先日、ものすごーく腹が立つことがありました。
その時のことと、怒りを抑え込んではいけない理由については、この記事に書きました↓
愚痴は存分にお言いなさい
この記事でもお伝えしましたように、
怒りを理性で抑え込むと、
怒りが潜在意識（無意識）に潜り込んでしまい、
怒りエネルギーが30倍以上に増えてしまいます。
これを防ぐためには、
しっかりと自分の中から怒りを出すことが大切です。
怒りを自分の中から出す方法は、
相手に直接伝えるかどうかは、重要ではありません。
自分の中で無かったことにせず、
怒りが湧いたことをしっかりと受け止めた上で、
外に出し切れれば、どんな形でもＯＫです。
その手段のひとつとして有効なのが、
感情をノートに書き出す作業です。
ノートに、感情の赴くままに書き殴っていくのです。
ありとあらゆる言葉やフレーズを、湧いて来るままに書き殴っていきます。
湧いてきた言葉やフレーズが、
どんな罵詈雑言であっても、
非人道的な言葉だったとしても、
それをジャッジして抑え込まないこと。
そのノートは誰にも見せません。
自分の中に湧いてくるものを、
洗いざらい包み隠さず書きだしていきます。
どす黒い思いが湧く自分も、自分の一部です。
自分にまで、本当の自分のかけらを隠さない。
自分にまで嘘をつくのはやめましょう。
もう湧いてくる言葉が出てこない状態まで書き続けると、
ただ紙に書き出しただけですが、ずいぶんこころは落ち着きます。
書くのが一段落したら、
落ち着いたこころで客観的に、
自分の書いた言葉やフレーズを読み直してみます。
すると、
重複する言葉
似たようなフレーズ
が、たくさんあることに気づきます。
これが、
自分の中に埋まってる地雷
怒りポイント
なのです。
わたしの場合は、
「結局わたしのせいにしたいんだね」
「わたしが悪いの？」
これらと類似するフレーズが、とても多いことに気づきました。
なるほど。
起きている現実をわたしのせいにされたことに、
わたしはとても腹が立ったようです。
こころの中に埋まってる地雷の原材料は、
勘違いと思い込みです。
自分の中に、どんな勘違いと思い込みがあるのかを見つけられると、地雷を撤去できます。
わたしの場合ですと、
なぜ、わたしのせいにされたらそんなに嫌なのだろう？
わたしのせいにされると、どうなると思っているのだろう？
この部分を具体的にすると良いのです。
まぁ、濡れ衣着せれたら、誰でもふつうに嫌だろうけれど（笑）
あえて、なんで？と突っ込んで掘り下げてみましょう。
◆わたしのせいにされると何が嫌？
わたしが悪いと責められていると感じて悔しいから。
◆どうして悔しい？
本当は違うのに、最初からわたしを信じるつもりもないんだ、と感じる。
わたしは、信じてもらえる価値がない人間だと感じるから。
◆その人に信じてもらえなかったら、本当にわたしは価値がないのか？
そんなことはない。
その人がわたしのことをどう思おうが、わたしは自分のすべきことをしていけばよい。
わたしの価値は、その人が決めるものではない。
こんな風に、自分の思いと感情を掘っていき、
具体的に真実を見ていくことで、
濡れ衣を着せられる≠自分の価値が下がる
と、無意識に思い込んでいたことに因果関係がないことを、
しっかりと理解することができます。
すると、次に同じように、わたしのせいにされたとき、
今までほど怒り心頭にはならなくなります。
あーそう思ってるんだー。
あなたがそう思ってるだけで、わたしのせいじゃないし～。
と、スルーできるようになります。
このノートに書き出す方法は、
怒りだけではなく、
マイナス感情を感じたとき全てに有効です。
よかったら、試してみて下さいね(*^_^*)
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