前回の 「新型肺炎(武漢肺炎)の件(11)」 の続きです。
ウイルス検査が進まない?
メディアでは、「ウイルス検査」 の拡充が、遅々として進まないことが問題視されています。
どうやら、民間への検査拡大を阻んでいるその要因はと言うと、感染者のデータを一手に掌握したい 「感染研(国立感染症研究所)」 の意向なのだそうで、感染研OB の指示によるものなのだとか。
「【新型コロナ】PCR検査の拡大を感染研OBが妨害……『岡田教授』がテレ朝で告発の波紋」
こういう横槍は、金融や増税政策絡みでは財務省OB もそうですし、原発利権に絡む悪名高き 「電事連(電気事業連合)」 などに巣食う経産省OBやエネ庁OB などもそうで、確かに存在します。
官僚と言っても、事務次官経験者など官僚中の官僚ですし、官僚機構の中での表立った組織ではありません。東大法科閥などを中心とした有志の集まりなので、一番の中のそのまた一番の闇の部分。
実際に現役の役人は、事務次官にしても審議官にしても、あるいはその下にいる局長以下の人達にしても、目の前の仕事で手一杯で、そんな権謀術数を駆使している時間的余裕はありません。
そういった指示は、内閣の閣僚からではなく、外から来るのは確かです。
しかし、今回の場合はどうなのでしょう。
感染研が一手に情報を掌握したいと考えているとしたら、それは利権という意味ではなく、主に危機管理における 「情報統制」 としての意味合いが強いと思います。
政府としても、センシティブな情報を、あまりオープンにペラペラ話して、国民をパニックに陥れてほしくないという思いもあるでしょうし、それ以上に 「感染研」 としては、本来の組織としての役割もあり、正確を期した統計手法で 「新型コロナウイルス」 を疫学的にも捉えることが急務であると考えているでしょうし、正確な詳細データの収集と併せて、情報の集約の必要性を強く認識しているはずです。
この元国立感染症研究所研究員の大学教授は、何故 「ウイルス検査」 基盤の拡充が遅々として進まないのかを、知人に問うています。
そもそも、この方は 「感染研」 に勤めた経験はあっても医務官筋。専門家サイドです。こうした組織縦断的な役所間の調整もそうですし、組織内の ”政治” にも疎かったのでしょう。
そして、知人同士で話していたわけですから、どの程度お酒が入っていたかは分かりませんが、このような内輪の 「政治ネタ」 になったのでしょう。
そもそも 「オリンピック利権が裏にある」 みたいな突拍子もない話が出てきたので、この相談者も大笑いして、単に自分の個人的な組織内の 「政治の読み」 を披露したに過ぎず、それをこの大学教授が、真面目にまともに信じてしまっただけの話だと思っています。
要は針小棒大な 「誤解」 というやつです。
こういう会話は、「新橋」 周辺では良くあること。また、それをネタにするために、記者などが聞き耳を立てていることも良くあることです。
ウイルス検査を拒む要因
現在、ウイルス検査を拒む要因は、技術的なもので、検査の精度の問題と、検査の煩雑性など運用上の問題。検査に手間が掛かれば、検査員にも、それだけ高度な技術が要求されますし、ウイルスを扱いますので、事故を起こす確率も増えてしまいます。
精度と安全性。そして検査効率もありますし、その検査結果の評価の話もあります。
当然、政府としては、現状を把握するために、どのように情報を吸い上げるか。制度上考えるべき問題もあります。現時点でも、法定伝染病を管理する枠組みはありますが、それがタイムリーに 「新型コロナウイルス」 に適用できるかは微妙で、そういった制度改変、制度改訂も含めた対応をとっているはずです。
日本は優れている?
何処かの医師がマスメディアで、日本の医療体制が韓国の医療体制に劣るはずがないので、日本でも韓国並みに早急にウイルス検査数を増やすべき、といった発言がありました。
しかし結局は、「日本は優れている」 という認識こそが何の根拠もない、日本人の妄想なのです。テレビ番組でやっている YOUは何しにみたいな 「日本は凄い」 系番組。これも全てが全てとは言いませんが、大半は日本人がシナリオを描いた自画自賛の 「ヤラセ」 です。
まあ、子供達が自分達そして日本の将来に夢を持てるのであれば、それはそれで構いません。そのことに対して重箱の隅を突いたり、目くじらを立てるつもりは毛頭ありませんが、ああいった番組に踊らされている人達は、「マスターベーション」 しているようなもの。
不必要に日本を卑下する必要もありませんし、日本にも良いところはたくさんありますが、しかし 「慢心」 はいけません。
韓国はたまたま設備があった
では何故、韓国があれだけ機動的に PCR検査が出来るのか。
それは今から4年前。韓国では2015年に 「MERS(中東呼吸器症候群)」 の流行があり、死者36人を含み累計で感染者186人を出しているためです。
そのために PCR検査設備が拡充され、その検査を補完するベンチャーなど支援体制が整っていたためです。
そして昨今、「新型肺炎(武漢肺炎)」 に対して、ようやく重い腰をあげたアメリカも、実のところ、多くのウイルス検査に耐えられる環境にないことが、指摘されはじめています。
つまりは、「新型コロナウイルス」 のワクチンや治療法の確立も緊急の課題なのですが、「新型コロナウイルス」 の 「ウイルス検査」 手法を含め、「ウイルス検査」 基盤の拡充も、危急的課題であるということ。
市民はどうしたら良いの?
ウイルス検査の結果 「陽性」 が出れば、確かに原因が明らかになり、感染者の意識も含めて、コントールもしやすくなるのは確かです。しかし医療処置に関して言えば、重症者を別にすれば、陽性であろうが陰性であろうが、患者に出来ることと言えば 「対症療法」 しかないというのが現状なわけです。
むしろ、「新型コロナウイルス」 のウイルス検査は、「陰性」、「陽性」 で感染者かどうかが正確に判別できるのであれば、「院内感染」 を防ぐために、医療現場で働く人達こそが必要としているのです。
もちろん、医療従事者自らが 「新型コロナウイルス」 に感染してしまっては、自らがキャリアとなって入院患者にウイルスを感染させてしまうことになります。ですので、当然それを防ぐ意味もありますが、医療現場としては、患者同士の 「感染」 も防がなくてはならないのです。
ですから、医療関係者は、自宅療養を基本とする軽症者を対象とする 「ウイルス検査」 は、ほとんど意味がない。最終的に 「新型コロナウイルス」 の蔓延を疫学的に検証するためには、いつかは必要となるものの、現時点で一日の検査数が限られている 「検査手段」 をそちらに回している余力はないのです。
医療現場からしてみれば、「新型コロナウイルス」 が発症した重症患者もありますが、それ以上にウイルスに感染しているかどうか見分けのつかない、それ以外の病気で入院する患者にこそ、「ウイルス検査」 を実施したいと考えているのではないでしょうか。
(1) 症状が軽い場合
ですから、これから大量に発生するであろう 「軽症者」 については、「ウイルス検査」 は必要ではありません。医師が診断し、医師が自己の症状に対して処方した薬を飲む。対症療法があるのみです。
新たに 「呼吸器系症状」 が出たり、重くなったと感じたら、再度診察を受けた方が良いと思いますが、いずれにしても、自分は軽症であれども 「新型肺炎(武漢肺炎)」 に罹患しているものと認識し、家族を含む他の人達に感染しないよう心掛けることが一番重要です。
そのときは、自分が咳をしたりしたときに出る 「飛沫」 から感染する 「飛沫感染」 以外にも、自分の手もそうですし、自分の粘液が触れることによる 「接触感染」 のほか、これらの 「飛沫」 あるいは 「粘液」 もそうですし、「嘔吐物」 その他が乾燥して舞うことによる 「空気感染(飛沫核感染)」 があり得るということです。
実施すべき対策は、「部屋の空気の入れ替え」 もそうですし、「マスク」 をし、こまめに手洗いをする。そして感染者に触れたものの取り扱い。歯ブラシやタオル、下着や寝巻きなどの洗濯物などの取り扱いには気を付ける。
トイレ掃除の際には、マスクとゴム手袋を付け漂白剤等を使い、便器や便座だけではなく、ドアノブや周囲の掃除も念入りにする。食事は生ものを避け、消化の良いものを食べる等、ほぼ 「インフルエンザ」 の場合と変わりありませんが、感染者あるいは感染の可能性がある人達は、自分の髪や服にも、多くのウイルスが付着している可能性があることを意識すべきだと思います。
ウイルスの感染は、咳やくしゃみなどの 「飛沫」 によるとし、「汗」 からは感染しないとする専門家もいます。
「スポーツジムの何が『高感染リスク』か…“使い回し”の器具?汗?専門家と検証」
しかし 「新型コロナウイルス」 は、少なくとも、糞便や尿そして涙からも検出されていますし、HIV の場合は、汗や唾液のほか精液や粘液からも検出されています。ウイルスは、汗からも検出されているということ。
「インフルエンザ」 もそうですし、「飛沫感染」 を主とするウイルスは、喉や気道周辺で大量に増殖することは事実ですし、主な感染者は 「飛沫」 から感染していることは確かだと思います。
しかし、香港で流行した 「SARS」 の場合は、糞便を介した 「飛沫核感染」 の可能性も指摘されていますし、排出後には感染力が弱まってしまう 「インフルエンザ」 とは異なり、手に触れたウイルスが最終的に口とか目や鼻に触れることで感染する 「接触感染」 による罹患割合も高いのでは、という米国CDCを含めた専門家の指摘も出ています。
日本人の多くは、「インフルエンザ」 の親戚と認識している人が少なくないのですが、それはあくまでも様相に過ぎず、実態は 「SARS の軽症版」 なわけです。遺伝子解析的には、「SARS」 と80%が一致しているそうです。
「インフルエンザ」 も、空気が篭った空間では、「空気感染(飛沫核感染)」 することが知られています。政府を含め何故、「新型コロナウイルス」 の 「空気感染」 を認めなかったかと言えばそれは、現行の法律では 「結核」 と同等に扱わなければならなくなり、「医療体制」 への影響が極めて大きかったために他なりません。
そして実際に、「結核」 や 「麻疹」 ほどの伝染性が見られなかったことによるのでしょう。
飛沫が乾燥して粒子化した 「飛沫核」 は、少なくとも 「インフルエンザ」 よりは長く活性状態にあります。ウイルスは生物ではありませんので、「生きている」 とか 「死んでいる」 という表現は適当ではありませんが、細菌に例えれば、まだ生きています。
「新型コロナウイルス」 も 「インフルエンザ」 のどちらも、大きさは 0.1μm程度。ちなみにあの HIV も大きさは 0.1μmです。ノロウイルスの場合は、もっともっと小さいです。
ノロウイルスが、空調を介して流行した事実が明らかになったときは、さすがにかなりショックでしたが、「新型コロナウイルス」 は、ノロと比べると大きさも大きいですし、弱っちいので、「接触感染」 するにしても、そこまでの拡大能力はないと思われますが、いずれにしても、「飛沫」 から 「飛沫核」 になった 「新型コロナウイルス」 は、マスクも楽に通過出来ますので、髪の毛や服に付着している 「飛沫核」 には要注意です。
ウイルスの増殖に対抗して、身体が発熱し、その増殖を抑えようとしているわけですから、闇雲な解熱剤の利用はむしろ本末転倒で、症状を重症化させる可能性もあるので、やはりその辺はきちんと医師の指示に従ってください。
韓国における感染の拡大をどう見るか
お隣の韓国には、もう彼等の 「言い掛かり」 に辟易しているので、どうしても 「ざまあみろ」 的な感情が出てきてしまいがちですが、では彼らの 「新型コロナウイルス」 の感染拡大の実情をどのように理解したら良いのでしょうか。
これを元に、「新型肺炎(武漢肺炎)」 の死者一人当たりの感染者数は、韓国以外の国は、10~50人の間に収まっていますが、韓国が 185.29 とずば抜けています。
中国本土 29.75
香港 47
台湾 39
韓国 185.29
日本 48.2
イラン 13.79
イタリア 39.09
フランス 36.5
韓国の場合は、1人の死亡者が出る、その裏では185人の感染者が存在する。つまりは、この数字が最終的なものと仮定した場合、185人の感染者が出た場合、1/185 の確率で死亡するということになりますが、一方の日本の場合は、1/48 となります。
日本に流行した 「新型コロナウイルス」 は変異したもので強毒化したもの、あるいは、感染力が弱まったもの。あるいは何等かの明らかな理由により、韓国のみで流行る説明がつけば話は早いのですが、「新型コロナウイルス」 が蔓延する中国では、30弱。
「ウイルス検査」 数に限界がある日本の場合は、50弱。
それに対して、感染者の捕捉率が極めて高いのが、韓国の 185 です。
これをどう読むか。
人種の違いや生活様式の違い、生活環境や文化の違いがあるにせよ、日本と韓国は比較的に通っていますし、そういった要因には強い影響を受けず、ウイルスの感染力や毒性も同じだと仮定すると、この感染者の捕捉率の違いは、すなわち 「ウイルス検査」 の検査数の違いに他なりません。
「新型コロナウイルス」 の実態は?
では、現在の 「新型コロナウイルス」 の致死率を 1/185 の仮定すると、どうなるのでしょうか。
1/185 ですから、致死率は 0.5% と言うことで、当初 WHO が発表していた 2%よりはかなり低いことが分かります。
しかしだからと言って、「インフルエンザ」 に毛が生えたようなもんだと断定するのは、早過ぎます。
やはり、「インフルエンザ」 と比べると感染力は高く、そして院内感染する率が高いのです。
今後、韓国における感染者数と死者数の伸びが、どうなるのかにもよりますが、まずは、きちんとした診療手順と治療方法が確立させることが、急務と言えます。
そして、もうひとつ分かること。
それは、日本が韓国と同等の検査設備を持っており、韓国と同等に運用出来ていた場合、
日本における潜在的な感染者数は既に、926.45人に及ぶということです。
そして重傷者、軽症者および濃厚接触が認められた上で感染していることが確認された人達が、242人。
残りの700人弱の人達は、検査を申し込んでも受けて貰えない軽症者や、まだ発症していない人達なわけです。
では、本家の中国本土はどうなるかというと、確認された感染者数が 79,251人、死者が 2,835人ですから、潜在感染者数は 524,475人という値になります。
もし、軽症者ばかりでなく、これらの発症していない感染者からも 「新型コロナウイルス」 が感染するとしたら、日本国内においても、700人弱の不顕性感染者がおり、日々の社会活動を通して周囲に感染を広げている、ということになります。
韓国においても全数検査ではありませんので、実際の値は、もっとこれ以上に大きいということ。そして、「不顕性感染者」 から感染した感染者の中から、また 「不顕性感染者」 が再生産されることになります。
(1) 感染の規模
日本の現在の総人口が、1億2,600万人として、国民の全てが感染するとすると、そのときの死者数は一番最悪な値になりますが、68.1万人。
「スペイン風邪」 のときと同じく、国民の約半数が感染したとしても、「新型コロナウイルス」 による死者は 34万人規模になります。
ちなみに日本は、「スペイン風邪」 の流行により、当時の国民総人口は 5,500万人ですが、「スペイン風邪」 により、39万人の方が亡くなられています。
当時と比べると、国民数は倍以上になっておりますが、「スペイン風邪」 のときと同じくらいの死者数が出るということ。
そして 「新型コロナウイルス」 との違い。「スペイン風邪(インフルエンザ)」 のときは、免疫のない子供や若者が亡くなりましたが、今回は高齢者が危ないということ。
しかし現在、日本の65歳以上の高齢者の人口は、3,588万人ですので、34万人という数字が全て高齢者に割り付けられたとしても、日本の高齢者の 1%に過ぎません。
これを大きな数字とみるか、小さな数字とみるかは、人によるでしょう。
参考までに書かせて貰うとしたら、東日本大震災における死者は 15,899人で、行方不明者は 2,529人。阪神淡路大震災のときで、死者 6,434人、行方不明者 3人、負傷者 43,792人です。
(2) 致死率
しかし、韓国の 「ウイルス検査」 能力が高いとは言え実際には、ローラー作戦的に全ての住民を対象に検査しているわけでもないでしょうから、これよりも実質的な潜在感染者数は増えますので、致死率はもっと下がる可能性が高い。
そうなると、現時点での韓国の致死率が 0.5%ですし、これよりも下がりますから、「新型コロナウイルス」 による致死率は、「季節性インフルエンザ」 で想定されている致死率の 0.1%より上か、あるいは同程度に収束する可能性はあると思っています。
では、根絶はできないのか。
根絶の是非と根絶可能性
現時点では、人から人に感染し、ウイルスが増殖を繰り返している状況にありますので、ウイルスを根絶するためには、中国と同じように一斉に隔離措置を取ることで、「新型コロナウイルス」 の増殖を抑える以外にありません。
免疫が出来ることで、再感染が防げるのであれば、蔓延するに従って感染対象者は減少していきますし、将来的にはワクチンの接種で予防できるようになるかも知れませんが、しかしこの場合、ウイルスが変異した際のリスクは、避けられません。
また、元々の宿主が何かということもありますし、他の動物への感染性も、根絶可否には大きく影響します。「ヘルペス(HSV)」 や子宮頸がんを引き起こす 「ヒトパピローマウイルス(HPV)」 のように、ウイルス感染が常態化してしまうことにもなりかねません。
中には、「インフルエンザ」 と同等ならば、そこまで徹底的にやらなくても良いのではないかとする意見もあります。しかしそれは、今後の 「コロナウイルス」 の変異というリスクに、常に晒されることになります。
また現時点で、「新型コロナウイルス」 は、「肺」 ばかりでなく、男性の睾丸に多く存在する細胞で増殖し破壊する可能性を指摘する医師もいます。
「中国研究陣『新型肺炎、男性の生殖能力に影響を及ぼす可能性』」
根絶の可能性
現時点では、そこまで重要な課題と認識されている様子は伺えませんが、これが事実であれば、「新型コロナウイルス」 の発症により、男性の生殖能力が失われる可能性もあるわけです。
そうなれば、SF ではありませんが、ヒトという種自体が世代を残せずに、この世から絶滅する可能性もあるのです。
今現在、日本よりも二歩先を行く 「中国」 では、南京のように 「新型肺炎(武漢肺炎)」 による死者も出さず、そして現在 「新型コロナウイルス」 の新規感染者を出していない都市も存在します。
中国国内の動きは、学校を閉鎖し、オンライン学習への切り替えに際しても、実に機敏です。
まずは、この報告をお読み下さい。
「街中で体温検査 『新規感染者ゼロの街』新型コロナ封じ込め徹底する中国・南京を歩く」
また、シンガポールも、102人の感染者は出ていますが、未だに死者は出ていない模様です。
有事に弱い日本に喝
これに引き換え、日本はと言えば、一時の学校封鎖の決定に対して保証だの何だの、細かいことを突いては、鬼の首を取ったかのように気取っている下等な連中に、上から目線の目立ちたいだけの評論家ばかり(苦笑)。
当事者にしてみれば困るのは確かですが、しかし国家の一大事です。
少しネジが緩んでいても良いので、「大島渚」 や 「野坂昭如」 のような、そういうコメンテーターは今はいないのでしょうか。(苦笑)
マクドナルドの件
話は変わりますが、あの 「マクドナルド」。
最近は、歯医者に行く前後に利用したりしているのですが、どうも例の社長の意向なのか、マスクは従業員の表情が分からなくなるので、マスクは着用させないとのこと。
今の時点ではもう遅いかも知れませんが、手洗いや消毒などの慣行はそれなりに行き届いていたにせよ、バンズなどに付着した 「飛沫」 は、確実にそれを口にすることになります。ノロウイルス対策で検温を義務付けられていたとしても、不顕性感染者であれば、終わりです。
そもそも、あれだけの潜伏期間があったら、店頭で 「新型コロナウイルス」 に感染したにせよ、その立証は不可能です。
それを知った上での、「マスク」 費用の節約なのか、あるいは、もう既に従業員用に 「マスク」 を調達するにはタイミング的にも遅すぎるのか。
実情は不明ですが、そんなので感染するのも阿呆らしいので、自分は当面は行かないことに決めました。(笑)
ちなみに、先ほど紹介した記事によりますと、
中国は南京の 「マクドナルド」 では、店員と無接触で購入出来、しかも、その商品購入に関わった一切の人達の記録が一緒に手渡されるのだそうです。まるで狂牛病のときの 「マニフェスト伝票」 を思い出しますが、そこまで安全衛生を徹底していたら、従業員も 「マスク」 は全員着用しているでしょうし、信頼出来そうです。
中国が羨ましい。(^^;
「街中で体温検査 『新規感染者ゼロの街』新型コロナ封じ込め徹底する中国・南京を歩く」
【追記】
この記事を投稿した後、マクドで働く従業員?の方から、マスク利用が可になったという情報のアップデートをいただきました。
少し前に、ウチではマスクはつけさせません的な、高飛車なアナウンスメントを受けたばかりと記憶していますが、かなり多方面から、クレームや問題指摘などを受けたのでしょう。
「店舗における感染症予防の取り組みについて」 とやらを早速読んでみたところ、まあ手洗いの励行は良いとして体温は以前からのノロ対策です。ではマスクはというと、従業員の自由?
「マクドナルド、従業員のマスク着用禁止を否定 『状況によっては本部に相談の上、着用が認められます』」
分かっていませんね。怖いのは動線のど真ん中にいるキッチンです。
熱の出ていない 「不顕性感染者」 の飛沫からも感染します。
体温の確認とアルコール消毒で防げるのであれば、「ダイヤモンド・プリンセス号」 でも防げています。
油から揚げ置いたポテトは無視するにせよ、せめてキッチンのマスク着用は MUST にして欲しかったです (苦笑)
回転寿司系も、はっきり言って対応が遅過ぎですが、マクドもかなりやばいっす。
これは、やはり無理。
クラスター感染例として、例示されないことを、お祈り申し上げます。ww
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ご夫婦やカップルでのセ/ックスの向上、セ/ックスレス対策、性教育等の参考として、ご利用ください。
但し、個人的な利用に限定されます。
一緒でも別々でも構いませんが、お二人が同じ記事を読まれることをお薦めします。それにより、お二人が 「性について」 話す時間も生まれますし、お互いの 「性」 に対する考え方や理解、性癖や価値観を話すキッカケにもなります。多くの方が、幸せで気持ちの良いセ/ックスを経験し、有意義な時間をおくれるようになると良いなと思っています。老若男女を問わず、質問や相談も受け付けています。アメーバーのメッセージもしくは コチラ からお問い合わせ下さい。イイね や コメント は大変励みになりますので、どうぞお気軽に。
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