ciamemo〜オーストリア・リンツより〜 -455ページ目

はなし言葉

さてさて、前々回の記事のことなど忘れてる方も多いでしょうが、私が「ドイツ語をもうちょっと何とかせねば!」と、少~しだけアンテナを立てた話(^^;

そこでもご紹介した語学大好きNARICITAちゃんの「外国語学習の情報サイト」からドイツ語のカテゴリーで面白いリンクを見つけました!(ってどれもこれもタメになって面白いんだけど)

TUFS言語モジュール
(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)


の中の

「ドイツ語ウィーン方言会話モジュール」!!


やっと話がタイトルに辿り着けそう(笑)。ドイツ語には、私達外国人が習い主に喋る標準ドイツ語と、話し言葉としてのドイツ語、方言としてのドイツ語の三種類があり、私には、この「話し言葉としてのドイツ語」と「方言としてのドイツ語」を聞き取るのが本当に難しい!

この話し言葉と方言の間にも厳格な境目というものが私にもまだイマイチ理解はできてないのだけれど、ドイツ語の多様さというか、旦那さまを観察している限り、私に喋る言葉(標準ドイツ語)以外で、リンツの同僚と喋るとき、グラーツの幼なじみと喋るとき、家族と喋るときなどで全くイントネーションが違います。全く別人のドイツ語みたいだから不思議。(余談ですが、実はこの中で私が一番聞き取りやすいのが、旦那さまが家族と喋るときだったりします!普通、家族とは一番フランクな喋り方なはず。でも、お義母さんもお義姉さんもとーーっても綺麗なドイツ語を喋るんです(私がいなくても)。ただ話のテーマは幅広すぎて、結局内容は理解できずじまいなんですが←オイオイ)

で、私の中では「喋り言葉(&方言)を学習する」というのが難しいと思うのには理由があり、

一つ目は、自分と相手だけの場合、相手はほとんど私が分かるように標準ドイツ語で喋ってくれるからで、

二つ目は、相手が「喋り言葉を喋るとき」というシチュエーションには、相手が複数いることがほとんど、かつその会話のスピードも早い!その会話を遮っていきなり「今の言葉は何!?」と聞くタイミングが難しい。

三つ目は、「文脈を理解し、そこから知らない単語の意味を察する」レベルの話ではなく、すごーーく簡単だったりめちゃくちゃ単純だったりする言葉が、「うそっ!?」と思うような短い言葉に凝縮されているため、推測不可能なことが多い(笑)←もちろん私の場合です


「いっあ~!」

と言われて、それが「Ich auch」だとシチュエーションで分かることもありますが、そんな部類の言葉が何と多いことか・・・ガーン

自分の経験上、一対一では何とかなっても、相手が複数いた場合、つまり相手が話言葉になってしまった場合の自分のドイツ語の理解力は10%にも満たないと思います(^^;

よく外国語の勉強と言うと「喋る」ことに気がいきますが、私の場合は「聞き取り」がダメだと会話も続かないし自分が辛い。聞き取りができているときは、自分がそんなに喋れなくてもストレスがないもんです。かえって相手に色々質問してればいいし(笑)、相手も「喋った」感があって満足してくれるし(←オイオイ)。だから、「喋り言葉の学習」と言っても、自分がそれを喋りたいというよりは、相手の言ったことを理解したいというのが主な理由。

で、NARICITAちゃんの紹介してくれたこのウィーンの方言サイト、旦那さまが聞いたところによると「ちょっと東ドイツっぽい」ところがあるようで、出演している方が少し棒読み的なところもないとは言い切れませんが(笑)、それでも、ウィーンというか、オーストリア独特の表現を学習したり聞き取りするにはとってもいいサイトだと思います!

もちろん見る人によっては「こんなの簡単!」と言うこともあることは重々承知で。その辺は御了承を(^^;。でも、オーストリアに来てドイツ語をある程度学習して、「もっと日常生活レベルに踏み込みたい!」という人には、なかなか興味深いと思います。言っておきますが(って私も言うほど分かってるわけじゃないけれど)、人によっても話し言葉や方言の入り混じり方に差がありますし、これが分かったからって他人の言ってることが分かるようになるわけでもない・・・ような気がします。でもあくまでも参考までということで(笑)

膀胱炎か!?

前回の記事で「また明日!」なんてノンキに書いておきながら、数日も経ってしまってすみませんでした(^^;。

少し膀胱炎になりかけて病院に行って来ました。今は薬を飲んで落ち着いてきています。

膀胱炎は7年前にやったきり。きちんと治して慢性にならないように細心の注意を払ってはいたのですが、疲れたり体の抵抗力が弱まると、歯と一緒で少し疼いてきます(笑)←笑いごとじゃないんだけど

疼いた時点では以前書いた「SOLUBITRAT」という、薬局で買える利尿作用のあるお茶をしこたま飲んで、温かくすればセーフ!なのだけれど、今回は飲んでも飲んでもダメ。違和感も酷くなる一方なので、覚悟を決めて病院に行ってきました。

なのに、今回も膀胱炎の菌はなし!

ただ・・・超音波で腎臓を見たところ、気になる箇所があるらしく、今週精密検査を受けることになりました。


実は7年前の膀胱炎の時も、超音波で腎臓を見てもらってひかっかってます、私(^^;

なんと左の腎臓に影があるって!!!!叫び

当時は精密検査までの間、泣きました泣きました・・・ハイ、もちろん悲劇のヒロインでした(爆)


結局分かったことは、左の腎臓は右の腎臓より2倍くらい大きいこと(爆)

でも、働きも右の2倍くらいだということ。ちゃんと働いていてくれているということで問題なしだそうで、ホッ。生まれつきのものだとうということに落ち着きましたが、その経緯を今回医師に告げたところ、

「それだったら、健康な状態を保っているかどうか、なおさら検査してみた方がいいね」

ということになったのです。先生曰く、腎臓から膀胱へ繋がる尿管(尿道とは違います)がどうやら狭いそうで・・・気が気じゃぁない今日この頃。

それにしても腎臓の大きさがこんなにも違うだとか、鼻の中(鼻腔)の大きさも左右で倍くらい違うだとか、自分の体でも知らないことがこんなにもあるなんて・・・と大人になっても驚くことがいっぱい。


歯科医のジローくんが笑いながら

「30後半にもなってくると、体もボロが出てくる(!)んだよ(笑)」

と言っていましたが、今回の件で、無茶しないで健康管理をしなければ!と再び誓った次第。

ホラ、ブログ書くのって楽しくて楽しくて、もともと夜型+好きなことにはとことんのめりこんじゃうタチだから(^^;

でも実は、無茶していない範囲での睡眠時間だったつもりなんだけど(←その方がショック!)。



毎日の楽しさも、嬉しさも、大変さも、そして涙も・・・それを感じる体があってこそ。



今日はいつもよりもなんだか、普通に日常を過ごせることに感謝の気持ちいっぱいでした☆

はなし言葉

タイトル通りの内容に辿り着くまでにちょっと長くなるけれど(←いつものことじゃんってツッコミはなしね(^^;))、最近よく考えていること。

オーストリアにいるせいもあるかもしれないけれど、周りに日本人で音楽家のお友達や知り合いも多く、その中でママさんになられた方もたくさんいます。

産休制度や保育園、幼稚園、はたまたシッターさんなどの制度が日本より充実しているせいか、そういうバックボーンがある=女性が働くことへの男性陣の理解も日本より深いと思われ、協力的な旦那さんも多く、子供を持ったママさんでもお仕事をしている方がたくさん。

私にも、ぽぽちゃんとタンタンを授かった後で何度か小さなチャンスがありました。でも人に必要とされることの嬉しさ、音楽と関われる嬉しさを味わうと同時に、そのための色々な準備(子供を見てくれる人、練習時間の確保など)、精神的な余裕を考えると、私の中で生活の一部としてコンスタントに続かないものがありました。

その都度、自分自身で決断したつもり。子供の為ではなく自分の為。後悔はありません。そして今も。

でも100%そうかと言われたら、やっぱり多少ぐらつきます。

やっぱりお仕事をしている人は、その間キャリアを積んでいるわけで。お給料も頂いているわけで。

お仕事しているママさんの子供がグレるかと言ったらそうじゃない(笑)って、私の母も働いていたしね。

もちろんそういう人達にとっても毎日が目に見える成果の日々ではないと分かっているのですが、私は毎日家にいて、何か向上しているかしら?お料理、掃除、ちゃんと効率あがってる?家にいる分、子供達と接する時間が取れてる?同じことのくり返しでなく、一つずつ階段のぼってる?って・・・。

静か~な焦りとでも言うのかしら。先月運転のことでかなり凹んだのですが、きっと無意識に焦っていたのもあるかもしれません。

「これでいいのかな」って思う波はたまに来ます。基本的に決断時には納得しているので大きなぐらつきはないのですが、もっと器用だったらなって思うことはあります・・・。(あっでも、「よくやっているよ!」とか慰めて欲しいわけではないので、誤解させてしまったらゴメンナサイ。お気遣いは要りません(笑))



さーつぶやき、終わり(笑)←なんじゃそりゃ(爆)



そんな中、実は昨日、リンツに引っ越して出会ったお友達、NARICITAちゃんのサイトに初めて出会ったんです。

って、彼女の記事数を見るからに、相当前から書いていたようなのですが・・・ガーン(何故今まで気がつかなかったのかしらっ!?)

彼女が語学フリークというか、ドイツ語だけでなくスペイン語も話し、ポルトガル語とフランス語とイタリア語を勉強しているというのは以前聞いていたのですが(ってこれだけでも凄い量だな(笑))、そのレベルがハンパじゃない!



私・・・恥を忍んで告白しますが、オーストリアに住んで早10年、ドイツ語の本を1冊読破できたこと未だにありません(爆)



なのに、すべての言語で数々の本を読んでいるNARICITAちゃん、素敵すぎ虹



本のコメントに「面白くてハマってしまいました!」って、どうやってドイツ語でハマれるのっ!?

一日が終わってグッタリしてパソコンの前に座って、延々と日本語しか見たくない私って・・・と軽く凹むと同時に、オーストリアに来た頃、ドイツ語に対してクワクしていた頃を思い出しました。

もちろんそんな気持ちは在住期間が長くなればなるほど少なくなっていき(^^;、以前に書いたこともあるように、子供が産まれてから私の頭の中は「日本語」一色にガーン

その甲斐あってか(?)子供達は日本語を多少なり話すようにはなりましたが、私の方は・・・母になってから早5年、接するオーストリア人は主に旦那さまのみ。たまに会う旦那さまの家族や数少ない友人達も、私に対しては「私用ドイツ語」、つまり私の知っている単語を駆使してゆっくり喋ってくれるので、不自由していると感じることも少なく、このままでいいと思ってました。

いや、このままでいいとは思っていなかったけれど、ドイツ語に割く時間はリストの一番下の方だったというかガーン

と同時に、私が今直面している問題は、やはりドイツ語が大きいのではないかとハッと気がつきました。


私がオーストリア人のママさんに構えてしまうこと。そのせいでオーストリア人のママさんネットワークが広がらないこと=子供達にも私生活で会うオーストリア人のお友達がなかなかできないこと。

そしてたとえ子供が半分日本人であったとしても、このオーストリアという土地で育つということは、母親である私が、その国や人々をより知ろうとすることが大事であること。知るには、少しでもドイツ語にに興味を持ち、向上しようとすること。

今までの自分は、ドイツ語に対して完全に立ち止まっている状態でした。ドイツ語のスキルとか実際に向上するか如何かが大事ではなく、「その途中にある」、つまり歩いている状態=興味を持っている状態、オーストリアというものに自分が歩みよって行く状態こそが大事なのだと。

オーストリアには、私のように自分の意志でこの国に来て、それから嫁いだ人だけでなく、嫁いだ相手がたまたまオーストリア人だから来たという人も多く、でもそういう人こそ身構えずに、相手の家族や親戚付き合い、子供の教育もしなやかにこなしているような気がします。

私の方は逆に、子供を通して着々とオーストリアに根付いていっているという実感があるものの、同時に自分がこの国で生まれ育ってないことで逆にこれからの不安要素も多く、学校教育などに疑心暗鬼な状態でした。

でも、自分が再びドイツ語に興味を持つことで、何かしらその問題も解消されるのではないかしらと漠然とですが感じました。「なるようになれ!」ってゆったりと身構えられるようになりたいワ♪



・・・とりあえずNARICITAちゃんところのドイツ語カテゴリーを全部読もうっと(笑)←アレ?ドイツ語じゃないの?というツッコミはさておき(^^;

ドイツ語に対するワクワク気分を思い出させてくれたNARICITAちゃん、ありがとう!!!ニコニコ



結局タイトルの内容に辿り着けなかったので、続きは明日に(^^;

初心者

ぐっふっふっふ(笑)

先週、旦那さまが車で買い物から帰って来て

「喜んでいいよ。ボク、今、車をぶつけてきた」

ですって(爆)


もちろん妻の鏡である私は、喜びもせずにまず

「ええっ!?アナタの体は大丈夫だった?」

と聞きましたとも!!!←嘘です(爆)



旦那さまが縦列駐車をしようとバックした際に、前に止まっていたトラックにぶつかってしまったそう。

もちろん運転ベテランな旦那さま。駐車するときもかなりの速度を出すので、気づいたときには既に遅し。ドア一枚分に一直線の深ーいひっかき傷がガーン

しかもたまたまトラックに乗っていたと思われる二人がその場で談笑しており、運の悪いことに旦那さまは一部始終を彼らに目撃されちゃったと言うわけあせる

幸いというか、トラックの方は彼ら個人のではなく市の持ち物だったそうで、しかも目立つ損傷はなし。旦那さまは一応お詫びと電話番号を渡そうとしたそうですが(こちらでは、揉めない限り軽い車の損傷程度は示談で収めるそう)、「いいよ、いいよ」で終わったとのこと。


旦那さま、もちろん彼らには

「運転してから20年間、一度も擦ったりぶつけたりしたことなかったんですけどね・・・」

と悔し紛れ(?)に言ったそうで。ま、それは後の祭りっていうもんですがね(笑)


そんな彼が帰り際に運転していてハッと気がついたこと。





私の初心者マークがバッチリついていたままだった叫び






思いっきり笑わせてもらいました(笑)




私は相変わらず毎朝お腹を下してますが(爆)、精神的負担もないわけじゃないですが、でも確実に毎日運転しているので、ホンの少しずつだけれど技術がついてきているように思います。それが少しずつ自信に繋がればいいのだけれど。

それでも時間的に追われていたり、余裕がなかったりすると、あっという間にド下手な人になってしまうから自分でも不思議(笑)

音楽でもそうだけれど、自信があるとか不安があるとかで、持っているもの以上になったり半分以下になってしまったりするのよね。

でも旦那さまの事件でちょっと気が楽になったのでした(笑)

久しぶりに【BUTLERS】

先週久しぶりにBUTLERSに行って、ずっとずっと気になっていたものをついに買いました☆

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【クッキーの型】

旦那さまが、食後にコーヒーを入れて、何か甘いものを一口探すんです。チョコレートでもクッキーでも。

それを持って食後の休憩に自分の部屋へ行くのですが、この型だったら便利かなと思って。

どう便利かって?まぁ見ていて下さい(笑)

旦那さまの一番好きなショートブレッドを早速この型で焼いてみることにしました↓
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ショートブレッドって、卵を使わないから材料揃えるのも簡単!型抜きも、厚さがあるのであっという間に生地がなくなるしで、作る方にも嬉しいレシピです。レシピはココ(クックパッドより)☆

私はいつも250gのバターを使い切りたくて、それに合わせて他の材料の割合も増やし、薄力粉+コーンスターチ(割合はお好みで)で425g、お砂糖125g(無塩バターを使うかわりに塩ひとつまみプラス)で作っています。

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できあがり

旦那さまには甘みが足りないようなので、最後に粉砂糖を。

これをね、コップにかけると・・・

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天使の羽のできあがり~♪


ってハシャいでるのは、実は私1人だけでした(爆)

旦那さま曰く、「飲む時に邪魔」だそうで。そりゃごもっともガーン


だいたい1回の量で、これだけできます↓
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半分、レモンの皮のすりおろしとレモン汁を入れたレモン風味のショートブレッドを作ってみたんだけれど、ショートブレッドの良さであるバターの風味が消されてしまいました叫びやっぱりプレーンが一番なのね。

ちなみにこのガラスのキャニスター、作ったクッキーやマドレーヌなんかを見た目良く保存したいと購入したのですが・・・
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こんなに乾燥しているオーストリア(我が家の冬場は湿度20%以下)では、かえってキャニスターの中に入れておいた方が湿っけてしまうことが発覚叫び全く訳に立たず。あ、今日はciaコレ2品も紹介しちゃったドキドキ


そうそう、なんとBUTLERSで、レンゲを発見!!

日本でもあれこれ探したのですが、どうもピン!とくるものがなく・・・一つ99セントだったので、とりあえずの品として衝動買いしちゃいました。

レンゲといえば・・・中華丼!←ちょっと無理矢理?ガーン

とは言ってもまたまたクックパッドで発見したお手軽レシピです。
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材料はあるものだけで。でも以前書いたMerkurにあるうずらの卵を奮発したら「いかにも!」って感じの見栄えになりました♪自己満足(笑)

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食欲の秋。体も重い。

でもでも・・・食べることが楽しいって有り難いことだよね。そこまで精神的に余裕があるということに感謝しなくては(そしてその後体重計に乗って後悔!?(^^;)。