中国・台湾旅行メモ -3ページ目

中国・台湾旅行メモ

中国や台湾の旅行メモです。

雨のち晴れ


今日は朝6時半に起きて天壇公園へ行った。眠かったがせかされたので仕方なく行った。回音壁は本当にすごかったし、手を叩くとこだまのかえるところも、そして天台もすごかった。でも頤和園のスケールに比べるとこじんまりした感じがする。


そのあと前門の近くで北京ダックを食べたが皮ばっかりでまずかった。おまけにタレもむつごくて冷えていた。隣のおっさんが涎を垂らして見ていたので食べにくかった。


その後、歴史博物館へ行きたくなかったのに、無理矢理付き合わされた。中は少ししけたものだったが、建物だけは立派だった。天安門広場はきのうと同じくたくさんの人でにぎわっていた。天安門に登らず(30元もとるなんて誰が行くか!本当は少し登りたかった)、先に進むと同じ様な門が1角で登れたので29.5元得した。


写真を撮っていると隣のババアが「のけ」と言ったので腹が立った。故宮はゆっくり見たかったのにさっさと行って残念だった。(これも仁っさんが超過密スケジュールを組んだからやで~)故宮はすごくたくさんの建物が建ち並んでいた。


景山公園に登ると北京の町が一望のもとに見渡された。しかし景山公園はただ庵のあるだけの公園だった。そこからの故宮の眺めは素晴らしかった。


北海公園に行くのはしんどかった。白塔はあまりきれいではなかったが、九龍壁はまあまあ良かった。


その後、地下鉄に乗った。地下鉄はバスと違って空いていた。もう足が棒のようだったが乗り間違えだらけでたくさん歩かされた。友誼商店でチョコとパンを買った。久しぶりだったので嬉しかった。


5000円→138元

昼食:12元

見学:10元

食べ物:20元

タクシー:10元

夕食:10元

食べ物:5元

ホテル:120元

観光:10元

曇り


今日は朝早く起きて北京動物園に行く。長い時間かかってパンダと白熊だけを見るとさっさと頤和園へ行く。もう少し中を見たかったなー。


頤和園は今まで中国で見た何よりもものすごく立派で雄大で感動した。日本にはあんなに広くて美しい公園はどこにもありはしないと思う。あんなに立派な山が全て人工のものであり、昆明湖も人工のものだとは信じられなかった。ここではたくさんの写真を撮った。ただ魚が便所から流れているクソを食っていたのにはびっくりした。


頤和園から前門まで小公共汽車で行き、天安門広場を歩いた。これまためっちゃんこ広くて、その広場の端の方にいる人は豆粒のように小さく見えるのには驚いた。計算してみると、630平米もあるのだからびっくり。そのあと仁っさんと別れて(新華書店へ)、1人で王府井を歩いた。


百貨店でつっかけ(5元なり)と傘を買おうと思ったら、傘は女物しかなくてがっかりした。それで通りを歩いてみたが全くわからず、ようやくある店で見つけたが、やっぱり女ものだった。しかも折り畳みではなかった。でも仕方なくあきらめた。


その後、バスに乗って帰ろうと思ったら違うバスに乗ったらしく、道に迷ってしまって困った。親切な中国人が声をかけてきてくれて、現在我在nar?などと書き、どうにかこうにかホテルにたどり着くことができた。


でも本当に今日は緊張したなー。


タクシー:3元

傘:11元

くつ:5元

食事:15元

パン等:7元

絵葉書:2元

洗濯:3元

不明:7元


北京に着くと外は雨だった。仁っさんは雨男なのだ。ついてないなー。その上、寝不足でイライラしていた。


雨がたくさん降り出したので、傘が無く大急ぎでタクシーに乗ったら、それはタクシーではなくてぼったくられた。30元も!でも仕方ないや、雨が降ってたから。


最初のホテルで予約がとれず、陶然賓館という1日80元の安ホテルに滞在することになった。でも部屋は冷蔵庫がないだけで上海賓館とあまり変わらなかったが、地下室なので薄暗い。ちょっとジメジメ!


昼から中川先生宅へ伺うことになったが、誰かが傘をなくして時間を食い、おまけにバスが故障したので行くのが大分遅くなった。先生宅へ着いていろいろと話を伺ったが、ご飯の用意をなかなかしないので腹が減った。早く食べさせて欲しいなあと思っていたがなかなか出来なかった。長く待たされたカレーは美味しかった。先生の奥さんは親切そうな優しい方だった。先生は瀋陽へ行くのは「ダサいイモだ!」と言うので、誰かも行くのをあきらめたようだ。先生ありがとう!


久しぶりにアットホームな雰囲気を味わうことができてよかった。僕にまで親切にしてくれてありがとう。帰りは10時頃だったのでタクシーで帰った。


5000円→138元

昼食:8元

タクシー:20元

タクシー:11元

ホテル:80元

不明:6元


晴れ


疲れが出てきたのか起きるのが少ししんどかった。今日はいつもより1時間遅い8時に起きた。朝食は1階のバイキングでとったが昨日と全く同じであまり食べられなかった。


上海駅から汽車が出るまでにだいぶん時間があったのでバスで友誼商店に行く。ところがバスが異常に混んでいたので、やむなく新華書店の前で降りた。仁っさんは辞典を買いに行ったが、また「没有」と言われた。


友誼商店でやっと水虫の薬を見つけることができた。「むくげちんき」とちゃんと日本語で書いてあったので、すぐにわかった。あと頭痛によく効くという薬もあったのでそれを買った。でも使い方が分からない。皆へのお土産を見て回ったが、じゅうたんのようなかべかけが60元で割と立派だったのでそれにしようと思う。


いったんホテルに戻り、(あっとその前にヒルトンホテルにも行った。)ヒルトンホテルの中はとてもきれいで、中で警備の方に写真を撮ってもらう。1泊1人200元!高いけど安い?荷物をもって上海駅に行く。


硬臥のシートで見た目には粗末なベッドだったが寝心地は悪くはなかった。汽車は僕のベッドの周りは全て日本人だったので、比較的安心して眠ることができると思ったのだが、汽車はよく揺れるし、めっちゃんこ熱くて(エアコンはやはりなかった)ほとんど眠ることができず寝不足だ。長江を渡ったが、狭くて1㎞しかなくてがっかり。仁っさんは中国の人とずっと長い間話し込んでいたようだった。


5000円→138元
朝食:15元
コーラ:2元
薬:3元

晴れ


7時に起床。それから朝食を1階でとる。バイキングだったけど、特別美味しいというものはなかった。コーヒーだけ美味しかった。


9時頃にチェックアウトして、荷物は預かり所に預けると、まずは豫園に行った。店が周囲にとてもたくさん建っていた。豫園自体はさほど大した建物のようには思えなかった。建物の中で二人連れの中国人が声をかけてきた。んでもって、少し話をしていると、例の如く change money と言ってきた。といっても彼らはそういう少女を紹介しただけだが、結局のところ、中国人は日本人に兌換券を換えて欲しいだけなのだろうか?


その後上海駅まで歩く。上海駅で汽車の入口を確認。ここまでの道のりが遠く、仁っさんも黙っているので僕はご機嫌斜めだった。


上海駅から玉仏寺へ行く。ここの仏像は割合立派なものだった。そのあと、ホテルに帰って予約を取ったあと、上海大厦で夕食をとる。50元で昨日よりずっと美味しいものを食べることができた。ほとんど残さずに食べたのでとても苦しかった。仁っさんは吐いたそうだ。その後、友誼商店へ行き、(非常に目の玉の飛び出るくらい高い!)、その後別れて別々に帰ることになった。


初めて一人でバスに乗ったが、切符は降りる駅を紙に書いて見せたのできちんと買えたが、そのバスがどういうわけか途中のバス停までしか行かず、(僕が間違えたわけではない)途中から歩いて帰ってめっちゃんこ疲れた。


朝食:15元

夕食:29元

扇子:4元

ジュース:2元

ホテル:80元

少しくもり


とうとう上海に着いた。海の水は黄色く濁っていて汚かった。工場の近くの空気はとても臭かった。税関は割合簡単に通り抜けることができた。


その後、出迎えのバスで上海賓館へ行く。南京大路を通っていくと割合にゴミゴミした所だった。テレビも冷蔵庫もついていた。部屋で一段落した後、仁っさんが原田さんの所へ電話すると、留守で仁っさんはかなりがっかりしていた。何もそんなにがっかりすること無いと思うけれど。


ホテルを出て歩いていると大学生の人に声をかけられた。仁っさんと何やかや中国語で話していて、喫茶店でコーヒーをおごってくれた。話がうますぎると思っていると、exchange money ということだった。長く話をしてようやく1万円のところを5千円だけ換えてあげた。でも人民幣でだったので少し損をした。


そのあと南京大路をぶらぶらと店に寄りながら帰った。ホテルの夕食は¥1,000で船の中の食事とは比べものにならないくらいいい食べ物が出た。


15000元:410.65元

ジュース:5元

アイスクリーム:0.6元

バス:0.7元

地図:3.5元

夕食:25元

晴れ後曇り


今日は薬を飲んだためか酔ってはいなかったが少し頭が痛かった。朝食はきちんと食べることができたが、美味しいとは言えるようなものではなかった。包子や餃子、それとお粥などだったが、めちゃんこまずかった。食べたあと、またずーっと寝ていた。


夕方5時ぐらいまで寝た後、夕食を食べに行く。昨日の夜は何やらわけのわからないものを食べたが、今日は牛肉の焼いたようなのを食べたら割と美味しかった。


夕食後、甲板に出てみた。みると周りは一面海ばかりで島影ひとつ見えない。島どころか船さえ見えない。こんな景色を見るのは生まれて初めてなのですっかり感動してしまった。


古くは遣唐使もこの海を渡ったのかと思うとなんだか昔の人も立派だなーと思う。こんなに何もない海の上をよくも中国まで行くことができたものだと思う。昔の人は太陽や星の位置を頼りに後悔をしていたのだろうか。なーんていろいろと空想したりしちゃって・・・。


明日はいよいよ上海へ到着だ。僕の中国語、英語が一体どこまで通用するのか胸がどきどきする。無事に旅を終えることができればいいのだが・・。

晴れ


今日はとうとう中国へ行く日である。9時半に仁っさんと待ち合わせをして10時までにフェリーターミナルへ行く。出国手続きは思っていたよりもずっと簡単なものでボディーチェックもカバンの検査もなく、パスポートを提示するだけだった。


12時過ぎに出航。「ああ、本当に中国に行くんだなあー」とうれしくもあり、不安でもある。部屋は予想よりもずっとひどくて、たこ部屋だった。布団も毛布も髪の毛がついていてボロボロ。ベッドにすれば良かったなーと後悔した。


船は思っていたよりも小さくて関西汽船を少し大きくしたぐらいだった。でも中にはゲームセンター、食堂、風呂などたくさんあった。ジュースなどを売っている自動販売機コーナーもあり、カップヌードルなども売っているが、値段が高い上に、ジュースはどれも名前を聞いたことのないものばかりであった。


船の中で卓球をした後、船に酔ってしまった。夕食をとりに食堂へ行ったが気分が悪くてほとんど食べられず、仁っさんより先に帰ってトイレでゲロゲロ吐いてしまった。船に酔うことなんて今まで滅多に無かったのにやっぱり長時間船に乗っているからなのだろう。こんなにしんどい目をするのなら飛行機で行けばよかったなぁーと思う。風呂にも入れず、翌朝入った。初日からこんなにしんどいなんて最悪。明日は酔わなければいいのだが・・・。