中国・台湾旅行メモ -2ページ目

中国・台湾旅行メモ

中国や台湾の旅行メモです。

晴れ


今日は何もすることがない。列車の発車時刻が5時なのでそれまでずっと暇だった。


鄭州は列車のよく通る町なのに観光名所はほとんど無く、歩き方にも黄河とニ七記念塔しか載っていない。今日も自転車を借りてまず動物園に行く。地図ではこの動物園にはパンダがいるらしい。動物園はあまり人がおらず、寂しいところだった。動物たちも十分に世話をしてもらっていないのか、汚いものが多くて可哀想だった。熊に唾を吐きかける中国人を見て腹が立った。中国人には動物園など不要だと思った。パンダのオリに行くといたのはなんとレッサーパンダで期待を裏切られた。


早々に切り上げて、又商代の堀のところへ行き、それから二七塔へ行く。塔からの見晴らしはよかったが大した建物ではない。その後、国際飯店へ行く。国際飯店の隣のレストラン「ナポレオン」でステーキを食べる。約2000円で食べられたが、味付けは中国風だったし、肉も少し硬かった。それでも久しぶりの西洋料理はうまかった。


勘定を払う際、ウエイトレスが間違えて隣の中国人らしき人の勘定を持ってきた。66元だったのでおかしいなーと思ったのだ。本当は80元のはずなので・・・。でも昼間からこんなステーキを食べられるとはなんてリッチ!物価の安いのだけが中国の取り柄だ。昼からは友誼商店などでぶらぶらして時間をつぶし汽車を待った。


この頃から腹の調子がおかしく夕食を汽車の中で食べ終えるとなんだか吐き気がした。初めて軟臥車に乗ったがしんどくてよく分からなかった。でも寝心地はよかった。


食費:47元
レンタル自転車:3元
観光:1元
払い戻し:15元
コーヒー:4元

曇り


5時半に起床。6時20分までにホテルの前までに集合。日本人は僕たちだけだったようだ。


バスは久しぶりの日本のバスなので非常に快適だった。ふかふかの椅子はとても座り心地がよかった。他の中国人に、どうだ、日本のバスは優秀やろう!と言いたい気分だった。バスの出発は6時半だったのに遅れた人がいて7時半までまたされた。(中国人は「まーまーふーふー」なんだって) 


バスはまずお墓みたいな所に行った。撮影禁止だったが誰も見ていない間にパッと撮った。そこで買った焼き芋はとてもおいしかった。


次に中岳廟へ行った。山の上の方にお堂が建っていた。故宮の大和殿のような建物に登れてよかった。(登ったのは僕たちだけで他の人は登らず) 


次はいよいよ少林寺。可是、期待外れだった。床石は確かにへこんでいたけど、狭かったし、映画のように広くなかった。塔林も大した物ではなかった。


だるま洞まで1.5㎞だというので、急いで行っていたら何と山の上のほうで行くのがとてもしんどかった。(おまけに大便がはずんでいた) 洞に着いてみるとなんと2mぐらいの奥行きの洞穴で、鍾乳洞のようなのかと思っていたのでがっかりした。でもそこからの眺めは大変素晴らしかった。


3時に出発だったので急いでバスに戻ったら僕たち二人だけしか帰っておらず、中国人のルーズさには大変腹が立った。結局、そこでも45分程待たされた。帰ると6時半だった。


少林寺でうんこをしたかったのだが、戸がなかったのでホテルまで我慢したところ、腹が痛くなり、大変しんどかった。でもぶりぶり出てよかった。仁っさんは、だるま洞から戻る途中の草むらで野糞をした。王子公園でいつもやっているから平気なのだろう。


フィルム:7元

食費:12元

食費:7元

チケット:5元

快晴


朝6時半に起床。レンタサイクルをする。保証金100元で中古車を借りる。新車もあったが、とても新車と言えるような代物ではない。中古車もオンボロで、僕の借りたのはブレーキがほとんどきかず、座席も少し曲がっていた。乗り心地はというと、最悪という他ない。もろに振動が響いてきて、硬いので30分もしないうちにお尻が痛くなる。


まず黄河に行くことになったが、なかなか着かず、農道みたいな所へ行ってしまったので、もう見れないかと思った。でも黄河を見たときにはすごく広いのに驚いた。向こう岸はかすんで見える程なのだ。河はゆっくりとそれでも少しずつ流れており、黄色く濁っていた。河の上流も下流も全く見極めることができなかった。


帰りは脚が痛く、けつはもっと痛かった。おまけにブレーキは壊れるので困った。


昼食は国際飯店で4元で食べた。中国人専用の食堂だったようで、あんまり綺麗な所ではなかった。その後、近くの喫茶店のようなところで食べたが、サービスはとても悪いのにサービス料を10%も取られた。


一度ほてるへ帰って、少林寺の予約をした(外賓30元、中国人12元だったけど、12元ですんだ)後、商代の城壁の跡を見に行く。立派ではないが、3500年も前のものが今でも残っているとはすごい。博物館へも行ったが、そんなにも大した所ではなかった。


今日はずっと自転車だったので、おしりは痛いけど、とても楽だった。バスのようにぎゅうぎゅう詰めになることもなく、早く着けるので大変良い。次回もまた乗りたい。


5000円 → 137元

レンタル自転車:3元

少林寺:12元

食費:25元

はがき:4元

ホテル:17元

快晴


国際旅社を発つ。7時40分のバスで鄭州へ行くのだ。傘は荷物になるので、「給ni」と書いたメモと一緒に部屋に残す。あのとても勤勉な服務員さんが真っ先に見つけてくれていればいいのだけれども・・・。


バスは例の如くオンボロバスで鄭州までたったの5元である。バスは土埃を巻き上げて鄭州へと向かった。途中で見た中岳の景色はとてもとてもすばらしいものだった。うまくカメラに取れていればいいのだけれども。


バスはやっぱりとても狭くてリュックを膝の上に載せていたので身動きがとれなかった。もしひっくり返っていれば受け身をとれず死ぬだろうと思った。でもちょうどいい枕になった。


このまま順調に続いてくれればと思っていたら何という不運!今日もバスは故障してしまった。タイヤがぺちゃんこになっていた。そういうわけで名も知らぬ村の外れに降ろされ、一時はどうなることかと思ったが、別のバスに乗せてもらって4時間半の予定が6時間で着いた。でも無事に着いてホッとした。


ホテルは鄭州駅の真ん前の中原大厦に泊まることになった。1泊ツインで37元とめちゃ安いのにはびっくり。でもエアコンがない。交通の便は全く言うこと無し。


CITSに行って南京までの切符を頼んだ後は少林菜館(有名な所?)でまずい食事をとった。別々に帰ることになって適当に歩いていたら道に迷ってしまった。地図がなかったのでとても困ったが、どうにかバスを見つけ帰ることができた。


バス:6元

食費:20元

長距離バス:110元

ホテル:37元

快晴


朝は7時に目覚ましをかけておいたが、起きたのは8時頃だった。


今日は白馬寺へ行く。運良く座ることが出来た。白馬寺までずっと眠っていた。白馬寺はそんなに大した寺院ではなかった。というより、お寺はもうどれも同じようなものに見えるようになってしまった。白馬寺から2~3分のところには石の塔があり、白馬がたくさんいた。(写真専用の馬やねん)


黄河を見に行く予定であったが(僕は大して行きたくなかったのだから)、バスがわからなかったので、あきらめてホテルへ帰って、またど辛い昼食をとった。


その後、部屋で少し休むことにしたら知らぬ間に寝てしまって1時間ほど寝てしまった。はっと目を覚ますと2時半で頭が痛かった。それでも無理をして博物館へ行ったが頭がぼーっとしていた。唐三彩の馬があったが期待に反して意外と小さかった。


売店を見ていたらchange moneyと声をかけてきたので、105:160で交換した。もう人民元がほとんど無くなっていたのでちょうどよかった。少し安かったが我慢した。お礼に(?)めのうの指輪(20元(本当は5元))を人民元で買って上げた。


帰りに夕食を食べに友誼賓館へ行く予定だったがあんまりお腹が空いてなかったし、頭も痛かったので早めに帰って休んだ。7時頃近くのレストランで10元だして食べたら意外とうまかった。


もうけ:55元(チェンジマネー)

食費:16元

バス:2元

めのう:20元

観光:2元

今日は時計をかけずに久しぶりにゆっくり眠ることができた。ただ蚊がうるさかった。8時に起きると給湯時間は11時までのはずなのにまだ出ていたのでLucky!と思ってまた風呂に入る。


友誼賓館に行くと今までのような外人向けの所ではなくて、庶民向けの百貨店と同じだったのでとてもがっかりした。その後、ホテルに帰ってあんまり美味しくない昼食をとった。


昼からは切符を買いに駅に行く。なかなか係りの人が出勤してこないので、開くまで旧城跡見物がてらに洛陽賓館へ行ってT/Cを元に買えようとしたら、残念ながら洛陽賓館では換えることができなかった。


それで再び駅に戻ると、南京行きの柔臥車がどうにかこうにか取れそうになったので良かったなーと思っていたらお金があまりなかった。僕は自分のは持っていたけど、ある人が持っていなかった。そこで、仁っさんの買っている間に僕が友誼賓館へ行ってお金を替えてくることになった。


さいわいバスの連絡はうまく行ったが、兌換券は5時からとのこと。15分ほど待ってexchangeした後、またバスで駅に戻ると、もう既に窓口は閉ざされ、仁っさんはぼーっとしていた。もう4時頃に窓口は閉まったということだった。


仕方ないので、もう一泊したあと、バスで鄭州へ行く予定になった。まあ仕方ないだろう。この2日間はとことんついてなかった。明日はうまく行って欲しい。


今日は珍しく写真を1枚も撮らなかった。空白の1日。


15000円 → 413元

小包:25元

食費:16元

食費:9元

ホテル:35元

その他:8元

晴れ


洛陽駅に着いたのは6時で朝靄がかかっていた。人力車みたいなのに乗せてもらって国際飯店まで行く。最初は洛陽賓館までと言っていたのだが、自転車のおっちゃんが親切心で(それとも自分がしんどいからか)そこを安いので紹介してくれたのだ。後でわかったのだが洛陽賓館の方が安かった。


長い間待ってようやく部屋をとると荷物を置いて龍門の石窟に行く。始発から乗ったので僕は座れたが、とろい人は座れずに立っていた。


関林で降りる。たくさんの露店の中を通って関羽の祭ってある寺に行く。あんまり大した建物ではなかった。でも少しだけ三国志の世界にひたることができた。


龍門石窟では人民元で5角で買ったら、仁っさんが兌換券を出したため外人とばれて僕まで5元取られた。無念。


石窟はそんなに大きな仏像はなかったが、大小さまざまの洞穴が川の両側にあるということだった。僕はきっとめちゃんこでかいのだろうと思っとったのに。


それから帰っているとバスの中で眠りこけていて、着くと知らぬ間に帽子がなくなっていた。風で吹き飛んだのだろうか?ずっと今まで愛用していたので悲しかった。


駅へ行ったが、上海駅までなら売るというので、切符は買わず、友誼賓館のCITSに頼んだが無理だった。明日は少林寺に行けなくなった。残念。明日は自由行動かなあ。


今日の昼食は始め汚い(というと失礼か?)店で食べたが、まあまあだった。夜、外へ出かけて焼き物の灰皿と貯金箱を買った。ホテルへ帰ってよく調べると貯金箱は少しかけていた。


タクシー5元

ホテル:70元

焼き芋:15元

食費:16元

入場料:6元

その他:8元

曇り


朝宿をたつ用意をして北京飯店へ行くことにした。仁っさんが辞典をたくさん持っていたのでタクシーで国際郵便局まで行った。でもタクシーの運転手はとても無愛想な奴だった。郵便局へ行ったおかげで大分手間取ってしまった。でもタクシー代は当然仁っさんもち。


北京飯店へ行って荷物を預けた後、擁和宮へ行く。バスは大変混んでいるので嫌だった。擁和宮は思っていたほど大したものではなくて、あのSEXしている仏像も前に「覆い」がかかっていたので見ることができなかった。


擁和宮から地下鉄で北京飯店に帰り、日本料理の店でまたハンバーグ定食を食べようと思ったら没有だったので生姜焼き定食とアイスクリームを食べたら大変美味しかった。


その後、自由行動をとって前門まで歩いて行って昨日の店でまた薬を買ったら店員の人がいろいろな薬を勧めるのでついつい余計に買ってしまった。それでも2400円ほどだった。


前門からまた歩いて帰り、それからタクシーで北京駅へ行く。列車の乗り場は意外と簡単にわかった。列車の中でカップヌードルと赤飯を食べた。日本人観光客のジジババがたくさん乗っていた。涼しかったので前よりはよく眠れた。


薬:68元

ジュース:5元

食費:29元

タクシー7元

晴れ


仁っさんが風邪をひいて寝込んでしまった。旅行中に風邪をひかれると大変困る。なぜなら旅行の日程にズレが生じるからだ。僕も健康には十分気をつけようと思う。幸い今日は切符を買う以外に用はなく、自由行動だったので助かった。


北京駅の切符を買う所は、外人専用の所で買ったが、とても多くの外人や特に香港の人が多くていらだった。香港人は別窓口にしろ!でもどうにかこうにか明日の切符を買うことができた。


北京駅から北京飯店に行く。飯店の前でチェンジしたら180元のはずが90元しかなく騙された!ホテル内の日本料理店でハンバーグ定食を食べたらとても美味しかった。また食べたい気分がする。その後別れて建国飯店でexchangeした。今回はうまくいった。今度のおっさんも騙そうとしたが同じ手に2度もひっかかるか!バカ!


バスに1人で乗り、前門で降りて前門の通りを歩いた。薬屋でロイヤルゼリーと水虫の薬を買った。人民元で買えたので良かった。


他の所も見て回ろうと思ったが時間が中途半端だったので5時半にホテルに帰った。帰ると仁っさんはいなかった。7時頃本を抱えて帰ってきた。風邪をひいているのに無理をして本屋まで行ってきたそうだ!


※これは何時のできごとか忘れたが、ホテルの鏡の前のガラスを割ってしまった。でもずーっと黙っていた。悪い奴!


切符:50元

薬:41元

食費:35元

入金:300元

切手等:7元

晴れ


今日は朝5時半に起きて前門に行く。昨日万里の長城の観光バスを8元で頼んでおいたのだ。バスはかなりオンボロではあったが、一度座った座席は確保されていたので良かった。朝早く起きたので万里の長城に着くまでずっと寝ていた。


万里の長城の付近にはたくさんの店が出ていてとてもにぎわっていた。とても沢山の人が来ていて万里の長城の上は歩きにくかった。狭い入口の所で登る人と降りてくる人とが押し合って僕は危うく押し殺されそうになった。この時は本当に中国人は無知蒙昧な民だと思い知らされた。長城の端まで行くと、その先はまだ壊れていたままで面白いものを見学できた。


「歩き方」には左の側を勧めていたのでそっちにいくとすごい人で、右側はほとんど誰もいなかった。仁っさんは右へ行こうと言ってすねたけど、思慮深い僕は何か訳アリと思って無視した。やっぱり僕の勘は当たっており、右側の方には誰か偉い人が来たらしく、鼓笛隊がやってきて立ち入り禁止だった。


次にダムや十三稜に行ったがあんまり大したものではなかった。バスの旅はとても楽で移動中はずっと眠ることができた。歩くよりもずっとよかった。ツアー旅行のいい所だ!


前門から中山公園へ行ったが、あまり楽しくはなかった。仁っさんは自分で言ったくせに、帰りには「しんどい、しんどい」と言って、バスに乗っても老人に席を譲らず寝たふりをしていた。僕が今朝座った時には立たせたくせに!


箸:4元

ジュース:5元

食事:15元

入場券:4元

洗濯、切手:3元