次の投稿を見れば、人間がいかに牛を利用して生きているかが分かります。
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【ウシの搾取方法を学ぶ】
私たちの生活に当たり前に存在する、ウシを使った食品、商品、娯楽、サービス。
ウシたちは、どのような商品にされているか、改めて整理してみましょう。
5つのカテゴリー、「食」「衣」「娯楽」「実験(薬)」「野生」に分けて整理します。
私たちの日常のありとあらゆる側面に、ウシが使われていることがわかります。
ここで大事なのは、これらの商品すべてが、虐待か殺害でできているということです。
自分がやられたら、と想像すればすぐにわかるでしょう。
すべての商品は、苦痛でできています。
人類至上主義の幻想、白昼夢から覚めてみれば、罪なき他者を殺し、胎盤を飲み、遺体を食べ、着て、いい年をした大人が他者の子どもから乳を奪い飲んでいる現在の状態は、贔屓目に見ても常軌を逸しています。
動物を痛めつけることから卒業しましょう。
思考停止せず、何が正しい行動か見極め、行動する。
現実を伝えていきましょう。
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母乳を奪いとられ、
遺体は、体だけでなく、脳、目、舌、陰茎、睾丸、血液、脂肪、尻尾など
あらゆる部分を、人間やペットや家畜に食べられています。
また 皮をはがされ、
服、防寒着、靴、バッグ、財布、装飾品、家具(ソファ等)、敷物などに利用されています。
牛革は、特に副産物と思われがちですが、革のために苦しめられ、殺される牛も多く存在します。
と殺場へ運ぶために、疲れて歩けない牛に、唐辛子を目に押し込む。
目にタバコを押し付ける。
また、ハラコレザーは、「牛の胎児の皮膚」です。
子牛の皮膚が引き剥がされて ハラコレザーとなり、遺体は肉になります。
建前上は、母牛のお腹の中で死んでしまった胎児、と言っていますが、
もちろんそういう場合もあれば、そうでない場合もあります。
以下は閲覧注意ですが、革製品を買う方々はしっかりとご覧ください。
また、あらゆる娯楽に利用され、
現在でも、闘牛、ロデオ、祭祀、観光牧場、ふれあい体験、動物園などで利用されています。
スペインの闘牛は、
目隠しに濡れた新聞紙の耳栓をし、
ワセリン塗布された眼は露み鼻の詰め物で息は苦しく、
性器に刺さった針で苦痛を倍増させ、
身動き取れない囲いの中で二日間過ごさせたり、
一週間水も餌も与えず暗室に閉じ込めたりして、草食動物の牛を荒れくれ牛に変身させます。
スペインの闘牛の実態を調査 | ヲタクルムのダイエット日記 (ameblo.jp)
そして、人が牛に、剣を突き刺すなどして虐殺します。
闘うとか言ってますが、闘いたくもない牛をイジメて無理やり怒らせ、
武器を持って有利な条件でやってるわけですからただの殺戮です。
日本の闘牛では、人と牛ではなく、牛どうしが闘うルールとなっており、スペインとはかなり異なっています。
あからさまな表側の虐待を避けているあたりが日本人らしいですが、
角を持った牛同士が突き合ったり、押し合ったり、転んだりするわけですから、ケガをすることは多々あるでしょう。
まだ調査されている方がおらず、虐待の証拠はなかなかありませんが、
日本の闘牛も、調査すればいくらでも都合の悪い事実が出てくるでしょう。
また 沖縄などで、水牛車として水牛が利用されています。
沖縄の備瀬のフクギ並木は、水牛に虐待的な飼育を行っていることが発覚しています。
また、18世紀ごろには、英国で牛いじめという、牛と犬を闘わせる見世物が流行しました。
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牛いじめは、闘犬の一種で、
18世紀ごろの英国で流行した雄牛(ブル)と犬を戦わせる見世物。
ここで牛に対抗できる犬として開発された犬の品種の一つが、ブルドッグである。
その当時のブルドッグは、現代ではオールド・イングリッシュ・ブルドッグと呼ばれており、今のブルドッグよりもはるかに運動能力が高かった。
一方、1835年、動物へ残虐行為を禁止する法律ができると、牛いじめは禁止された。
同時に、ブルドッグという品種も息絶えた。
その後、この品種を復活させるための努力がなされ、残っていた残渣のような子孫を交配させることで、今のブルドッグが誕生した。
しかしこのブルドッグは、牛いじめのための品種ではなく、愛玩のための品種となったため、
もはや運動能力は低くて、牛いじめをするどころか自立的に生きる能力さえ弱まった。
牛いじめをしていたころのブルドッグは、当時の「牛いじめ」の絵画から窺い知れる。
その絵画からわかるが、ブルドッグは牛の側面に噛みつくことで、牛を倒そうとした。
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牛を殺すために品種改良されたブルドッグを数頭放ち、
牛に噛みつかせ、牛を倒せば賞金を払うという非常に悪質な虐待ショーです。
イギリスは、現在、アニマルポリスがあったり、ヴィーガンのCMが流れたり、ヴィーガン人口が多かったりで、動物愛護、動物解放に対して、非常に進んでいる国ではあります。
ただ、犬のブリーディングや、競馬など、動物虐待産業を作り出したのもイギリスが多いです。
エリザベス女王は元ブリーダーです。
また、動物実験や薬にも利用されています。
2009年には酪農学園大学の女子学生が、獣医大の牛の殺処分の残酷さに耐えかね、自殺しました。
****************引用****************
北海道江別市にある酪農学園大学。
自然環境に恵まれたこの大学で女子学生が自殺しました。
彼女が自殺したのは、昨年10月末。
苦にしていたのは、酪農学園大学獣医学科での、牛の殺処分方法でした。
以下は、女子学生からの内部告発の一部です。
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筋弛緩剤を頸静脈に打ち、
牛が倒れたら「足結び係」が足を結び「放血係」が首を刀で裂き、
バケツにつながるチューブを動脈内に挿し込み、
眼瞼反射や肛門反射で死を確認し、足のロープにフックを掛け、
解剖室中央に牛を移動させ
(
頭をはずし、
そのあと「腹出し係」がお腹を刀で裂き、腸、
そして「胸出し係」が胸くうを空け、肺と心臓を取り出す。
子牛の場合は、ドンと押せば倒れるので、その要領で倒し、
時折、
動脈は体の深部にあるので、
その際、牛がモーモー!!!
「モーモー!!!!!だってよ、
まだ鳴いている子牛に先生が近づき、
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そして以下は、現代の人間に最も関わりが深いと言える、牛肉になる牛たちの一生。
牛の寿命は20年ほどと言われていますが、
肉牛は2年から2年半ほどで出荷、と殺されます。
霜降り肉がもてはやされる日本では、
肉牛の多くは牛舎内で一生のほとんどの時間を過ごしており、
特に肥育後期にはより太るよう濃厚飼料が多給され、
生後1年以上の肥育牛の約90%は、放牧場や運動場に放されることなく、出荷されるまでの期間を牛舎内で過ごします。
肉牛のオスは、性質をおとなしくさせ牛同士の闘争を防ぐため、やわらかい肉質にさせるためなどの理由で、去勢されます。
生後2か月ほどで腹腔から睾丸が降りてくるため、去勢はそれ以降に行われます。
皮膚を切開して、精索と血管を何度か捻りながら、引いてちぎるという去勢が多くの場合麻酔なしで、獣医師ではなく肉牛農家自身の手で行われています。
肉牛は、一般的には囲いの中で放されていますが、鼻環でつないで飼育しているところも多くなっています。
牛にとって鼻は敏感に痛みを感じる部分です。
鼻環は、敏感な部分を刺激して牛を扱いやすくするために、生後3ヶ月くらいで専用の道具でつけられますが、その際牛は痛がります。
鼻環は肉牛の84%で実施されています(2009年畜産技術協会調査)
耳標(個体識別番号とバーコードが書いている耳に付ける黄色いフダ)は、
牛のトレサビリティ法(追跡調査ができるようにする為)により、必ず両耳につけられます。
生後2ヶ月くらいで子牛検査(登録)のさいに着けられますが、この時も子牛は痛がります。
牛に限らず畜産動物へのこういった外科的処置は、基本的に麻酔なしに行われます。
牛の性質をおとなしくさせる、飼育者が怪我をするのを防ぐといった目的で、
角の切断(断角)か、角を根元から焼切る除角が行われます。
生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。
角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。
肉牛は約50%、乳牛は約73%が、日本において、麻酔なしで除角されています(断角を含む)。
除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。
首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。
メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。
人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。
その方法は、非常におぞましく、人間が、牛の肛門から手を突っ込み、膣から子宮に器具を使って精子を流し込むのです。
人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。
女性の皆さん、ぜひ自分の立場に置き換えて考えて見てください。
仕方ない、で済みますか?
オス牛も強制的に精子を採取されます。
こちらも非常におぞましく、
擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。
老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。
擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ
雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。
乳牛から生まれた子牛は、雄牛の場合は肉牛として、メス牛の場合は乳牛として飼育されますが、
いずれにしても、乳牛から生まれた場合は、母牛からすぐに引き離されます。
母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。
母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。
なので、すぐに引き離し、初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えます。
引き離された子牛は、つなぎ飼い、単頭飼育、群飼育が行われ、もう親と会うことはありません。
自分の赤ちゃんを、突然 奪われたらどう思いますか?
苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?
それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。
和牛飼育においても、超早期母子分離法といって
出産後3~5日で引き離す方法を行う農家もいます。
彼らは常に、牛の気持ちではなく、自分達の効率と利益を考えています。
・ 母親の乳を十分に吸わせてもらえなかった
・ たった一頭で飼育されている
・ 繋がれたままでどこにも行けない
・ いつも同じ場所で、好奇心を満たすものが何もない
・ 採餌のための探索行動ができない
などといった不適切な環境で飼育されるストレスから、舌遊びという異常行動を行うことがあります。
牛舎に閉じ込められ、餌を自分で探すという行動欲求が満たされず、舌遊び行動でまぎらわしているのです。
脂肪が筋肉の間に細かく網の目のように入った「霜降り肉」をつくるために、
牛たちは、脂肪細胞の増殖を抑える働きのある、ビタミンAが少ない餌を与えられます。
このビタミンA欠乏が慢性的に続くと、
光の情報を視神経に伝えるロドプシンという物質が機能しなくなり、
重度になると、瞳孔が開いていき、失明に至ってしまうことがあります。
失明しなくとも体に必要な栄養素の欠乏は、牛の苦痛を増加させます。
ビタミン制御した飼料給与が原因で、浮腫(むくみ)等の症状を示した牛の割合が37.7%という調査もあります。
「最上級」の霜降り肉でなくてよいならば、ある程度は脂肪交雑しているにもかかわらず、
食肉格付けの高い「最上級の霜降り」を求めて、牛を病気に追いやるような栄養制限が一般的に行われています。
以下は、2011年6月11日 信濃毎日新聞の記事。
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その牛は、額の先で手を振っても反応がなかった。
黒目は焦点が定まっていない。
ほかの牛と体をぶつけることも多い。
「盲目の牛です」。
ステーキなどの高級食材になる和牛を飼う県中部の50 代の男性農家が打ち明けた。
「おいしい肉にしようとすれば、こうした牛が出てしまう」と男性。
飼育中の約130 頭のうち、1 頭が完全に目が見えず、10 頭弱は視力低下が進んでいる。
こうした牛も人体への影響はまったくないとされ、普通に出荷される。
盲目になるのは、肉に「サシ」と呼ばれる白い脂肪分を入れようとして、牛の栄養が偏ってしまうことが原因だ。
和牛の価格は、サシの入り具合で決まる。
多くの農家の目標は、高値で取引される細かなサシが入った「霜降り」の牛を育てることだ。
そのため、農家は生後約1年半から数カ月間、ビタミンを多く含む牧草などの餌を抑え、穀物が中心の飼料で太らせる。
これがサシを入れるために欠かせない技術とされる。
「霜降り」という日本の食文化を支える生産者の知恵だ。
しかし、ビタミンは、視力維持に必要な成分。
欠乏がひどくなると盲目になりやすい。
足の関節が腫れて歩行に障害が出る場合もある。
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出荷時期がきた牛や、用済みとなった牛たちは、と殺場までトラックで運ばれます。
先日、と殺場に運ばれていた牛が、トラックから逃走したというニュースが流れましたが
その映像で、このようにガチガチに固定されたまま運ばれる牛の姿が映っていました。
北海道から東京までの長距離だろうと、夏場のうだる暑さ、冬場の凍える寒さであろうと、体調不良や病気や骨折で立てなかろうと、
ぎゅうぎゅう詰めにしたり、紐で結んだりして、荷台に乗せられ、
どれだけ辛かろうと、動物達の都合で休憩することもなく、長距離を人間のペースで移動させられます。
と殺場に着いた頃にはぐったりしていることもあれば、死んでいることもあります。
ぐったりして動けない牛や、死んだ牛は、このようにして、片足を吊り上げられ運ばれます。
例え、歩く気力が残っていたとしても、恐怖から屠殺場に行こうとしない牛もいます。
動画の牛は、恐怖とストレスで、口から泡を吹き、
職員に引っ張られても、その場から動くことを拒否しました。
仕事が進まない職員は、この牛を何度も蹴り
尻尾を折り曲げるなどして、強制的に移動させました。
殺すというこれ以上ない暴力が日々行われている場所です。
思い通りにならず業務に支障が生じれば、これくらいのことが行われても何も不思議ではありません。
また、屠殺が行われる翌朝まで、夜間、放置されることもあります。
長距離を運ばれ、クタクタにも関わらず、短い紐でつながれ、横たわることができません。
1月の寒い時期であろうと、このまま翌朝まで放っておかれます。
水も飲ませてもらえないことが多々あります。
ドロドロで不衛生な場所に、24時間つながれることもあります。
ストレスで泡をふいています。
どれほど辛いのか。
この牛は、ガチガチに固定されていて、顔を動かすことすらできません。
どうせ殺すわけですから、牛たちには何の配慮もありません。
つなぎ飼いだろうと、牛舎飼いであろうと、放牧だろうと、牛の最後はこの屠殺場です。
寿命を迎えることなく、若いうちに殺されます。
このような苦しみを経て、最後は、眉間に屠畜銃を打たれ、片足を釣り上げて逆さ吊りにされ、喉を切り裂かれ、出血多量で死亡します。
動画は閲覧注意ですが、肉を食べる人はしっかりご覧ください。
日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますに意味があると言いますが、
このような悲惨な目にあわされても、感謝されたら許すという変わった方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。
感謝や、いただきますなんて、無駄に大食いしているような人間でも言っているような、
何の意味も価値も中身もない、誰でも言える言葉です。
あと、いただいているのではなく、奪ってるだけですからね。
動物達はあなた方に体を与えようなんて思っていませんよ。
誰かが自分の財布を勝手に取って、感謝していただきました、とか言ってたら納得するんですかね?
自分の欲のために奪った、だけでしょう。
食卓で言う、感謝していただくも全く同じです。
奪っている自覚があるかないかだけの話。
それを言う自分が謙虚で、正当化できている気になる、自己満足の言葉です。
人間は肉を食べなくても生きていけます。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
このようにありとあらゆる場面で、牛は人間によって利用され、虐待され、虐殺され続けています。
現在の牛は、ヨーロッパにいた、オーロックスという種の牛を家畜化したものですが、
オーロックスは、1672年に絶滅しました。
人間が考えもせず、狩りをして食べあさった結果です。
そして絶滅をさせておきながら、
畜産を正当化する時には、畜産が終わると牛は絶滅すると言って、絶滅を言い訳に使い始めるのです。
人間とはどこまでも愚かな生き物です。
牛は、人間に都合が良い生き物だったばかりに、ただひたすら人間に利用されるだけの生き物に成り下がり、生き物としての尊厳は全くありません。
日本人にとって、牛乳生産マシーン、牛肉生産マシーンとして扱われている牛にも感情があります。
あなたが牛の立場だったらいかがだろうか?
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