卵を食べる方は、以下の動画をしっかりご覧ください。
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自分自身に必要なカルシウムも、卵のカラに使いはたし
骨はもろく、折れやすくなり
骨折すると 餌や水をえることができず 衰弱して死に至ります。
卵を繰り返し産まなければならないことで 生殖器はダメージを受け
卵つまりや悪性腫瘍、腹水をひきおこします
鶏たちは痛みにじっと耐えますが やがて衰弱して死に至ります。
一人一人が行動し、卵を食卓からのぞけば、この苦しみを終わらせることができます。
卵をケージフリーに変えても、品種改良の問題は回避できません。
嘴の切断も、産まれてすぐのオスの処分も、屠殺も回避できません。
最良の選択は卵を食べないという選択です。
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人間が、動物の扱いを虐待かどうかを判断する際、表向きの飼育方法ばかりに注目しがちです。
しかし、目に見えない部分でも動物達は苦しんでいます。
その1つが、品種改良です。
卵を食べる方は、平飼い卵を食べる方も含め、以下の内容を読み、鶏がどれだけ生きているだけで苦しいのかを認識してください。
*******採卵鶏を苦しめる「品種改良」*******
日本の採卵鶏のほとんどは、海外で「品種改良」された外国鶏種だ。
国産鶏種の卵は市場の6%ほどしかないと言われている。
世界中の採卵鶏のほとんどはオランダのヘンドリックス・ジェネティックス社とドイツのEW Group(Erich Wesjohann Group GmbH)の2社に占められる。
この2社で作られた「原種鶏」あるいは「種鶏」が世界中に輸送される。
流れとしては、「原鶏種」に卵を産ませて「種鶏」を増やし、
その「種鶏」からさらに卵を産ませて孵化した雛が、「食用卵」を産む採卵鶏として養鶏場に運ばれる、という形だ。
この過程で鶏の数は実に4500倍に増える。
採卵鶏は、「卵を少しでもたくさん産む」という育種に焦点をあて、
少数の鶏を閉鎖した施設で増殖させ、少数の遺伝子を何千何万も産みだすという、
終わりのない近親交配が続いている状態にある。
そこに遺伝的多様性はない。
それはつまり、環境への適応能力を欠き、病気や環境変化への耐性が低下した鶏が次々と生み出されているということだ。
鳥インフルエンザに終わりがみえないのも遺伝的多様性が失われてしまっていることと無関係ではあるまい。
鶏の祖先は赤色(せきしょく)野鶏だと言われている。
その赤色野鶏の年間産卵数は数十個ほどといわれている。
しかし家畜化された鶏の産卵数はいまや320個。
この不自然な「産卵能力」は、鶏の体の代謝に負担をかけ、骨粗鬆症やそれに伴う骨折などの生産疾患で鶏を苦しめる。
産卵能力を強化されたことで生殖器障害のリスクも高まっている。
アニマルライツセンターは以前採卵鶏3羽を保護したが、
いずれも骨折しており、さらに脱臼、カルシウム異常、腹部膨満といった症状を呈していた。
骨粗鬆症は、採卵鶏では一般的な疾患だ。
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2004年には、産卵鶏の80〜89%が骨粗鬆症に苦しんでいると推定されました。
骨には、卵の殻の生産に使用されるカルシウムを貯蔵しており、骨から卵殻にカルシウムを移動すると、
鶏は骨粗鬆症、それに引き続き、骨折を起こしやすくなります。
採卵が一年を超えると、鶏が卵の殻に使うカルシウムの量は、体内に保持されている量の最大20倍になることがあります。
骨粗鬆症自体は痛みを伴うものではありませんが、それに伴う骨折は急性および慢性の両方の痛みを引き起こします。
骨粗鬆症は、鶏がバタリーケージで運動できないことにより悪化します。
栄養不足により引き起こされることもありますが、主に遺伝です。
それは、長期間にわたって高い産卵率を維持することができる鶏を育種してきた結果です。
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イギリス政府の独立諮問機関FAWC(畜産動物福祉協議会)は、かなりの数の産卵鶏が骨折の結果として痛みにさらされており、
ケージ飼育の鶏の総死亡のうち 約30%の死因は、骨粗鬆症に関連しているという。
骨折すれば動くことが困難になり餌や水を得ることができなくなる。
特に給水器はケージの高い位置に設置されているため骨折は飲水を断たれることを意味する。
鶏は衰弱し、やがて死亡する。
たくさん卵を産むよう育種された採卵鶏では、
産卵鶏は卵巣癌が多発するため、ヒトの卵巣ガンの研究の実験動物として利用されているほどだ。
癌が多発するのは、卵の生産をコントロールするステロイド性ホルモンに卵管が長期暴露されることに起因する可能性があるという。
採卵鶏では、卵管腺癌、卵巣腺癌、卵管靭帯の平滑筋腫等の生殖器の腫瘍が多発する。
これら生殖器腫瘍では、産卵との関連が推察され、鶏銘柄による発生率の差も指摘されている。
<P142-144「鶏の病気」鶏病研究会編 1995年>
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採卵鶏の廃鶏では、
卵管腺癌、卵巣由来腺癌、卵管靭帯由来平滑筋腫の発現率が高く、
産卵の停止、腹部膨満、削痩などの症状がみられるほか
卵巣、卵管等に腫瘤の形成がみられ、さらに他の内臓に転移病巣が形成される。
<(社)日本食品衛生協会 食鳥処理衛生ハンドブック2007>
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卵管腺癌
多発例では40%を越える発生率を示し、ウィルス感染や遺伝的訴因の関与が推察されている。
(症状)
産卵率の低下、卵墜症(ARC注:排卵時に腹腔内に卵黄が落下し炎症や腹水の原因となる)、卵秘症(ARC注:卵つまり)などの症状を示す。
腫瘍が腹腔内に転移し腹膜炎を併発すると腹水がたまり、腹部が膨張する。
<「鶏の病気」鶏病研究会編>
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*腹部が膨張し、卵を産めなくなったため淘汰された鶏。
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卵巣腺癌
採卵鶏の生殖器腫瘍の中でもっとも発生率の高い腫瘍である。
産卵開始直後からすでに発現しているが、2年を越えると急に多発するようになる。
腹腔内転移を容易に起こす。
発現には下垂体の性腺刺激ホルモンの影響が推察されている。
(症状)
腫瘍の腹腔内転移や卵墜が起こり、腹水がたまる。
そのため腹部が膨満し、アヒル様の歩様となる。また、産卵も停止する。
<「鶏の病気」鶏病研究会編>
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*中央の鶏の立ち方が異常なのが分かるだろうか?
お尻が地面につき、ペタンと座っているような立っているような姿勢だ。
これは腹部が膨満し地面に接してしまっているためだ。
昔に比べて卵の平均重量は増加しているが、大きく重い卵を産むことも鶏の体へ負担をかけている。
重い卵の生産によるホルモン活性により、
卵管炎、大腸菌感染で引き起こされる生殖管の炎症にもかかりやすくなる。
より深刻な影響を受けた鶏は、卵管が薄くなり、チーズ状の滲出液の塊ができ、それが体腔内にひろがってしまうこともある。
そうなると更なる合併症を引き起こし、最終的に鶏は死に至る。
さらに、小さな体の鶏が大きな卵を産むことは、排泄腔の脱肛の要因になる。
鶏は赤い部分を突く性質があり、ケージの中に一緒に閉じ込められている他の仲間にそこを突かれると、出血、感染、さらに死に至ることもある。
2005年から2008年にかけて行われたある研究では、
白色レグホン種(商業用の生産性の高い鶏を作成するためによく使用されている種)で20週齢以上の採卵鶏の合計6,572羽の死体を調べた結果、
6572羽のうち卵管病変が1715例で記録されたという。
この報告書からは不明だが、おそらく卵管病変が見つかったのは生後1年(52週齢)以上くらいの鶏に多かったのではないだろうか。
採卵鶏はあまり卵を産まなくなる生後1年~2年ほどで「廃鶏」として出荷され屠殺される。
ある獣医師は、150羽ほどの屠殺予定の「廃鶏」を解剖し、そのうち約9割が卵巣か卵管に疾患があったと言っていた。
卵詰まりを起こしている鶏や、卵巣嚢腫のような状態の鶏や、卵管に腺がんのある鶏もいたという。
日齢がたち、繰り返し繰り返し異常な数の卵を産まされ続けた結果、鶏の生殖器がダメージを被るのは想像に難くない。
採卵鶏だけではない。
「品種改良」は動物を苦しめる。
ブロイラーや乳牛、豚でも、人の利益を優先した選択的繁殖がおこなわれ、動物は「生産病」ともいえる疾患に日々耐えている。
「品種改良」と繰り返し書いたが、人間の都合の「改良」は動物にとって「改悪」でしかない。
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人間が嗜好のために食べる卵のために、
本来年間に数10個しか卵を産まない体を、
品種改良により、300個以上産む体にされてしまったのが採卵鶏です。
卵は鶏の生理です。
年中、生理がくる体にされているのです。
鶏たちは1日がけで卵を産んでいます。
人間は数分程度の食事のために、この卵を何個も使います。
卵を大量に産みだす体にされた影響で、
骨粗鬆症、ガン、卵巣や卵管の疾患を抱える鶏が多くなっています。
卵管と卵巣の使い過ぎで、きちんとした分泌も排泄もできず卵管に卵材料がたまってしまうことがあります。
卵にカルシウムを奪われ、どれだけカルシウムを摂取しても、カルシウムの備蓄機能がうまく働かなくなってしまうこともあります。
廃鶏の約9割は卵巣か卵管に疾患があります。
以下は、卵詰まりを起こして死亡してしまった鶏。
以下は、腹部に液体の溜まった鶏。
卵管に黄身や白身が詰まっているか、卵管に腫瘍ができている可能性があります。
採卵鶏は、品種改良によって卵を産むマシーンと化し、結果、病気のリスクが増大した鶏という事です。
この病気になりやすい鶏を、今もなお、近親交配を繰り返しながら生みだし続けているのです。
この卵マシーンである採卵鶏を生む、親の鶏がまた別にいるのです。
種鶏、または、PS(ペアレントストック)といいます。
つまりPSは、採卵鶏を生むマシーンにされてしまった鶏です。
こちらにブロイラーのPSの話がありますが、その一生は死と隣合わせで交尾だけの生活を送る悲惨な一生です。
採卵鶏のPSもおそらく同じでしょう。
さらに、そのPSを生む、親の鶏がいます。
原種鶏、または、GP(グランド・ペアレント)といいます。
つまりGPは、PSを生むマシーンにされてしまった鶏です。
原種鶏 → 種鶏 → 採卵鶏
こうして近親交配を繰り返す過程で、4500倍に鶏の数は増幅させられます。
ひたすら人間の卵のために、交尾と産卵を繰り返すだけの一生を送ります。
そして 品種改良を行う過程で、より卵を産む鶏が選ばれ、比較的卵を生まない鶏は殺されていきます。
それが品種改良における、選択と淘汰です。
採卵鶏は、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。
1匹あたりA4サイズ以下の面積で、拘束されます。
このように、隙間に挟まったまま、動けなくなる鶏もいます。
不衛生で、病気になりやすく、
骨折や脱臼に苦しみます。
死ぬことは日常茶飯事です。
90%以上の養鶏場で、この虐待飼育を行っています。
この事実のみが徐々に広まり、それに従って 平飼い卵を買うという選択をする人が徐々に増えているようです。
しかし 品種改良の問題は平飼い卵だとか、放牧卵だとか、一切関係がありません。
人間が卵を消費し続ける限り、行われ続けます。
上の写真は、平飼いの採卵鶏たちですが、幸せそうに見えるでしょうか?
おそらく、多くの人が想像する平飼いのイメージと異なっているでしょう。
商売である以上、生産者は必ず都合の良い部分しか見せません。
快適そうな幸せそうに映った写真だけをHPに載せ、都合の悪い部分は載せず、うちの鶏たちは幸せだ、家族だ、とアピールするでしょう。
どれだけ表側が良かろうと、生産者側が思いやりを持っていると言おうと、裏側なんて誰にも分からないのです。
そして、ケージフリーにしても、解決しない問題は品種改良以外にも山積みです。
採卵鶏は 生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。
鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です。
しかしケージ飼育のせいで、その欲求を満たすことができず、その欲求不満が仲間をつつくという行為に発展します。
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/tori/t222_5.htm
クチバシには神経が通っており、当たり前ですが痛みを感じます。
その後も、慢性的に痛みが継続します。
スイス、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなどでは禁止されていますが
日本では、80%以上の養鶏場でこの虐待が行われています。
採卵鶏において、卵を産むのはメスです。
オスは卵を産まないので、養鶏業者からすれば、存在するだけで赤字になる邪魔者です。
なので、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。
殺し方は、袋に入れて窒息死
圧死
生きたままシュレッダーで粉砕など、残酷な方法で殺されます。
孵化場で、ヒヨコが機械で運ばれる際に、機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死ぬことがあります。
メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。
採卵鶏のオスが殺されている数は、世界では、毎年およそ60億羽。
日本だけで、毎年およそ1億羽です。
そして採卵鶏だけではなく、種鶏と原種鶏のオスも殺されていると考えられます。
以下は、2021年の1年間に採卵鶏のGPとPSが輸入された羽数(検疫解放羽数)。
ご覧の通り、PSめす10万に対して、PSおすは1万しかいません。
同様に、GPめす1万3000に対して、GPおすは2000しかいません。
つまり、メスに対して、交尾をするオスは、10%程度しか必要ないのです。
つまり、残り90%のオスは殺されているということでしょう。
上の表だけでも、PSおすが9万、GPおすが1万殺されていることが分かりますが、
これはあくまで輸入された分の話ですから、実際は、輸入先でこの何倍も殺されているでしょう。
この問題は平飼いだとか、放牧だとか、一切関係がありません。
人間が卵を消費し続ける限り、行われ続けます。
また、農場内でも、多くの鶏たちが死んだり、殺されたりしています。
奇形、歩行困難、病弱の鶏や
卵詰まりや成長不良などで卵を産まない鶏は、養鶏場にとって金にならないため、殺します。
殺し方は様々で、このように隔離して、水も餌も与えず、餓死、脱水死、衰弱死させることもあります。
これを業界では、淘汰、などという言い方をしていますが、
要するに金にならない鶏を、人間側が意志を持って殺しているだけであり、自然淘汰とは全く意味が違います。
ブロイラーたちも数多く死んでいることから、平飼いにしたからといって淘汰がなくなるなどありえないでしょう。
採卵鶏(卵を産む鶏)は、産卵を開始して、約1年が経過すると、卵質や産卵率が低下します。
この時点でと殺する養鶏場と、
強制換羽を行って、さらに長期利用しようとする養鶏場があります。
強制換羽とは、2週間程度、絶食などの給餌制限をおこない栄養不足にさせることで、新しい羽を強制的に抜け変わらせることです。
換羽期に羽毛が抜けかわると再び卵を産むようになるという鶏の生態を利用し、
卵の質を均一にし、生産効率を上げるために行われています。
ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。
さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。
このような方法を行って、最大2年くらいまで卵を産ませ、と殺します。
この問題も平飼いだとか、放牧だとか、一切関係がありません。
今まで強制換羽を行っていた養鶏場が、
平飼いにした途端に、強制換羽やめます、とはならないでしょう。
これらの苦しみを経て、生産率が落ち、使い物にならなくなれば、カゴに詰め込まれます。
動画の通り、乱暴に、雑に、叩きつけられながら、詰め込まれます。
詰め込まれてからの扱いも非常に雑で、足がもげてしまったり、
首がはさまってしまうこともあります。
そして、ぎゅうぎゅう詰めにされ、トラックで屠殺場へ運ばれます。
と殺が翌日に行われる場合は、ぎゅうぎゅう詰めにされたまま、夜間、放置されることがあります。
当然、餌も水も与えられません。
どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。
品種改良によって卵を産む機械とされた彼女たちは、この状況でも卵を産みます。
下にいる子達は、卵で体が汚されていきます。
何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。
痛かろうと苦しかろうと、ただただ惨めにうつむき、耐えるしかありません。
そして最後は、足を吊り上げられ
麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。
https://www.facebook.com/LifeInvestigationAgency/videos/1095595077130411
閲覧注意ですが、卵、鶏肉を食べる人は、しっかり映像をご覧ください。
鶏は、日本だけで、1日あたり約175万羽が屠殺されています。
上記はあくまで屠殺数でしかありません。
これらの問題も平飼いだとか、放牧だとか、一切関係がないのは言うまでもないでしょう。
結局は、寿命を迎えることなく、残酷に殺されることは、絶対に変わりません。
麻酔がたっぷり入った鶏肉を食べたいですか?
数々の苦しみと、犠牲のもとに生みだされたのが、卵です。
日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、
このような悲惨な一生を送っても、感謝されたら許しますという変人の方がいらっしゃったら、ぜひ申し出てください。
感謝とか、いただきますなんて、誰でも言える中身のない建前の言葉であり、
そんなセリフを言ってる時点で、思考停止であり、感情のある命と何も向き合っていない証です。
平飼いはあくまで「マシ」なものであって、解決ではありえません。
最終目標としての消費をやめるための、あくまで移行措置として、選択するのはありだと思いますが、
それがゴールで、そうすれば虐待がなくなると思ったら大間違いです。
ケージ卵を平飼い卵に変えるというのは、
犬猫をペットショップで買っていた人が、良いブリーダーさんから買います、と言っているのと同じレベルの話であり、
魚を食べて、漁網・漁具の問題から目を反らしながら、プラスチックゴミを減らそう、と言っているのと同じレベルの話です。
目先の表に見える部分だけに注目しても何の解決にもなりません。
つまりどんな卵にしようと、卵を食べ続ける限り、
嗜好のために鶏を苦しめ、痛めつけ、虐待しているという事実からは逃れられません。
そして、ありえないことではありますが、
仮に殺されるその瞬間まで鶏が幸せな生活を過ごせたならば、解決なのですか?
犬猫に置き換えれば分かるでしょう。
それまで幸せに生きてきた犬猫なら、若くして殺処分されても別に構わないですか?
そう思わないのだとしたら、なぜ鶏にはそれでもいいと思うのですか?
その発想自体が、自身の欲のための正当化だと気づくべきです。
鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。
人間は卵を食べなくても生きていけます。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
卵の消費をやめ、鶏たちを解放しましょう。
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