先日ホームパーティーについて書きましたが、
地中海地方でありがちなホームパーティーにありがちないろいろ
をまとめてみます。
1.大幅に遅刻する人がいる
ホームパーティーには、気ごころが知れていてカトラリーを並べたり
手伝おうという気がない、もしくは相手が気を使って頼めないだろう
という場合は、開催時間より早く行かないのが礼儀。
ただたまに1時間くらい遅刻してくる人がいます。
私の知人でスペイン人ではなくキューバ人なのですが、最短1時間
は遅刻してくるので、皆、彼女には1時間早い開催時間を伝えてい
るそう。
大勢の立食パーティーなどで、来た人から食べられるような場合は
いいのですが、少人数の集まりで皆が集まるのを待たなければなら
ない場合、最悪です。
2.主催者が適当すぎ
これは、私の直接の知り合いにはいませんが、ありがち。
開催時間が遅いうえに、到着しても全然支度ができていない!
主催者がいたってのんびりしていて、食事準備はだらだら、おしゃべ
りばっかりでいつまで待っても食べ物が出てこない…。
正直さっさと食べて早めに帰りたい…と思う日は困ります。
思わない日でもお腹がすきすぎてつらいかも。
私が用意していいですか?
と言ってしまいそうですね。
こういう人たちがいるので、アペリティブという習慣があります。
全然知りませんでしたが、6月1日はアペリティブの日だったのです
ね。
ちなみにアペリティブとは、食事の前に軽くつまんだり飲んだりす
ること。
食事の前に、余分なものでお腹を満たしたくないという、無駄嫌い
の私ですが、出されたらいただきます。(=食事はまだ当分出てこ
ないという意味なので)
私が好きなホームパーティーのエピソードはイタリア人の友人宅
で。
訪問者が来る前に掃除していたら、
掃除は、来客が帰ってからするもの。
と。
なるほどね、ここまで気を使わなくなれたら、もっと気軽に家に人
を呼べそうです。