《前編》 より

 

 

【霊性時代の進化した祈り】

🐬  祈りというのは、こうなりますように、こうしてくださいということです。ということは、今ここのエネルギーはそうじゃないという設定が常に乗っているんです。「今、私はそうじゃないですよ」とずっと言っているのと同じです。「そうじゃない」と言っていたら、宇宙はそうじゃない自分しかつくりださない。・・・(中略)・・・。

🐉  もし祈りをするのであれば、龍神たちがいつも言っているのは、例えば被災地での祈りは、「被災地の方々が本当に笑顔で、すごく喜んでいる状態の瞬間をパッと思い描いて、後は手放しなさい」と。

🐬  私が言いたかったのはそれなんだよ。

🐉  よかった。(拍手)

🐬  祈りは要らない。なぜかというと、プロセスとゴールがあるからです。・・・(中略)・・・。今龍依さんが言ったのは、プロセス、ゴールのない世界です。

🐉  そういう祈りに変えればいいと思うんです。

🐬  プロセスとゴールを持たない祈り。既につくっちゃった世界をありがとうと言う。霊性時代の進化した祈り。

🐉  『ドラゴンライダー』の前に書かせていただいて、ヒカルランドさんから出版された『流 光次元リーディング』という本の中で言っているのは、朝起きたときに、「今日も素晴らしい一日をありがとうございました」と。

🐬  もう過去形にしちゃうんでしょう。

🐉  はい。そういう方法もありますね。(p.161-162)

   《参照》   『神との対話 ③』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
             【聖なる二分法】

 

 

【霊性社会では、「努力、我慢、頑張る」は不要】

🐬  努力と我慢について。私は、努力はするなと吠えているんです。・・・(中略)・・・。

 物質社会という低い次元で成長するためには、努力も我慢も必要だった。霊性時代には両方必要ないです。つまり、努力というのはプロセスなんですよ。イヤだけど我慢してやりなさい。我慢というのは、本当は魂が求めてないのに、それを押さえつけて違うことをやることです。

 我慢も努力も必要なくて、この瞬間、楽しいことだけをやりなさい。地球社会は制限だらけで難しいんだけれども、ビジョン的には、自分が努力しているという感覚が古い。「努力しなさい」という感覚も古い。「努力します」というのもダメ。霊性社会の言葉ではないです。霊性社会で消えるべき言葉は「努力」「我慢」「頑張る」です。(p.163-164)

 原因(努力)⇒ 結果 というのはプロセスであり、プロセスが必要なのは物質社会まで。

 霊性社会は、「中今」「今だけ」の社会だから、プロセスを生む言葉はいらない。

 上でリンクした 【聖なる二分法】 を、あえて再度リンクしておきます。

   《参照》   『神との対話 ③』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
             【聖なる二分法】

 

 

【ある瞬間に急にできるようになる】

🐬  霊性社会が進化すると、生きている宇宙を、ある瞬間で乗り移れる。ある瞬間に急にできるようになることもあり得るようになります。それをやる意識変換の力を伸ばすのは、これから霊性地球人としてものすごく楽しみだ。キュッとスイッチを入れるだけでいい。(p.166-167)

 こういうのを読んでも、カチンコチンの地球人頭は、「バカバカしい!」 の一言で終わるんだろう。

 これまでの地球では、知識の多さは読んだ本の量の多さに比例してきたけれど、知識などというものは、コンピュータにデータをインストールするのと全く同じように、脳にインストールできてしまう。故に、知識を詰め込むなどと言う馬鹿げた教育は全く必要なくなるので、仮に学校が存続するとしても、もっと人間的なことに時間を割くようになるはず。

   《参照》   『プレアデス星訪問記』 上平剛史 (たま出版) 《後編》
             【知識はレコーディングマシンで脳に記憶】

   《参照》  『クラリオン星人コンタクティが体験したアセンション〔量子転換〕のすべて』 マオリッツオ・カヴァーロ

             【学習は、アーカイブのデータを読み込むことで】

 

 

【家族だけ?】

🐉  シリウスの人たちは感情をうまく手放しました。家族思いということは、地球人はすごく大事なこと、すばらしい人みたいな感じで言うけれども、逆の目で見ると、家族だけ? みたいなのがシリウスの感覚なんです。・・・(中略)・・・。

🐬  そのとおりだ。同じだからね。地球人は、家族、家族とやりすぎているの。これは物質社会の古いエネルギーなのよ。(p.79)

 宇宙意識に則したワンネスの感覚が育てば、家族を含む集団的括りはおのずと意識されなくなる。当然でしょ。

   《参照》  『アミ3度目の約束』 エンリケ・バリオス (徳間書店) 《前編》

            【地球当局と銀河系当局の違い】

   《参照》  『戻ってきたアミ』 エンリケ・バリオス (徳間書店)

            【愛と執着】

 

 

【結婚という幻想】

🐉  家族を持ちたい人がいるでしょう。結婚したい人、子どもが欲しい人、その人たちは、自分は結婚したいと思い込んでいたり、子どもが欲しいと思い込んでいる可能性もあるわけですね。

 それは、それまでの地球が作ってきた幻想というか、適齢期になると結婚するのが普通というか、家庭を持たないと一人前と認められないとか、子どもがいないと女性としてどうかとか、なんとなく植え付けられた偏見みたいなものがあると思うんです。

🐬  それが集合意識でつくられた世界じゃないですか。

🐉  それは自分の軸じゃなくて、人の軸です。・・・(中略)・・・。本当に結婚したいのか、自分の心の本当はどうなのか、結婚しないと幸せになれないと思ってないか。それは自分一人で幸せになれないということの裏返しとか、そういうこともちゃんと見きわめてほしいですね。自分だけで十分楽しめる。

 私は今まで結婚したいとか、子どもが欲しいと思ったことがなくて、完結しているんですよ。楽しい。

🐬  スーパーヒューマンだ。もうでき上っちゃってるんだ。(p.168-169)

 チャンちゃんも🐉さんと同じで完結しているけれど、それで楽しいとまでは思えない。ちゅうことは完結していないっちゅうこと?か。まあどうであれ、結婚するより同系の魂を有する息子娘世代の子を家族として迎えたほうが遥かに良いと思うのだけれど、それって、つまり、進化した星に住む人々の意識の在り方と基本的に同じである。

   《参照》   『令和のDNA 0=∞医学』 松久正 (ヒカルランド)

             【一人で生きる時代】

   《参照》   『空 天翔ける歓喜の弥栄』 Mana (三楽社) 《前編》

             【社会意識に縛られているかも・・・】

 年配の人々ほど、“家系の存続”という視点で、独身の息子や娘を心配しているのだろうけれど、結婚しない人が増えている昨今の社会情勢は、マクロで見れば、地球進化の路線に則している。地球進化のプロセスとして、2030年頃までに地球の人口は半減すると言われている。“家系の存続”にどう強く固執したところで半分は途絶えるのである。地球進化の意識などコレッポッチもない人々ほど、コテコテ地球の集合意識に染まって無駄な悩みを悩むのだろう。

   《参照》   『宇宙戦争 ソリトンの鍵』 光悠白峰 (明窓出版) 《後編》
             【魂が成熟していなければ、結婚してはいけません】

 

 

【ライトボディをつくる】

🐉  霊性時代に入るには、ライトボディがすごく大事だとサナトクマラは言っています。ライトボディにするために、インナーマッスルも大事になってくるんです。インナーマッスルができてくると、光がそこに入りやすいんですって。それだけではなくて、心の軽やかさが光の通り道らしくて、いろんなことを委ねる、手放す、心を軽やかにすると光が入りやすくなる。ちゃんと自分の軸に意識をしっかり合わせて、正中線に光を通す。それがライトボディをつくっていって、イコール、肉体の半霊半物質とつながっていくのです。(p.174)

 “心の軽やかさ”を保つのは、スピリチュアルの基本だけれど、“インナーマッスル”が関係しているとは、ピッくり。パッドを張り付けて電気でピクピクするやつ、買おうか。

 

 

【確実に霊性社会が始まる】

🐬  

 まさに今ここ 霊性が開けた日本が世界をリードする。

 今この時に、宇宙の高次元存在たちに引き合わされ、対談を要請された2人。

 この2人が、どれくらい魂のボンドがあるか。だから、この2人なんだ。

 ほかの誰でもない。我々が霊性を開く。

 地球上でこの2人しかいない。あとは、大宇宙にちょこっといるぐらいだ。

 それは大宇宙存在に言われた。 (p.219)

🐬 

 今までにないということを強調した見せ方をしたい。日本が世界を開く。日本が地球霊性化のキーだ。だから、日本人の私たちが任せられた。壱岐と沖縄の古宇利島が霊性化のキーポイントだった。キーポイントが開いているので、確実に霊性社会を迎える。だから、あなたたちは霊性社会の準備をしていないと、霊性の地球に住めなくなるでしょう。 (p.220)

 最後の一文を、安易に読み済ますことはできません。

 地球において、何度も、量子飛躍的(不連続)な進化は起こっていたのです。

   《参照》  『地球に生きるあなたの使命』 木村秋則・ムラキテルミ (KKロングセラーズ)

            【いくつもの地球がある】

   《参照》  『プリズム・オブ・リラ』 リサ・ロイヤル&キース・プリースト (ネオデルフィ)

            【シリウス星人とマヤ人】

 

 

<了>

 

 

松久正・著の読書記録