くらやみ坂

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こんにちは。

今日は経営コンサルの知人に連れ出してもらい、久々に朝からワイシャツ着て、上着を羽織って外出しました。

朝から汗だくですあせるあせるあせる

お相手が優良企業の重役さんなので当然ですが、もうスーツを着る職業には戻れないなと痛感しましたえーん

さて、渋谷から大森へ移動。

大森で用事が済んで、クールダウンを兼ねた散策。

大森には急な坂があるんですよ。

闇坂です。



かつて坂上に八景園という京浜随一の遊園地があったとか。

八景は近江八景になぞらえて、「笠島夜雨、鮫州晴嵐、大森暮雪、羽田帰帆、六郷夕照、大井落雁、袖浦秋月、池上晩鐘」と言い出したのが始まりとか。

近江八景は「唐崎夜雨、粟津晴嵐、比良暮雪、矢橋帰帆、瀬田夕照、石山秋月、堅田落雁、三井晩鐘」ですから、意地悪くいえばパクりです。

下写真の説明にある加納邸は子爵の加納久宜の屋敷を指しています。

その八景園と加納邸に向かう坂道は八景園の生い茂った樹木で昼も暗かったことから闇坂といわれたそうです。



こんな風に曲がりくねった勾配のきつい坂です。



東京都内には暗闇坂、闇坂、暗坂、くらやみ坂と字は違いますが、「くらやみ坂」がここを含め5つ、この他に大井町の仙台坂や代官山の目切坂も別名が「くらやみ坂」といわれていますので、都合7つもあるわけです。

急でしんどい上に、暗く鬱蒼としていますから、だいたい追い剥ぎのスポットでもあるのですよね。

そんなことを考えていたら、汗も引いてきましたから帰りま~すてへぺろ