パン作りを始めると必要になってくる道具の1つに
刷毛
があります。
先日のレッスンで、生徒さんからこんな質問が・・。
「先生は2種類の刷毛を使い分けていますが、なんででしょうか?」
ということで、今日は
私が2種類の刷毛を使い分けている理由と
おすすめの刷毛をご紹介したいと思います。
パン作りで使用する刷毛
なんの為に必要かというと、
焼成前の生地に卵を塗って、パンにツヤを出す時に
この刷毛を使って卵を塗っていくのですね。
私自身、色々な刷毛を使って試してきたのですが、
今レッスンでも使っているのは2種類の刷毛↓
まずは、ナイロン製の柔らかい毛が特徴の刷毛です。
これは、主に照卵をするときに使っています。
とても毛が柔らかいので、二次発酵後のふっくら膨らんだパンの生地も
潰したり、傷つけたりせずに綺麗に卵を塗ることができるのですね。
私自身、他にも山羊の毛の刷毛や
豚の毛の刷毛なども使って見たのですが、
持ち手が木でできたりしていると、すぐにカビてきてしまったり、
豚の毛だと固すぎてしまい、パンの生地を傷めてしまったり・・
そんな経験をしてきた中で、
現在はナイロン製の刷毛に落ち着いています(^ ^)
そして、2種類目に使っている刷毛が
シリコン製の刷毛↓
このシリコン製の刷毛は主にオリーブ油を塗るとき使っています。
先程のナイロン製の刷毛でオリーブ油を塗ると、
とても塗りずらいこと、使用後のお手入れも大変になってしまうんですよね。
ですので、私はオリーブ油を塗るときには
このシリコン製の刷毛を使うようにしています。
ちなみに、シリコン製の刷毛で卵を塗ったみたこともあるのですが、
やはり塗りずらかったです。
まとめ
今まで色々な刷毛を使ってきて分かったのことは、
やはり刷毛は刷毛でも、素材などによっても
使いやすかったりそうでなかったり・・
ということがあるのですね。
どうも上手く焼けないな・・
そんな時は、もしかすると技術の他に
使う道具によって、ぐんっと上手に美味しく焼けたり!
なんてことがあるかもしれません(^ ^)
私が今まで色々試してきた道具や材料についてもレッスンでお伝することで、
生徒さんのパン作りがよりスキルアップし、
ご自宅でも美味しいパンを焼いてもらいたい
そんなことを思いながら日々レッスンしています♪
参考になったら嬉しく思います。
パンが上手く焼けない・・そんな時は
1つ1つの工程の意味を知ることも大切だったりするんですよね(^ ^)
この記事を書いている人 -WRITER-
手ごねパン教室ポラール:市川 希里絵
パン作りを通して 「成長を実感してもらえること」 「家族に手作りのパンを食べてもらえる喜びを、感じてもらえること」 それらを通して、自分に自信を持ち、自分自身を満たす。 あなたの生活や家族との関係がより良くなり、豊かになるような教室を目指しています。