爪は伸び切り金網に絡まり、足の角質は肥大化する | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

卵を食べている方は、以下の動画をご覧ください。

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殺されるまでずっと、鶏たちは金網の上で過ごさなくてはならない。

 

爪は伸び切り金網に絡まり、硬い金属のワイヤーで足の角質は肥大化する。

 

鶏の足は、金網の上を歩くようにはできていない。

土の上、草の上を歩くためのものだ。

 

****************引用終***************

 

 

 

日本の採卵鶏は、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。

 

1匹あたりA4サイズ以下の面積で、拘束されます。

 

鶏たちは、何もやる事がないストレスだらけの日々を死ぬまで延々と過ごします。

 

90%以上の養鶏場で、このバタリーケージによる飼育を行っています。

スーパーに置かれている安い卵は、ほとんどバタリーケージの卵です。

 

 

 

最初の動画にあった通り、バタリーケージの鶏たちは、

爪が非常に長く、本人たちにとって危険な状態となっています。

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爪が足に食い込んで、片足を引きずるあかりちゃん。

 

皆さんは生まれてから何度爪を切りましたか?

生まれてから一度も地面を歩いたことのない鶏たちは、爪を研ぐことができず、ひたすら伸び続けます。

 

みなさんも、今から2〜3年間爪を伸ばし続けるとしたら、どうなるでしょうか。

爪が剥がれるかもしれないし、爪が曲がって皮膚に食い込むかもしれません。

 

ケージは鶏が生きる場所ではありません。

すべての畜産動物をケージから解放してください。

 

****************引用終***************

 

 

土の上で生活していないため、爪を研ぐことが出来ず、

約2歳で殺されるその日まで爪を伸ばしたまま、狭い檻の中で生き続けることになります。

 

 

 

こちらは、採卵鶏の切断された足。

 

足の爪を見ると、長くなっています。

 

 

足が切断されているのは、と殺場などに運ばれた際にもげてしまったのか、解体された後なのかは不明ですが、

写真の状況的には、運ばれた際にもげてしまった可能性がありますね。

 

 

 

以下は、食肉処理場に送るために、カゴに詰め込まれているところです。

 

 

動画の通り、乱暴に、雑に、叩きつけられながら、詰め込まれます。

 

 

詰め込まれてからの扱いも非常に雑で、鶏の足がもげてしまったり、

 

 

首がはさまってしまうこともあります。

 

 

 

 

話はそれましたが、爪1つを見ても、残酷さが伝わってくるバタリーケージ。

 

鶏たちは、毎日のように病気になり、死んでいきます。

病気をしても治療してもらえることは一切ありません。

 

足が腫れた鶏、

 

脱腸した鶏、

 

倒れて起き上がることができない鶏。

 

 

 

 

死んだ鶏は、職員によって回収されます。

 

 

肉としての価値がない採卵鶏の死体が、焼却炉で燃やされます。

 

養鶏場の仕事は、鶏の死体の回収から始まると言われています。

日本人が知らない卵の真実

 

 

 

この事実はごく一部の方に広まり、それに従って 平飼い卵を買うという選択をする人がごくわずかに増えているようです。

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このような写真を見ると、先ほどのバタリーケージと比べてかなり快適そうに見えます。

 

 

では平飼いの鶏たちは健康に育ち、骨折もなく、バタリーケージの廃鶏のようにボロボロにはならないのでしょうか?

 

 

 

以下は、平飼い養鶏場で廃鶏の保護をされている めいりんさん という方が撮られたものです。

 

 

どこも変わらない

 

 

 

これを見て分かる通り、平飼いの鶏たちも体はどんどんボロボロになっていくということです。

 

 

 

平飼い養鶏場をリアルで見てきためいりんさんは、こう語っています。

 

めいりん(にわとりん)

 

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衰弱していた1羽は、一昨日夜、旅立ちました。

 

顔が突っつかれ、片目は開かず、胸の骨が突出して、そのうは空っぽでした。


 

バタリー、ブロイラー、平飼い、 にわとりからしたら、すべて関係ないです。

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人間が区分けしているだけ。

 

逃げ場のない場所で暮らす日々。

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想像してほしい。

 

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鶏の集団は、縦社会です。

平飼い養鶏場では、自由に歩き回れる分、

弱い個体は虐められ、攻撃されたり、餌にありつけなかったりします。

 

めいりん(にわとりん)

 

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みんなに突っつかれている子がいると養鶏場から連絡、

突っつかれて顔は腫れて、背中もかさぶただらけだった。

 

抱っこしたら体中シラミだらけ。

画像

たくましく育つようすぎちゃんにした。

 

夜旅立った。

最近、引き出しに行って抱っこしたら旅立ったり。 

 

もっと早く気付いてやれず、ごめん。

 

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この子は平飼い養鶏場でつつかれて、顔が腫れあがった子です。

腫れて炎症起こした子

 

 

以下は、目を突っつかれて腫れあがった子です。

あいちゃんが、死んだ。

 

 

 

以下は、仲間につつかれて怪我をした鶏たちです。

 

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見た目以上にぼろぼろな子たち。 

 

平飼い、バタリー、ブロイラー、闘鶏場、どこも変わらない。 

 

にわとりだけじゃない。

 

日々、駆除される生き物たちがいる。 

どうか、いのちへ、心を。 意識で、すべてが、変わる。 すべてが、変わる。 

好きで仲間を攻撃したい子たちは、いない。

 

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平飼い養鶏場は隙間のある快適そうなシーンをピックアップしアピールしますが、

実際は過密状態で飼育されていることも多く、スタッフはこの過密状態の中で、餌を入れた一輪車や、耕運機を移動させます。

 

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鶏舎のとなりを軽トラックが通っただけで、みんな一斉に驚きます。 

 

過密の中で耕運機をかけ、逃げおくれた子は轢かれます。 

にわとり目線で作られたものは、そこにはありません。 

 

1年で骨折6羽目、2ヶ月に1羽のペース。 

平飼いがいいとは、 思えなくなりました。

 

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逃げ遅れた鶏たちは、それらにに轢かれてしまい、ケガをしたり骨折したりするのです。

【1人でも多くの人に知って欲しい物語】

 

↑平飼い養鶏場で一輪車に轢かれ、骨折してめいりんさんにレスキューされた、さっちゃんという子の話があります。

 

しかし、さっちゃんは半年で亡くなったそうです。

なぜか?

 

品種改良され毎日卵を産んでいた身体はすでにボロボロだった。

これがどんな飼育方法であろうと、養鶏を行う限り、虐待にしかならない絶対的な理由です。

 

 

鶏は本来、年間に数10個しか卵を産まないのですが、

品種改良により、300個以上産む体にされてしまっています。
 

卵は鶏の生理です。

年中、生理がくる体にされているのです。

 

鶏がたった1個の卵を産むのに、要する時間は24時間です。

 

人間は数分程度の食事のために、この卵を何個も使います。

 

卵の殻にカルシムを必要とするため、大量に卵を産みだす体にされた採卵鶏はカルシウム不足となり、骨からカルシウムを移動するようになってしまいます。

 

そのため、骨粗鬆症になり、骨がもろく折れやすくなっています。

採卵鶏を苦しめる「品種改良」

 

2004年には、80~89%の採卵鶏が骨粗鬆症で苦しんでいると推定されました。

 

骨粗鬆症に伴う骨折は、バタリーケージ飼育による運動不足で悪化します。

 

骨折しても治療はされませんので、ひたすら痛みに耐え続けなければなりません。

 

そして、餌や水を得ることができなくなり、やがて衰弱し、死亡します。

 

 

採卵鶏は、卵を繰り返し産まなければならないことで、生殖器にダメージを受ける鶏が多くなっています。

 

キューピーへの卵の納入業者は、鶏たちを生きたままゴミのように捨てる

 

 

卵の産みすぎで、卵詰まりを起こして死亡する鶏もいます。

 

 

 

 

品種改良された鶏たちは、毎日卵を産み続けるため、1~2年で体はボロボロになり、

産卵率が落ちて、食肉処理場へ出荷されます。

【1年5か月かけて再生した羽】

 

↑は平飼い養鶏場の鶏たちです。

平飼い養鶏場の鶏たちも、最後は体がボロボロになります。

 

鶏の寿命は10年ほどと言われていますが、

平飼いであっても、放し飼いであっても、せいぜい2年程度しか生きられないのです。

 

 

 

また、採卵鶏のオスは生まれたその日に殺されています。

 

人間が食べる卵を産むのは、メスだけです。

オスは卵を産まないので、業者にとって利益になりません。

 

そのため、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。

 

日本での殺し方は、袋に入れて窒息死

 

圧死

 

生きたままグラインダーで粉砕などの方法で殺されます。

Do You Know What Happens to Male Chicks in the Egg Industry?

 

また、孵化場では、ヒヨコが機械で運ばれる際に、機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死ぬこともあります。

次々と柔らかな身体は潰される

 

メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。

 

すべての養鶏場が、孵化場からヒヨコを仕入れています。

 

バタリーケージを問題視している人は、オスの殺処分の問題も知っている人が多いと思います。

一体どう勘違いされているのか分かりませんが、平飼い卵や放し飼い卵の養鶏場もすべて、同じ孵化場からヒヨコを仕入れています。

 

平飼い飼育する優しい養鶏場だったら、オスが殺されてないとでも思っているのでしょうか?

養鶏場と孵化場は別なので、養鶏場が優しいかどうかなんて全く関係がありません。

表向きの飼育環境がどうであろうと、卵を食べる以上、この殺戮は必ず行われますし、この殺戮を応援しているのと同じですよ。

 

日本だけで1億1千万羽のオスの雛が、生まれたその日に殺されています。

世界では、毎年およそ60億羽です。

オスの犠牲だけで。

 

 

 

また、デビークや強制換羽も、平飼いになったからといってなくなることはありません。

 

 

採卵鶏は 生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。

採卵鶏のクチバシの切断

 

鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です。

しかしケージ飼育のせいで、その欲求を満たすことができず、その欲求不満が仲間をつつくという行為に発展します。

 

クチバシには神経が通っており、当たり前ですが痛みを感じます。

その後も、慢性的に痛みが継続します。

スイス、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなどでは禁止されていますが

日本では、80%以上の養鶏場でこの虐待が行われています。

 

これも平飼い養鶏場で行われます。

 

 

 

採卵鶏(卵を産む鶏)は、産卵を開始して、約1年が経過すると、卵質や産卵率が低下します。

 

この時点でと殺する養鶏場と、

強制換羽を行って、さらに長期利用しようとする養鶏場があります。

 

強制換羽とは、2週間程度、絶食などの給餌制限をおこない栄養不足にさせることで、新しい羽を強制的に抜け変わらせることです。


 

換羽期に羽毛が抜けかわると再び卵を産むようになるという鶏の生態を利用し、

卵の質を均一にし、生産効率を上げるために行われています。


ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。

 

さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。

このような方法を行って、最大2年くらいまで卵を産ませ、と殺します。

 

 

 

また、動物福祉の進んだイギリスでは、平飼いの方が死亡率が上がったという記事が出ています。

 

**************引用(翻訳)**************

 

平均して、鶏の死亡率は、家具付きのケージと比較して、ケージのないシステム、特に放し飼いのシステムの方が高くなります。

 

英国で実施された徹底的な調査では、1,300 万を超える層からなる約 1,500 の鶏群の農場での死亡率が調査されました。

これは、この一般的な傾向の顕著な証拠を提供しました。

 

鶏群間のかなりの変動にもかかわらず、すべてのシステムの下で、

平均累積死亡率は、ケージなしでの生産よりもケージでの方が明らかに低かった (5.39%) (牛舎、オーガニック、フリーでそれぞれ 8.55%、8.68%、9.52%)。範囲の群れ)。

 

共食い、さまざまな細菌感染症、内部寄生虫の蔓延率の高さに加えて、時折の窒息の発生は、ケージのない農場に関連する平均死亡率の高さを説明するのに役立ちます.

 

放し飼いのニワトリも捕食の危険にさらされており、野鳥との接触により、鳥インフルエンザやニューカッスル病などの深刻な病気に感染する可能性があります。

 

ニワトリは、ケージ内で土、敷料、糞尿と接触することはありませんが、ケージフリーの鶏舎ではそうではありません。

したがって、コクシジウムやワームなどのいくつかの腸内寄生虫の自然な (糞口) 伝染経路はケージで中断されますが、ごみベースのシステムでは中断されません。

 

当然のことながら、これらの寄生虫はケージのない農場でより一般的であり、結果として死亡率が大幅に増加し、鳥の福祉に悪影響を与える可能性があります.

 

鶏と七面鳥の盲腸と肝臓に影響を与える病気であるヒストモナス症(黒ずみとしても知られています)は、ケージフリー農場での寄生虫病の再出現の良い例を提供します.

 

この問題は、人間の健康への懸念から、ヨーロッパ、北米、およびその他の多くの国で伝統的な治療法の選択肢が禁止されていることにより、さらに悪化しています。

治療を行わないと、鶏群の死亡率が非常に高くなる可能性があります。

特定の細菌感染症、すなわち大腸菌症、丹毒、パスツレラ症が発生する頻度も、ケージのないシステムで高くなります。

 

****************引用終***************

 

 

バタリーケージが残酷というところで知識が止まり、平飼い卵を買うことがゴールのように思っている方や、

消費行動を全く変えていない方には、全くたどり着かない情報でしょう。

 

 

もちろん、だからといってバタリーケージが正解なわけがありません。

ヴィーガンの人や平飼い卵を買っている人が、「平飼い卵を買おう!」と発信するのを否定するものではありません。

 

しかし、平飼い卵は決してゴールではない、養鶏自体が虐待にしかならない、という認識は共通して持っておくべきです。

 


 

そして、数々の苦しみを経て、生産率が落ち、養鶏場にとって使い物にならなくなれば食肉処理場に送られ、殺されます。

それが大体1~2歳くらいの時です。

 

鶏の寿命は10年くらいと言われていますので、寿命の5分の1以下の年月で殺されるということです。

平飼い卵や、放し飼い卵も同じです。

 

 

ぎゅうぎゅう詰めにされ、トラックで屠殺場へ運ばれます。

 

 

と殺が翌日に行われる場合は、ぎゅうぎゅう詰めにされたまま、夜間、放置されることがあります。

 

当然、餌も水も与えられません。

 

どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。

 

品種改良によって卵を産む機械とされた彼女たちは、この状況でも卵を産みます。

 

下にいる子達は、卵で体が汚されていきます。

 

何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。

 

痛かろうと苦しかろうと、ただただ惨めにうつむき、耐えるしかありません。


 

 

そして最後は、足を吊り上げられ

 

 

麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。

https://www.facebook.com/LifeInvestigationAgency/videos/1095595077130411

 

閲覧注意ですが、卵、鶏肉を食べる人は、しっかり映像をご覧ください。

 

 

鶏は、日本だけで、1日あたり約175万羽が屠殺されています。

上記はあくまで屠殺数でしかありません。

 

これらの問題も平飼いだとか、放牧だとか、一切関係がないのは言うまでもないでしょう。

結局は、寿命を迎えることなく、残酷に殺されることは、絶対に変わりません。

麻酔がたっぷり入った鶏肉を食べたいですか?

 

 

数々の苦しみと、犠牲のもとに生みだされたのが、卵です。

日本人の1人あたりの年間卵消費量は337個で、世界2位です。

 

日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、

このような悲惨な一生を送っても、感謝されたら許しますという変人の方がいらっしゃったら、ぜひ申し出てください。


感謝とか、いただきますなんて、誰でも言える中身のない建前の言葉であり、

そんなセリフを言ってる時点で、思考停止であり、感情のある命と何も向き合っていない証です。

 

鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。

 

人間は卵を食べなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

以下、卵風料理、代替卵の商品をまとめておきました。

 

たまごサンド? | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

 

卵の消費をやめ、鶏たちを解放しましょう。

 

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