『あの夜を覚えてる』とその他の話など。。 | チョッキーQ.の『ハロプロ物語 feat. 工藤 遥』

チョッキーQ.の『ハロプロ物語 feat. 工藤 遥』

モーニング娘。を中心としたハロプロに関して自分が思ったことを、日記ではなくエッセイ風のまとまった文章でUPしています。
(鞘師里保と工藤遥の”卒業”など)


3月はまた”工藤月間”とも言うべき、工藤遥の活躍がいろんな所で見られる月だった。ラブラブ
中でも一番大きな仕事は20,27日のオールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』だろう。キラキラ
生配信舞台という新しい試みで、しかもその舞台が24時間稼働中のニッポン放送の社屋という無謀ともいえるような企画だった。
なにしろ生なのでミスやハプニングはそのまま配信されてしまうし、他のスタジオではニッポン放送の社員が普通に仕事をしている。こんな世界情勢だからいつ何時ウクライナ情勢にも大きな変化があるかわからないし、先日のような大きな地震が起きる可能性もある。そうなったら放送局の中は蜂の巣をつついたようなあわただしい状態になって生配信舞台どころではなくなるだろう。アセアセ汗
そんな大きな不安を抱えたまま、とにかく20,27の両日の公演はなんとか無事に終了した。
まずはこの企画をやり遂げた制作スタッフと出演者たちに大きな拍手を送りたい。拍手

 


内容は藤尾涼太という俳優が担当する「藤尾涼太のオールナイトニッポン」が100回目を迎えた記念の放送で突然番組降板を発表して周りのスタッフをあたふたさせる。特に彼の番組のファンでラジオの仕事を始めたADの植村杏奈(髙橋ひかる)は驚くと同時に藤尾涼太の秘密を知ってショックを受けるところまでが前半。
後半はその2年後の話で、ディレクターに昇格した杏奈は担当するオールナイトニッポンのパーソナリティーが体調不良で急遽その日のうちに代役を探さなければならなくなるが、さんざん悩んだ末に2年前に自分から降板した藤尾涼太に再び声をかけるというお話。晴れ

工藤遥の出番は後半からで、ディレクターの杏奈の下で修行するAD相原萌花の役だった。そして「ルパパト」で共演した入江甚儀は前半では”イエスマン龍”というラジオネームだけ登場したハガキ職人だったが後半では新人放送作家としてオールナイトニッポンを担当する役だった。
この2人の絡みが「ルパパト」を観ていた人には特に面白かった。「ルパパト」ではルパンイエロー/早見初美花が宿敵ザミーゴ・デルマを上から目線でイジりまくるなんてシーンはあり得なかったから。乙女のトキメキ



20日と27日の公演で違いはいくつかあったが、私が気になったのはディレクターの杏奈が藤尾涼太に代役のオファーをする場面でマネージャーの小園(鳴海唯)に電話するシーンで、20日には2人の会話が聞こえたのが27日には小園マネージャーの声が聞こえず杏奈の受け答えだけになっていたことだ。うずまき
これは演出の意図でカットしたのが、それとも機材のトラブルで小園マネージャーの声が出なかったのかが不明だ。はてなマーク
実は小園はチーフマネージャーではなく、作中には登場しないが佐々木というチーフマネージャーがいるのだがこの電話の会話で「どうして佐々木ではなく私に連絡を?」というセリフがあった。
杏奈にしてみれば滅多に会わないチーフよりも常にタレントに付き添っている小園の方が自分の気持ちをわかってくれそうだと思ったのだが、この会話が後に小園がスタッフから「よく事務所がOKしてくれましたねえ」と言われて「いえ、事務所のOKは明日取ります。なんだかこの仕事は受けた方がいい気がして」というシーンにつながっていると思うので、やはり演出よりもトラブルの方だったと思う。スター

工藤遥に関することでは、前半でまだADの杏奈が番組中に予定された曲と間違って流してしまう曲がモーニング娘。10期のデビュー曲『ピョコピョコ ウルトラ』だったのが嬉しかった。音譜
千秋楽の3/27は12年前に工藤遥がハロプロエッグとしてお披露目された日だったので、これはスタッフからのプレゼントだったのかもしれない。プレゼント
また初日の前日19日にはなんとあのオンラインイベント「今日休みなんで、ちょっと喋ってみます」が急遽行われた。
今月は忙しいのでおそらく無いだろうと思っていたが、初日の前日といえば普通の舞台ならゲネプロの日だろう。稼働中のニッポン放送ではさすがにゲネプロまではできなかったのだろうが、それにしてもこんな本番間際によく自分の生配信イベントなどやったもんだと思う。びっくり
しかしどぅーにしてみれば、連日の稽古で緊張が続いていたので、本番前に一息つくためのリフレッシュタイムだったのかもしれない。(お仕事なのに?あせる



それはともかくこの作品はラジオの好きな人なら裏方の仕事がよくわかって興味深いし、お話も感情移入しやすく感動できると思うので、観て損のない作品だと思う。(そのうちDVDも発売されるだろう)
また、放送局の内部は殺風景なものかと思っていたが、ニッポン放送の内部は廊下の壁がレンガ調だったりとかなり凝った内装になっているのが意外だった。
ちょっと惜しいと思ったのが、千秋楽が終わった後に”カーテンコール”のようなことをやってほしかったと思う。チャットでも「アンコール」や「カーテンコール」というメッセージが多数見られた。(私も送ったが^^;)



さて、それ以外のどぅーの仕事では、以前から告知されていた映画『ツーアウトフルベース』を観てきた。映画
元高校野球部の男2人が主人公でどぅーの役はその野球部のマネージャーだった…と言うとさわやかな青春映画を連想するだろうが、これはそんな3人が落ちぶれた姿を描いた、ヤクザの絡んだバイオレンス映画だった。銃
どぅーは今までの清純なイメージとは違ったやさぐれた女の役で、女優としてはこういう役もこなさなければならないのでいい経験になったと思うが、はっきり言って目をそむけたくなるシーンもいくつかあった。(でもセクシーだったけど。。くちびる汗



またついでに書いておくと、3/28の「ヤンタン月曜日」で久々に私の投稿が読まれたが、どぅーが「余裕のよっちゃん」と言ったDVDとはDマガVol.105の「10期の青春ド真ん中 in 富士急ハイランド」とかいうタイトルだったが、それ以外の場所でも何度か言っていたと思う。
どぅーだけではなく宮本佳林の口からも聞いたことがあるので、まんざら「平成生まれには通じない死語」でもないと思う。(少なくともハロプロでは)
どぅーはよく会話の中で妙に大人びた言葉を使うことがあるので、おそらく”耳年増”なのだと思う。つまり両親や近所の大人たちの会話をよく聞いていて自然にそういう言葉を覚えたのだろう。風船
これはすごくいいことだと思うのだ。昔の子供はみなそうやって難しい言葉を自然に習得していたのだが、最近の子供は近くで大人同士が会話をしていてもスマホばかり見ていてまるで聞いていないことが多い。
これでは知識の習得が自分の狭い視野の中だけに限られてしまって社会性のない偏った人間になってしまう。困ったもんである。ガーン


と、現代の世相を鋭く斬ったところで(そんなたいそうなもんか!^^;)、今回はこの辺で。。バイバイ
 

 

 

 

                     [目次]へ