ここのところ、お子さまの不登校についてのご相談を承ることが続いています。
その中で、クライアントさまから、
「子どもが不登校になった原因は、○○のせいではないかと思うのですが・・・。」
という言葉を、しばしば聞きます。
「この問題の原因は、お前だ-!」
という思考になってしまっている方、とても多いです。
この考えに囚われてしまうと、すごく苦しい。
あのね。
不登校に原因なんてないです。
加害者も悪者も犯人も、いません。
現実は当事者の需要と供給で創られるため、
様々なバランスの中で、「現象」として「不登校」が起きているだけです。
お子さまの不登校問題は、家族のバランスが崩れていることの現れ。
だから、バランスを整えればいいのです。
誰が原因とか、誰が問題とか、
何が原因とか、何が問題とか、
ではないのです。
母親、父親、子ども、などの家族や近い関係の人たちのバランスが、
アンバランスになっているだけなのです。
誰かが、そのバランスを変えれば、必ず変化が起きます。
気づいた人が、バランスを変えれば良いのです。
例えば、母親である自分が、カウンセリングで自分の中に持っている根っこに気づいて、これを解消する。
それによって、自分の意識や行動が変わります。
自分が変化することで、家族のバランスや関係性に、これまでとは違う変化が起きます。
それによって、ご主人やお子さまの意識や行動も変化します。
自分が変われば、現実が変わる。
というのは、こういう仕組みなのです。
わたしが悪いから、
わたしが原因だから、
わたしを変える必要がある、ではないのです。
そして、もちろん
あの人が悪いから、
あの人が原因だから、
あの人を変える必要がある、でもないのです。
どんな問題も、
そうやって自分を変えることで、
これまでとバランスを変えることによって、
現実や相手に変化が起きるという仕組みを使って、解決できます。
何を変えたら、正負のバランスが良くなるか。
マイナスに偏り過ぎている部分はどこか。
気づいた人が、意識と行動を変えていけば良いのです。
あるクライアントさまは、自分の母親との確執のブロックに気づき解消しました。
それによって、義理の両親との関係性もとても良くなり、どちらの両親に対しても、言いたいことを率直に言えるよう、関係が変わりました。
そうしたら、お子さまが学校に通えるようになり、大声で笑うようになり、反抗期らしきものも出てきた、という事例がありました。
お子さま自身は何も変わっていません。
お母さんの意識と行動が変化し、家族のバランスが変わったことで、今までとは違う化学変化が起きた。
ひとりが変わることで、全体の関係性が変わります。
誰が、何が、問題の元凶なのか、ということではなく、
誰かが勇気を出して、今までのパターンを崩せばいい。
1回のカウンセリングでは、表面的な問題の悩みの根っこしか解消できないことが多いため、
悩みの深い根っこ(ブロック)をしっかり解消できる3回コースを作りました。
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