和解殺す気…いや、若い頃好きだったスーパーヒロイン | チョッキーQ.の『ハロプロ物語 feat. 工藤 遥』

チョッキーQ.の『ハロプロ物語 feat. 工藤 遥』

モーニング娘。を中心としたハロプロに関して自分が思ったことを、日記ではなくエッセイ風のまとまった文章でUPしています。
(鞘師里保と工藤遥の”卒業”など)

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(普段どんな文章を書いていれば、こんな物騒なmiss変換になるんだ?^^;)

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」も3話目になり、パトレンも含めた6人のキャラクターが次第に明らかになってきた。

 

パトレン3号の明神つかさは体育会系女子で、普段は男っぽい言葉で話しているので、むしろ普段の工藤遥に似ている感じがする。特にハロプロエッグ時代の、先輩に対して「あざぁーっす!」などと言っていた頃の彼女に。。
それにしても国際警察も忙しい。ゆっくりランチしている暇もないとは。。(笑)
なお、パトレン1号朝加圭一郎がルパンレッド夜野魁利に「どこかで会ったことないか?」と言って魁利が「さあ?記憶にないっスねぇ」ととぼけていたが、第1話の冒頭の公園シーンで会っている。(「予告する!…お兄さん、それ外すよ」というシーン)どうやら魁利の記憶だけ行方不明だったようだ。(^ε^)

 

パトレン2号/陽川咲也が初美花をナンパしたら、案の定体育会系女子のつかさがイラッとして立ち上がった。その後、画面には映らなかったがつかさが咲也を「チャラチャラしやがって!」とばかりに締めている音声には笑った。
おそらく初美花はあんなチャラい男は相手にしないだろう。私の予想では初美花の目に写っているのは違う男性…いや、ヌッくんではない!(^_^;)…あ、でもそれが一番面白いかも。あれだけイケメンが揃っているのに誰も眼中になくてコグレのオトナの渋さに惹かれたりとか(笑)。

 

先週の「モー女。」は羽賀朱音ちゃんがゲストでさっそくルパパトトークが炸裂していた。
その中で譜久村さんが言っていた「どぅーって側宙できなかったよね?でも(ドラマ中で)やってたよね?」と言っていたのは第1話の赤外線センサーをアクロバットでかわすシーンのことだと思うが、あれはさすがに工藤遥が自分で演じたのではないと思う。たしかに変身前の初美花ではあったが、後ろ向きで顔が見えないようにしていたので。

以前、工藤遥のブログに書いてあったが、彼女のスーツアクトレスの下園愛弓さんは変身する前の早見初美花のスタントもやるため、この仕事のために長かった髪をバッサリと工藤さんと同じショートカットにしたそうだ。
だからあのシーンは3人ともスタントが演じていたのだと思う。(だいたい工藤遥はともかく、他の2人にアクロバット経験があるとは思えない^^;)


さてその工藤遥だが、ルパンイエローを演じる彼女を見ていて、思い出した人が一人いる。
それは遠い昔、「科学戦隊ダイナマン」という戦隊シリーズの初期の頃の作品でダイナピンク立花レイを演じた萩原左代子である。
戦隊物の歴史に詳しい人なら「またえらく古いものを!」と思うだろうが、放映されたのは1983年というからもちろん工藤遥はまだこの世に影も形もない。だいたい彼女のご両親が子供の頃に見ていたかもしれない時代である。
なぜそんな古い人を思い出したかと言うと、彼女が自分にとって今まで最高の戦隊ヒロインであり、憧れの存在だったからだ。

 

 

萩原左代子の演じるダイナピンク立花レイはとにかくカッコよかった。
それまでの特撮ドラマの女性隊員の役目と言えば、フォロー役が主で時には敵に人質にされたりなど守られる存在という設定が多かったが、そんなイメージを完全にひっくり返したのが萩原左代子のダイナピンク立花レイだった。
サーベルを武器に戦う彼女はチームの中でももっとも戦闘的で正義感にあふれた強さを持っている女性だった。
見た目はアイドルっぽい可愛い顔をしているが、戦闘になると「ハートの戦士ダイナピンクが許さない!」と言って敵をにらみつけるその表情はりりしくてカッコよかった。普段の服装は動きやすいショートパンツで、そこから伸びた脚を思い切り振り上げるキックなど、素顔のアクションシーンも難なくこなした。
可愛さとカッコよさを兼ね備えていて、髪型は短くボーイッシュなボブヘアーで声は低くハスキーだった。
…そう。毎度のことながら、やはり私が好きだった女性というと工藤遥タイプが多いのだ(笑)。

 

ただちょっと違うのは、萩原左代子は名乗りのシーンでもハスキーボイスだったが工藤遥のルパンイエローは名乗りシーンでは意外と高い声を出している。
やはり6年間歌手としての修業をしてきたので、高い音域も出そうと思えば出るのだ。今の早見初美花は可愛らしさを前面に出しているようなので、わざと高くて可愛い声を出しているようだ。
それに対して萩原左代子の立花レイは最初の登場シーンからして、弾北斗(ダイナレッド)のバイクに飛び乗って「早く!なにボヤボヤしてるの!」と敵を追うよううながすなど、ボーイッシュでお転婆な面を前面に出していた。

 

この萩原左代子のダイナピンク立花レイが私にとって何十年もの間(なにせそれ以後の戦隊ものはほとんど見ていないので^^;)最高のスーパーヒロインだった。
しかしとうとうそのイメージが更新される時がやって来たと思う。実際、工藤遥がス-パー戦隊のヒロインを演りたがっていると聞いた時から、自分の中で萩原左代子のイメージを越えるスーパーヒロインになれるのは彼女しかいないと思っていた。

 

 

モデル出身の萩原左代子よりも身体能力的にはダンスも殺陣もやってきた工藤遥の方が上だろうから、今後のアクションシーンでよりカッコいい姿を見せてくれるような期待が持てる。

 

萩原左代子はモデル出身なのでスタイルがよかったが、しかしその点では工藤遥も負けてはいない。
牧野真莉愛や浜浦彩乃のように成長期に急激に身長が伸びた人は手足が長くなる傾向がある。工藤遥も加入当時は一番小さかったのが2,3年ほどでかなり背が高くなっているので、あの2人ほどではないが手足がそこそこ長い。
だからルパンイエローに変身するシーンを見れば分かる通り彼女もまたスタイルがよく、真っ直ぐに立った姿がカッコいいのだ。(おそらくそれもオーディションで選ばれた理由だろう)いや、胸が小さいのは子供向けドラマでは関係ない。…あ、また「うるせー!」というハスキーな声が。。テレパシー?(笑)

 

それに立花レイはドラマの設定では18歳になっていたが、実際の萩原左代子はこの時すでに二十歳だった。
しかし工藤遥は正真正銘の18歳だし、ドラマ上と同じく現役女子高校生だ。(少なくとも3月までは)
先にも述べたように今は可愛くてちょっとコミカルな面を出していて、ザコキャラとの戦いのシーンでも「よっと」「よーいしょっと!」などとふざけたような軽めのアフレコをしているが、大事な親友を助けるために自ら進んで戦いに身を投じている訳だから、早見初美花という女性も本来はやはり相当な強い心と覚悟を持っているのではと思われる。
だから今後の展開では彼女にもそういう強さとカッコよさを発揮する場面が見られるんじゃないかと大いに期待している。

 

 

ところで来週の放送ではどうやらパトレン3号明神つかさのフィーチャー回になるようで、予告編では「密室から人が消えた」などと言っていたが…

 

    予告する!5キラキラ

 

本格ミステリーに出てくるような凝った密室トリックはないだろう。

 

まあそりゃぁ、異次元空間から簡単に出現したり消えたりする世界だからね。密室物ミステリーだったらアンフェアもいいとこ(笑)。

 

 

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