先日久々にチーズケーキを作りました。

 

日本のレシピを参考にしたスフレタイプ。

 

スペインにもチーズケーキはありますが、日本のとはかなり違います。

一応スフレ風なのですが、白っぽいチーズがべちょっとしてるというか、

日本人にはあまり評判はよくありません。

 

それはそうと、なんでチーズケーキを作ったかというと、もらいものの

チーズのパテがあったので。

 

それが、パテとして普通にパンに塗って食べられないくらい強烈な

臭いのもので…。

でも多分上等なもので、捨てるにはもったいない。

 

リサイクルしたら素晴らしいものになるに違いない!

と思ったわけです。

 

スペイン人、チーズが嫌いな人もたまーにいますが、大抵大好きで

結構強烈なタイプもいける人が多いです。

 

話がそれましたが、そういうわけでお菓子本を引っ張り出してきて

スフレチーズケーキ。

 

チーズの分量は無視してあるだけ入れました。

 

そしたら、

 

オーブンに入れた直後からじわじわと…パテより強烈な臭いが充

満してきて、焼きあがったころには胸が悪いくらい。

 

焼き上がり、結構きれいなのに。

しっかり膨らんだし。

 

すんごい臭いなのです。

 

もう家中充満。

 

卵3つも使ったし、せっかくなので、食べました。

 

パテだったチーズの10倍くらい濃厚で、さすがに食べられない。

 

切った分はなんとか食べましたが、食べられないようなものを作っ

たのは、初めてかも。

 

主人は

 

ごめん。

ちょっと試すのも無理。

 

と充満した臭いだけでギブアップしてましたが、

 

ルイスに持っていけば?

めっちゃ喜ぶはず。

 

ありえる。

 

味覚は人それぞれだから、どうこういえませんが、ブルーチーズ

を10年くらい太陽の元に放置しておいたような臭いのチーズの

ケーキでも、いけると思ってくれそうな人が何人かいます。

 

彼らには逆にさっぱりした日本の料理とかを振る舞えないので

すが。

 

一口分切ったし、さすがにプレゼントはできなくて結局捨てまし

た。

 

ひとつ、学んだこと。

 

食べられないものはどうやっても食べられ

ない…。

 

どうせならパテのままあげればよかった。