地上の様々な古代遺跡と天体との関係は、多くの著作内で言及されているけれど、要は、「天体との位置関係によって、どのような波動が生じているのか」ということが重要なのだろう。
【図形】
もしかしたら私の魂は図形コレクターなのだろうか・・・。
確かに、次元を超える際に通り抜ける光のトンネル内には光の図形が描かれている。図形はゲートになり、出入口になり、魂にとっては自分がどこの何者に生まれ変わっても魂の言語としての図形、光の言語としての図形を思い出すからだろうか。また図形は一つの場を形成するため、同じフィールドに立って、肉体や心と会話する際の共通語として、数字や図形が最も伝わりやすいのかもしれない。(p.161)
《参照》 『天河流動縁起』 祜松泰成 (コスモ・テン) 《後編》
「あ、ストーン・ヘンジ!」 ・・・中略・・・。
「アーサー王伝説とストーン・ヘンジって、なにか関係があるのかな・・・」 ・・・中略・・・。
「へぇー。ストーン・ヘンジの石は、魔術師マーリンが魔法で運んだんだって」
こういった伝説はよくありがちだと思ったが、ある文章を読んだ瞬間、遠く離れた二つの間に電流が走り、スパークが飛ぶような衝撃を覚えた。
ストーン・ヘンジの石にはマーリンによって魔法がかけられていて、地球上すべての動植物の病気を治すといわれている・・・。
「ストーン・ヘンジの石に水をかけるとすべてを癒す薬ができるってどういうこと?」
・・・中略・・・。
この本を読みながら私はある石のことを思い浮かべていた。そうストーン・ヘンジの内側のサークル内にあった青い石のことを。・・・中略・・・。そしてこの石はある種の水をつけると息を吹き返したたかのように、石の色が変わるのだ。・・・中略・・・、この肉眼ではっきりわかるような目に見える変化なのだ。 (p.172)
青い石に水をかけると何色に変わるのだろうか。書かれていないけど、紫色?
アーサー王に関するまだ読んでない著作が2冊も書架にあることを思い出しつつ、書き出しておいた。
と同時に、
ハワイのワイキキ・ビーチの中心にあるデューク・カハナモク像のそばに「ワイキキの魔法石」があったことを思い出していた。16世紀にタヒチから訪れた4人の魔術師が、超自然の力「マナ」を宿らせた石で、万病に効くと言われている石のことを。
日本に秘め置かれていたカタカムナ科学を用いると、特殊な高波動空間を創出することができ、この空間に触れるだけで病気を治すことができることを、丸山修寛医師がYouTubeで語っている。
魔術師たちが設えた石も、つまり、こういうことなのだろう。
Eさんがこの洞窟に初めて来た時のことを語ってくれた。・・・中略・・・。あまりの気持ちよさに裸足になって洞窟の中をクルクルと踊ってしまったという・・・。
実際にこの洞窟に来て、その感覚が私にもわかるような気がした。肉体をつつむ目には見えないエネルギー・フィールドが正常な循環を続け、肉体に近い層、感情の層、魂や精神の層、そして宇宙の層がなんの滞りもなく調和を保っている。エネルギーセンターにあるチャクラと呼ばれている立体的な図形は歪みのない形にチューニングされ、肉体をつつむ目には見えないオーラと呼ばれている多次元的な光が、縦に長い楕円形からだんだんと球体になっていく。オーラが球体になったら、あとはもう踊るしかない。
私たちは靴を脱いで、砂の上で裸足になった。・・・中略・・・。エネルギーが流れるままに、魂が赴くままに。頭を空っぽにして、くるくるとまわりはじめた。(p.182-183)
《参照》 『狂の精神史』 中西進 (講談社文庫)
《参照》 『トニー流 幸せを栽培する方法』 トニー・ラズロ (ソフトバンククリエイティブ)
《参照》 『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店) 《中編》
【四葉のクローバー】
スイスの湖のほとりで、夏至の日に四葉のクローバー。こんな幸運がはたしてあるだろうか。・・・中略・・・。なぜ四葉のクローバーを夏至の日に見つけるといいかといえば、四葉のクローバーの形状にも関係がある。四つの輪が重なったような形はバランスがとれていて、安定感があり、それでいて永遠の循環をあらわしている。無限大の形が十字に重なったような四葉のクローバーは幸運の護符といわれていたのだろう。(p.207)
四葉のクローバーの形状は、交差するインフィニティ―。
《参照》 『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)
だからかどうか知らないけれど、スピリチュアルを解する人々の間では、毎年8月8日は、「ライオンズゲート(獅子座の期間に開く宇宙のゲート)」 が最も大きく開く日と言われている。
『ファウスト』を数ページ読んだ時点で、私はこの本の世界に引きずり込まれていた。言葉のリズム、踊る色彩、目に浮かぶようなリアルな光景、生き生きと躍動する数字、私は『ファウスト』の周波数に全身を浸し、途中でやめることができなくなっていた。そして、不眠不休で最後まで一気に読み切った。
一冊の本がその後の人生を変えることがあるとしたら、私にとっては、13歳の夏に読んだゲーテの『ファウスト』だろう。そのストーリー展開や文章の上手さはもとより、この本が有する「周波数領域」に完全にやられてしまった。それは9歳の頃、がけから落ちた際に垣間見てきた世界とどこか雰囲気が似ていたので、これは自分が見た夢でも幻でもなく、どこかの領域にきっと存在するのだとゲーテの『ファウスト』を読んで確信したのだった。私はひとりではないという感覚があふれてきた。(p.213)
ゲーテのような魔法使いを正しく知ることができるのは、辻さんのような魔法使いだけである。
下記リンクの中に、強力な呪文をしたためた魔法使いとして、ゲーテの名が語られている。
《参照》 『魂の言葉』 鏡リュウジ (学研)
これらの記述からも分るように、高度な作品というのは必ずや異界(高次元世界・高周波数領域・スピリチュアル領域)に関与しているものなのである。これらを背後に感じられないようなものであるならば、いかなる作品であれ、作られる必要はないと思っている。
《参照》 『オルフェウスの卵』 鏡リュウジ (実業之日本社)
危惧すべきは、高周波数領域を解するインディゴ・チルドレンたちが書いた『ファウスト』などの読書感想文を、コテコテ現実認識能力しかない凡庸な先生たちが、その自覚も無いままにダメ出し評価してしまうことである。