食べログ問題 ライターの立場から
食べログの有名レビュアーさんが、高評価点から過剰接待を受けていたという記事を読みました。本当なのですかね~。私はバルセロナに住んでいるし、帰国する際にも食べログを使ったことはありませんが、そういうサイトが存在することは知っていました。ちょうど先日主人と、インターネットの情報が重視されるようになってきて、飲食店関係だったらこんな問題が生じているかもしれないね…と話していたところでした。う、うらやましいわっ。レビュアーさん(じゃないか)。私は飲食店に点数をつけるような批評家ではないけれど、取材で訪れて、正直、お水くらいはいるかどうか聞いてほしい…と思います。近くにもう1店経営しているお店があるからと、無理やり連れていかれ、いろいろ説明してくれるのはいいのですが、そんなにいろいろ掲載できないし、それでも何か勉強になるような情報が得られればいいのですが、多くの場合、純粋な宣伝をされるので、時間が無駄になってしまいます。で、お水も出してくれないで、素敵な料理は写真を撮ったら引っ込められる…ということもあります。ま、スペインだから言っちゃうけど。お水、くださいって。時々言い忘れて、あー喉が渇いてたんだった、と後から悔しくなります。飲食店の取材のお仕事は好きです。原稿料が少ないというのが難だけど。多くの取材先で、お店について、料理について、これからのプロジェクトについて語られるとき、大きなエネルギー、活力をもらいます。頑張れーっ。って思うと同時に、私にもプラスのエネルギーが入ってきている。そういうお店とは息の長いお付き合いをさせてもらっていると思います。そうそう、主人と話していたのは、〇〇をくれないと、評価を悪く書きますよ。とか、犯罪まがいのこともおこっているのかもね、ということ。情報は溢れていますが、何を信じるかはその人次第。そして飲食店とお客さんやレビュアー、取材者は対等の関係でいたいものです。