パンを作る時の基本的な材料と言えば、
小麦粉
砂糖
イースト
塩
油脂
水分
この材料さえあれば、作れます。
そして、その材料の中でも油脂というと、
バター、ショートニング、オリーブ油
を主に使っていくことが多いのですが、
この中でも教室ではバターの頻度が多かったりするのですね。
レッスンでは、レシピの説明をさせて頂く時間があり、
材料についてもお話しさせて頂いているのですが、
先日、レッスンに初めていらっしゃった方が
こんなことをおっしゃっていたんです。
「今まで家で作った時に、レシピにバターって書いてあったんですけど、
マーガリンとか使ってました。」
ここで問題です!
パン作りでマーガリンを使わないのはなぜでしょう?
・・・
前置きが長くなりましたが、
今日はパン作りで使うバターについてお話したいと思います。
では、なぜマーガリンだといけないのか?
それは、市販のマーガリンには大抵の場合
トーストしたパンに塗るために作られています。
そして、その市販のマーガリンには食塩が添加されているんですね。
そう!
パン作りで使っていくバターは無塩バターを使っていくんです。
パンのレシピで記載されてあるバターとは、
無塩バターのことを言っているんですよね。
実は私も、パン作りを始めてから初めて知りました(笑)
ですので、食塩が添加してあるマーガリンを使ってしまうと
味が変わってしまう・・ということなんです。
しかも、マーガリンとバターでは味も風味も違ってくるので、
レシピ通りのパンを焼きたい・・
そんな時には、思い通りのパンが焼けなかったりするのですね。
これは、有塩バターの場合でも同じなんですね。
もし、有塩バターを使用する場合は
レシピの塩の配合を少なくしていく必要がある
というわけなのです。
パン作りにおいて、塩の役割はとても大きく、なくてはならない存在ですが、
レシピの配合よりも多く入れてしまうと、
出来上がりのパンの味にもとても大きな影響が出て来てしまうので、
気をつけていきたいところです。
まとめ
同じ油脂だし、バターよりもマーガリンの方が手軽に買えて使えるから
マーガリンでもいいよね!
有塩バターと無塩バター、どっちを使ったらいいんだろう?
今回、レッスンに来られた生徒さんからのお言葉で、
以外に同じように考えて作られている方って多いのではないかな?
と感じました。
もし、今までマーガリンや有塩バターでパン作りをしていた!
という方がいらっしゃいましたら、
是非とも今度からは無塩バターでパンを作って見てくださいね。
出来上がりのパンの違いにびっくりされるかもしれませんよ^ ^
参考になれば幸いです。
パン作りでは無塩バターを使うのは分かった!じゃあ、
良かったら合わせてご覧ください。
この記事を書いている人 -WRITER-
手ごねパン教室ポラール:市川 希里絵
パン作りを通して 「成長を実感してもらえること」 「家族に手作りのパンを食べてもらえる喜びを、感じてもらえること」 それらを通して、自分に自信を持ち、自分自身を満たす。 あなたの生活や家族との関係がより良くなり、豊かになるような教室を目指しています。