始まってなかったあせる
 
 
ゆうがおはじめて物語
 
 
ちゃんと始めまーす
 
 
栃木でかんぴょうが全盛だったのは昭和の頃
戦前の昭和12年をピークとして、戦争をはさみ一時衰退はしたが、戦後の景気復興とともに復活した。しかし、近年における干瓢生産は、急激な減少傾向にある。
 
こんな記事もありました

2008年4月9日朝日新聞
 
その後食生活の変化でかんぴょうの需要は減り
需要も減っているので
高齢化からかんぴょう栽培をやめる農家さんも多くなってました
 
特にやめる原因となるのが
 
  • 繁忙期は夜中1時、2時早朝からの作業
  • 約7、8キロあるゆうがおの実を取り扱う重労働
  • 2人1組でやる作業なので夫婦どちらかが体を壊すと作業が出来ずやめてしまう
  • 親世代の大変さを知っている子供世代が跡を継がない
 
 
私が聞いてきたのはこんな理由
 
これまでに出会った
 
 
昔実家がかんぴょう農家だったよ
 
 
という人のほとんどが
 
あんな苦労、もうしたくないぼけー
 
というネガティブな感想最多
 
でも次に多いのが
 
懐かしい!昔実家で剥いてた
 
とちょっとノスタルジックに思い出してくれる事ワタシ調べ)
 
 
そんなかんぴょう農家が減りつつある中
 
 
佐野生まれ佐野育ちの私が10年近く
実家を離れ県外で働いて
縁あって栃木に再び戻ってきました
 
 
両親も県外からの転勤組
 
かんぴょうは
栃木にいた頃も
 
運動会の時のおいなりさんやかんぴょう巻を食べた
「栃木の特産品」として紐のようなものが教科書に載っていた
 
くらい
栃木県内で同じような認識の人は多いと思います😅
 
こんな風に
かんぴょうとそれほどふれあうこともなく
子供の頃を過ごし
一人暮らしをしていた頃は
自炊はしてたけど
乾物は一度も使った事なかったし
使おうとも思ったことがない😅
 
かんぴょう食べる機会は
外食した時にお寿司屋さんで食べる
セットについてくるかんぴょう巻きくらい
 
生活にかんぴょうが絡んでこなくても
別に支障はありませんでした
 
というかほとんどその存在を知らなかったあせる
 
 
そんなかんぴょう知識ゼロの私が栃木に戻った頃
 
 
かんぴょう業界は
かんぴょう栃木伝来300年をまもなく迎えようとしていた頃
 
ギョーカイ的に盛り上がっていました
 
 
まるもにーさんのうちがかんぴょう屋さんとは聞いていたけど
篠原商店(屋号マルモ)という名前から
個人商店で地元の人に乾物を売ってるものだと思っていたら
 
栃木から全国のお客さんにかんぴょうを出荷する産地問屋でした
 
 
 
 
そこで知ったのは
 
かんぴょうの生産って
栃木県が全国第一位!
 
しかもその比率98パーセント!!
国産のかんぴょうをたべたらほぼ栃木県産!!
 
同じく全国生産第一位
みんな大好き
県も推しの
トチギのイチゴですら
 
栃木の生産量は全体の約15パーセント!
なのに
かんぴょうはとっても地味な存在で地味な扱い
 
 
かんぴょう伝来300年記念に先駆けて
かんぴょう料理コンテストが開催されていて
 
初めて篠原家に行った時
まるも母さんから出されたのが
 
かんぴょう料理コンクールに出す(出した?)
まるも母さん手作りの
 
かんぴょう羊羹
かんぴょうチュロス
 
かんぴょうチュロスは
高校生の作品だったかな??
 
ヒモ(←)、おいなりさん、かんぴょう巻
 
しかインプットされてなかった
私のかんぴょうデータファイルは
それだけでびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり
 

結婚式でクイズに出すくらい衝撃的でした🤣
(待ち時間の読み物的なもの作った)
 
 
お菓子として食べられる
サクサクしてる
羊羹の中に入ったかんぴょうの食感
 
 
こんなに色々使えるのに
かんぴょうでしか食べ方が知られてないって
もったいなーーーい
 
そう思ってしまったのは
きっと私が前々職でチラシを作っていた

 

 

ことと

 

栃木に戻る直前までいたIT系のソフト開発と販売の会社

この会社の基本方針が

頂上戦略(その業界のトップを顧客にすることでその他の企業に商品を売り込む)をとっていたので

生産量「日本一」って単語に反応しちゃったから

 

通販→ITときて→かんぴょう

 

まったく畑違いな仕事をしてきたようにみえて

ぜ~んぶつながってる

通販→ITも自分的には営業サポートという大きな括りでは同じという感覚で転職した

 

人生って無駄ががないウシシ

 

 

 

昔の資料を探していたら

かんぴょう羊羹の作り方が出てきました

 

かんぴょうdeようかん(第1回かんぴょう料理コンク-ル入賞作品)

 

* 材料 *

  • かんぴょう30g
  • 大納言 小豆200g
  • 砂糖200g~250g(お好みで調節して下さい)
  • 塩 少々
  • 寒天 1本

* 作り方 *

  1. 小豆は水洗いして茹で、柔らかくなったら砂糖・塩を入れ煮詰める。
  2. 干瓢は水洗いし、塩少々でもみ洗いする。
  3. 干瓢を戻す。戻し方はこちら→クックパッド(基本の戻し方)へ
  4. 別の鍋にお湯200ccの中に砂糖(大さじ3)塩少々を入れ、茹でた干瓢を加え煮る。
  5. 煮た干瓢を細かく切り、煮たあんの中に入れよく煮る。
  6. 寒天はかるく水洗いし、ちぎって水に浸す。
  7. 水180ccで寒天を溶かし、あんの中に入れて煮る。
  8. 全体に混ざったらバットに流して粗熱をとり、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。
*ポイント*

「かんぴょう・寒天」にも現代人に不足しがちな食物繊維がたっぷりです

小豆の形がなくならない程度に煮るといいです。
時間がなかったら市販のゆでたものでも代用可です。

 

資料を色々探してたらすっかり開始が遅れた

「ゆうがお物語」

かんぴょう羊羹のレシピを発見して

「和菓子の日」だった昨日、

ようやく書き上げることができましたー

 

次回

ゆうがおはじめて物語②〜かんぴょうには歴史とロマンが詰まってる。かんぴょう始めた人はシノハラさん(だったような)〜

 

 

全話一気読み!

右矢印はじめて物語、始めました

右矢印第1話〜かんぴょう屋に嫁いだらギョーカイは起死回生のチャンス到来で大盛り上がり
右矢印第2話~かんぴょうには歴史とロマンが詰まりすぎ。麒麟が真田丸で関ケ原を戦う

右矢印第3話〜かんぴょうには歴史とロマンが詰まってる。かんぴょう始めた人はシノハラさん

右矢印第4話~トチギに戻ってきた非リア充、新境地ヲ開拓スル

右矢印第5話~人生七転び八起き。捨てる神に拾う神

右矢印第6話~かんぴょうからユウガオへ。こんな食べ方あったんだ
右矢印第7話~かんぴょう業界一大プロジェクト!かんぴょう伝来300年がやってくる
右矢印第8話~ふくべ料理イベントデビューするの巻
右矢印第9話~ふくべ料理、どこに行く!?

右矢印最終話~発想の転換!ないないずくしからの復活劇

 

 

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