加え、優しくお米を潰さないようにまんべんなく混ぜ合わせます。

美味しくなーれー。キラキラ(オレンジ)

 

その後、今度はマッコリカクテル作り。

いろいろなリキュールや紅酢などを混ぜ、カラフルなカクテル完成。

他にも赤色カクテルなどいろいろ。

 

体験スペースの横には資料展示スペースもあります。

 

最後に2代目からマッコリにサインをしていただきました。

 

白蓮醸造文化院の周りはこんな所。

左奥の木の向こうが醸造場。

周りには小さな食堂や商店がずらっと並んでいました。

手前には大きなマンションもありますが低い建物がほとんどで、空が広く感じられるような所でした。

 

文化院の裏手には白蓮の栽培畑。

(すでに時期は終わっていましたが。)

 

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大事に持ち帰ったマッコリ。

旅行中の2日目にはすでに発酵の香りが強くなり始めていました。

↓5日目現在。

プクプクと呼吸しているのが可愛いです。

下の方の米は形がなくなってきています。

これからは「マッコリ育成日記」も時々書いていこうかと。笑

 

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新平醸造場は、古き良き製法やコンセプトを守りながらも、時代に沿った新しい提案・発信をしている姿がとても力強くそして印象的でした。

これからもきっと愛され続けるんだろうなと思います。

 

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신평 양조장(新平醸造場)

住所:忠清南道唐津市新平面平路813

(충남 당진시 신평면 신평로 813)

TEL:+82-41-362-6080

 

백련 양조문화원(白蓮醸造文化院)

住所:忠清南道唐津市新平面平路809

(충남 당진시 신평면 신평로 809)

TEL:+82-41-363-9063

 

↓内容や地図などはこちらからご確認ください。

HP:http://bupwha6080.godo.co.kr/shop/main/index.php(韓国語)

白蓮醸造文化院の試飲・観覧、体験プログラムは要予約・団体のみ受付のようです。

また、子供たち参加の場合は酒粕を使ったワークショップとなります。

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新平醸造場は、江南にも直営のマッコリバーが2店舗あるそうです。ウインク

またお店情報はのちほど追記します。

 

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カメラプランネット様HPからも「韓国・忠清南道のトラベル応援マガジン〜CN story〜」がご覧いただけます。

http://www.plan-nets.co.jp

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