ポテトブレッド&ココアブレッド
毎日暑いですね~。
熱気ムンムンの台所に入ると、『今日は火を使いたくないなー』とか思いませんか!?
私は今年はそんなのばっかりで、チャチャッとできるマグロ丼の出番が例年より多い夏です。
そんなわけで、手軽に食べられるパンも消費量がアップ。
昨日、オーブントースターを新調したので冷凍パンもますます美味しく食べられます♪
教室の上級10回目はポテトブレッドとココアブレッド。
それぞれ名前についている食材が練りこまれたパンなんですが(^^ゞ
成型の仕方がだいぶ違います。
まずはじゃがいもの入ったポテトブレッドのほうは・・・
正方形に近い1斤型で焼いています。
スライスしてみると真っ白ふあふあ☆
茹でたじゃがいもを茹で汁ごと加えていますが、ほんのり野菜の甘みが感じられる程度。
言われないとじゃがいも入りって気づかないかも!?
ただ、2日目・3日目以降の状態が普通のパンよりも柔らかく、全然パサパサしてこないから
驚きました。片栗粉(じゃがいものデンプン)を料理で使うとトロトロ感が続くから、
この場合もデンプンが関係しているのかな??
ココアブレッドは、ココア生地にチョコチップを入れたダブルカカオなパンです。
ココア生地自体はそこまで甘くないので、チョコチップが入ってもくどくありません。
とは言っても普通のパンよりは砂糖が多めに入るため、『耐糖性イースト』というものを
使います。イーストは砂糖を元気の素みたいに取り込んで働きますが、あまりに
元気の素が多すぎても、お腹が一杯になって動きが鈍ってしまうそうです。
そこでこの耐糖性のものは、周りにどんなに誘惑物があっても一定量以上の糖を
取り込まないように作られているのだとか。耐糖でないイーストを使って同じくらい
膨らますには1.5倍の量が必要になり、匂いに敏感な人にはちょっとイースト臭さが
気になるかも・・・と先生に言われましたが、結構大きなサイズでしか販売していないので
私は買えてません(>_<)う~ん、下の売店で、半分のサイズで半額なら良いのになぁと
何度思ったことか。
あと、今回は特別講習で米粉のパンも焼きました。
小麦を一切使わないパンを作るのは初めて。単に小麦のパートを米粉に代えるだけかと
考えていたら、米粉+米粉パン用のデンプンとグルテンを混ぜて使います。
丸める時とか、けっこうべたついてグニョ~ッとするので、やっぱりいつもの生地と感じが
違うなーとちょっと緊張です。

表面に白胡麻をまぶしてバリッと焼き上げます。
食べてみると・・・おっ、何だか素朴な味・・・。
バターではなくショートニングが入っているからか、とてもあっさりしています。
ふと思い浮かんだのは、お祭りで売ってるポンポン菓子。あれから甘さを取り払ったような
風味でした。
こんなにシンプルな味なので、家でどうやって食べようかな~と思っていたら
先生が納豆+チーズを載せて焼く方法を教えてくれました。((゚m゚;)ナットウ!?
大丸の広告に付いていたレシピを切り抜いて見せてくれたのでメモメモ。
早速今日の朝ご飯に作ってみましたよ~。
(本当は更に海苔を散らします)
お!?思ったより食べやすいです!
納豆とご飯を一緒に食べると、米粒と納豆が相乗効果でネバネバしますよね。
これがパンになると納豆の粘性を程よく抑えるというか。
実はちょうど先日、テレビ番組のナイナイサイズで岡村さんが納豆嫌いを克服しようと
していました。このトーストなら、きっと『美味しい』の札を挙げてくれるんじゃ~ないかな!?
なんて咄嗟に思ってしまった・・・そんな魅力的な組み合わせでしたとさ♪
大丸・福岡天神のHPで『大丸の食育宣言 -「朝食」のススメ。-』として、
米粉パンの納豆トースト・他のレシピを公開中(06/08/08現在)。
夏バテ予防になりそうです。
'08 NHK大河 『篤姫』
2008年度のNHK大河ドラマの主人公が、『篤(あつ)姫』に決定したそうです。
最初はピンとこなかったんですが、ちょっと前にフジテレビで放送されたスーパー時代劇
初代『大奥』で菅野美穂ちゃんが演じた『天璋院篤子様』のことらしく(この時は“とくこ”と
呼んでいた気がする)。そのお話にジ~ンときた身としましては、期待度大♪♪
今からとっても楽しみです。
元々島津の分家生まれのお姫様が、当時の薩摩藩主島津斉彬の養女となり江戸城に嫁ぎ、
徳川13代将軍定家の元にやってくる・・・というお話。
菅野美穂ちゃんのドラマの時、鹿児島の海岸を元恋人と走るシーンから始まったんですが、
その鹿児島弁のイントネーションに脱帽。
『すみこ~(篤姫の別の呼び名)!こら待たんか、すみこ~』
とか言って遊んでる場面で、(文章で読むと怒られてるみたいだけど、じゃれてます)
ちゃんと『すみこ~』って発音してる!!
鹿児島が舞台・・・と称しても『それ関西弁じゃない?』と言いたくなるドラマが多い中、
かなーり郷愁を誘う見事な鹿児島弁でありました・・・。
また勝気な性格と方言で喋る菅ちゃんが可愛いこと(●´ω`●)゚・:,。☆
大河の配役とかはまだ全然決まってないそうで、私は心の中では
『菅野美穂~菅野美穂~』と勝手に応援しています。
元々、歴史好きに囲まれながらもどうしても歴史を覚えるのが苦手だった私。
高校の世界史の偏差値が36だったことも・・・(´д`lll)シーン
名前が似てると人物の区別が全くつかない。
父親が晩酌で酔っ払って戦国時代を熱く語り始めても、誰と誰が同時期に
生きてたかとか台頭した順番がちんぷんかんぷん・・・。
なのであんまり『歴史が面白い』って気持ちが解らなかったんです。
でも最近大人向けの漫画で『武田信玄物語』を読んだり、小説の『天と地と』
(上杉謙信)を読む機会があってすごくハマってしまって、やっと『もっともっと
背景を知りたい!』って思うようになったんですね。タイムリーにも来年の大河は
『風林火山』。これもぜひ観なければ・・・♪
話が逸れましたが、再来年の『篤姫』。
きっと鹿児島の指宿ロケなんかあるんじゃないかな、と思いまして、
『翔ぶが如く』以来の鹿児島・大河ブーム再来!?なんて睨んでおります。
気が早い話だけど、たくさんの人が現地を訪れて『いいところだね』 と言ってくれると良いなァ(*^▽^*)☆
大濠花火大会 ’06
自宅から観た大濠公園の花火大会です。
始まる少し前に買い物に出かけたら、浴衣姿のカップルがとにかくたくさん。
ちょっぴり羨ましいなぁーと思いつつも、家に帰って台所の窓から堪能しました。
ビールを飲み、揚がるそばから唐揚をつまんでの花火鑑賞もたまには良いかな?
父と暮らせば
8月になりました~。
今日は1日で映画の日。
大濠公園の花火大会に行ってからホークスタウンのゲド戦記コースが
気になる・・・けど、どっちも人の多さに酔ってしまいそうですね(T_T)
さて、皆さんにとって『夏の映画』というのがありますか?
私は小6の時に担任の先生が教室でながしてくれた『スタンド・バイ・ミー』、
あとやっぱり『蛍の墓』でしょうか。
もう1つ、この時期ならではのお薦めしたい映画が宮沢りえ主演の
『父と暮らせば』です。
- バンダイビジュアル
- 父と暮せば 通常版
広島に原爆が投下されて3年後の夏の物語。
冒頭では、テンポの良い広島弁の会話が耳元で転がって
その音が楽しく、更にはりえちゃんの可憐さに思わず見惚れてしまいます。
でも主人公・美津江の抱える
『あのとき生き残ってしまった』ことへの罪悪感、
『自分は幸せになってはいけない』という呪縛。
そのせいで身動きできなくなっている彼女が、ただただ哀れで・・・。
背景は、たった3年前の被爆の影響が未だ街にも人にも色濃く残っている時代です。
図書館で働く美津江は、公にされない原爆資料に興味を持つ木下青年(浅野忠信)と
出会いました。お互いに惹かれあう2人の恋愛を甲斐甲斐しく世話してくれるのは、
原田芳雄さん演じる父・竹造。自称・この恋の♪応援団長♪
幸福の一歩手前で躊躇して自制してしまう美津江のことを、
竹造でなくても私達でさえもどかしく思い、励ましたくなるはずです。
美津江の足を止めてしまった出来事とは一体何だったのでしょうか。
竹造とのほのぼのとした --- 時にまるで身を斬り合っているかのように激しい ---
会話の中で、主人公は自分の心の内を少しずつしぼりだしていきます。
3年前に刻まれた幾つかのビジョンは彼女を捕らえて離さないけれども、
ひとつひとつほどくように諭し、何とか娘を解放してやりたい父親。
扱っているテーマは観る側にとっては厳粛に感じられるものの
話の雰囲気は湿っぽすぎるわけでもなく、原田氏のカクシャクとした威勢の良さと
りえちゃんのおっとりした喋りの掛け合いに和まされることもしばしばでした。
登場人物はほぼこの3人のみで、どちらかというと映画というよりも舞台風の感覚で
進行していきます。
そうそう。
このお話、というか応援団長・竹造にはある『前提』が仕掛けてあり、
時間が過ぎる内に私達は必ずそのことに気づかされます。
そうしてこれが美津江の絶望と克服・再生へ深く関わっているのです。
彼女が未来を見つめた瞬間の、雨上がりの空みたいに清々しい表情は必見。
声高に『戦争反対』と叫んでいる映画ではないけれど、
登場人物達の痛烈な独白に、私は知らず知らず涙が溢れてきました。
学校とかで、夏休み中の出校日に鑑賞というのも良いような。
心にピタリと張り付いて、忘れられない作品です。
夏のおやつはツルッとお団子@白玉屋新三郎
黒川温泉に行った時に、湯めぐりの合間立ち寄ったのが
白玉屋新三郎黒川分家です。
自慢の白玉団子を使用したあんみつやぜんざいなどを食べさせてくれる甘味処で
冷たいメニューも多く、お風呂上りの身にはより一層ひんやりと感じられました。
そのときに黒胡麻のトッピングで食べたお団子が、『こ・・・これって白玉団子!?』
という程美味しかったので、早速お持ち帰り用の手作りセットを買って帰りました。
自宅に着いて翌日、早速お団子作りに挑戦です。
『石臼引き』という言葉が示すように、こちらの白玉粉は国産のもち米を石臼で
粉にすることにこだわっています。機械で挽くと効率はいいものの、どうしても
もち米に負荷がかかって(圧力とか温度とか)本来のものとは質が違ってしまうのだとか。
お店で食べたツルンプルンの食感を思い出しつつ、
少しずつ慎重に水を加えながら混ぜていきます。
・・・水いれすぎた (;´ω`)
ちょっとちょっと、今どき小学生でも白玉で失敗する子っているんでしょうか・・・。
軽くショック。
最初すごく細か~い粒子が小石状に固まっているんですけど、あっという間に
水に溶けてサラサラサラサラ→ドロ~ンとなってしまいました。
ボウルの中はまるで溶けたアイスクリーム。
仕方ないので無理やりスプーンで熱湯に入れていきましたが、鍋の中を漂う姿はまるで
いったんもめんのようでした。
穴杓子で捕獲してどうにか黒胡麻や餡子をかけて食べました。
見かけはいったんもめんでも味は石臼引き、大変ツルッとしていて喉越しは良かったです。
日を改めて、スーパーで白玉粉を買ってきてリベンジ☆
ところでお団子を作る時、ひとつひとつの大きさがてんでバラバラになることって
ありませんか?
私は結構、同じ量を山からちぎってるつもりなのに小さすぎたり大きすぎたりしていました。
それで、パンの教室で毎回おやつを1品習うのですが、先生のお団子の作り方を
見ていると、まず生地を適当に棒状にし、金太郎飴みたいな感じで大体等分の大きさに
包丁でカットしてから丸める方法をとっていたのです。
あ、これだったら極端に大小の差が出ないなぁと思い、早速実践してみるとなかなか
粒ぞろいのお団子が茹で上がりました。う~ん快感です。
この黒胡麻と黒砂糖のトッピングが、ほんのり甘くて病み付きになります。
団子粉は特に上等のものではありませんが、充分美味しい♪
白玉屋新三郎は熊本の会社ですが、福岡の大丸(西館B2)にもお店を出していて
イートインやお持ち帰りもできるそうです。
十五夜にはまだ早いけれど、お土産にぜひ、如何でしょう(*^o^*)