《前編》 より

 

 

【輪廻の正体】
 本来魂の記憶は失うことなく生まれてきます。そうなると、恨みを持って生まれてくることになりかねません。それでは権力者たちは困るわけです。
 それで、どうにかして地球から帰ってこられないようにしようと考えた末、「幽界」という幻想の世界を作り、地球で生きた者たちは、死んでもアストラル界に戻ることができないで幽界に留まり、再び地球に生まれるというサイクルを繰り返させるようにしました。これを輪廻と呼びます。
 ですから今までの地球には、非常に優秀で中立な考えを持ち合わせた慈悲深い人たちや、深く傷ついているために、愛を見失ってしまった非情な魂を持った人たちが多くいるということになります。(p.90-91)
 ティアマトから分かれたテラという観点からはすれば、地球は可能性に満ちた星なのだけれど、宇宙の星間支配者たちの観点からすれば、地球は流刑地だったことになってしまう。
 しかし、「幽界」維持のために地球外に設置されていた大掛かりな装置が撤去され始めたのは2014年で、2018年内には撤去が完了する(p.248-249)ので、支配者たちによって作られた輪廻という宗教教学のトラップ(意識の罠)は、もう自発的に解くべ時代になっている
   《参照》  『空なる叡智へ』 サアラ (ヒカルランド) 《前編》
            【知ること】~【アダムとイブの「失楽園」について】

 生きているうちに宇宙の実相を理解しておけば、これから死んでも、幽界に留まる(輪廻する)ことなく、サッサとアストラル界へ行くことができる。ところが、生きているうちにこの事実を知ることなく、輪廻という宗教教学の骨子を成す中枢概念に洗脳され続けている人々は、愚かにも幽界に留まることになるのである。
   《参照》  『地球の兄弟星〈プレアデス〉からの未来予知』 吉濱ツトム (ヒカルランド) 《中編》
            【幽界、冥界の消滅】
            【「地獄星・地球」という役割の終わり】

 

 

【2016年、スイス、ベーシックインカム制度、否決!】
 上にリンクした、ニビル絡みの【アダムとイブの「失楽園」について】を理解していると分かりやすい記述です。
 キリスト教は「あなたたちには原罪がある、罪を犯してここに生まれてきたのだから甘いことを考えてはいけない」と、人々に教え込みました。これは彼らの立場から言えば率直な内容です。
 帝国の支配者たちのモチベーションはより多くを得ることですから、地球から生み出したものは持ち帰ります。地球はいらないけれど、ここの金やメタルなどは欲しいわけです。自分たちの労力は使わずにアンタッチャブルに掘らせたりして、労役を課すために、このような洗脳をしました。
 それを考えると、2016年にスイスでベーシックインカム(生活保障のために一律に現金を支給する制度)についての国民投票が否決に終わったということは、罪人としての意識というか、そういうものが心の底まで沁みついてしまっているのだと思います。本当に残念です。(p.102-103)
 まったく。
   《参照》  『地球維新「17条」最高法規』 慈恩将人・白峰監修 (ヒカルランド) 《前編》
             【ベーシックインカム】
   《参照》  『神との対話 ②』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
             【人類が直面している問題の核心(経済格差と人間の尊厳)】

 支配者たちによって刷り込まれた洗脳がとことん効いていると、「ベーシックインカムを支給します」と言われても「結構です」と言い、「輪廻しなくていいですよ。アストラル界へどうぞ」と言われても「結構です」と言うのである。

 

 

【死後世界の真実】
 そしてとどめとなる究極の体験は昨年2017年に夫が亡くなってから、今にいたるまでずっとコンタクトが続いていることです。(p.111)
 死後世界のことについては、ヘミシンク普及者の坂本政道さんやその系譜にあるロバート・モーエンさんなどのいろんな著作 -読書(死後探索) - を読んできたので、チャンちゃんにとってそれほど真新しい記述はないけれど、サアラさんの旦那様である夏目さんが亡くなっていたことを知ってビックリして、これを書き出してしまった。
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 上掲の写真は、2015年の夏に、夏目画伯が描いてくれた(スピリチュアル次元の?)チャンちゃん。

 

 

【誤った概念はとっとと捨てましょう。重要なのは・・・】
 元来私たちは貪欲で贅沢にできているし、それが許されていることにぜひ慣れてください。・・・中略・・・。
 私が地球に来て思うのは、本当に皆さん貧乏性が骨身に染み込んでいるということです。本来誰一人例外なくすべてのひとが自由な創造力をお持ちのはずなのに、「貧しい自分」や「不自由な自分」「ケチな自分」「不幸で可哀想な自分」がそんなに楽しいのでしょうか? 「もういい加減飽きませんか?」と言いたくなります。

 まずは「死んだら裁かれる」という概念はとっとと捨てましょう。
 私たちはもともと霊的な存在として善悪などない世界から来ています。
 ですから死後に裁かれることも評価されることもありません。(p.125)

 しかし、自分自身を霊的な視点で見つめてあげることを忘れないでください。
 私たちにとって重要なのは、現実世界で結果を残すことではありません。
 重要なことはただ一つ常に成長し続け、進化の方向に向かおうとすることだけです。(p.128)

 

 

【解決するタイミングは、この世界の「今」 】
 私がこの地球にやってくることを決めたとき、地球に着目していた仲間たちがいました、その仲間たちは、長い間バラバラになってそれぞれに必要な経験を積んできました。
 今は再び結集して、最も進化した平行宇宙にアインソフ会議というものを結成しました。その中にイエスも入っていますし、キング・ソロモンも入っています。
 彼らがこの組織を作った理由は、地球の進化を助けるためですが、それと同時に彼らが今存在している最先端の進化した宇宙のさらなる進化のためでもあります。
 なぜなら、今その世界にある天の川銀河は、周囲の世界とのつながりを保つことができない状態です。外から見ると異様な暗雲が立ち込めています。
 このまま放置しておけば、やがてブラックホール化してしまうことはかっています。そうなれば周囲が巻き込まれる可能性も高く、その世界の進化を引き留める要因にもなります。

 アインソフが原因を探したところ、いつくかの原因となるポイントを見つけました。そのうち一つが、今私たちがいるこの世界の少し前の時代にありました。
 そして、解決するタイミングは、この世界の「今」にあります。(p.142)
 アインソフに関しては、下記リンクで。
   《参照》  『皇人』 Ai (明窓出版) 《後編》
            【アインソフ】

 量子論的世界のことを理解しない人は、上記書き出しの記述を読んで「ワケわからん」と言うかもしれないけれど、それでもBSTに関する下記リンクを読み進めてもらうしか意識を進化させる手立てはないだろう。
 この記述にある、“この世界(地球)の「今」”は、まさに天の川銀河宇宙にとって最重要な「介入点(BST)」なのだということ。
   《参照》  『ウイングメーカー』 shima訳 (VOICE) 《前編》
            【ウイングメーカーとBST】
            【BST:自由への鍵】

 で、その介入(解決)方法は、地球人の意識に“宇宙文明との交流イメージを吹き込むこと”なのだという。実際のところ、近年のYouTubeには、宇宙文明との交流開始を予告する動画がテンコ盛り掲載されている。
 もう、この変化を誰も止めることはできません。(p.143)

 

 

【プライバシーに関して】
 さて、そもそも魂の営みにおいては、個々の魂が新しい可能性を探求していますが、探求のプロセスの一部始終がすべてマスターソウルに情報として刻まれます。
 刻まれたマスターソウルの情報は、宇宙の共有財産として誰でもアクセスすることが可能です。ですから、誰にもプライバシーはありません。それが当たり前の世界ですから、このことを問題視したり、反発したりする人もいません。
 そもそも、秘密にしておかなければ都合が悪い状況も存在しません。その分なおのこと、それぞれの霊的な尊厳は侵害し合うことがないように守られています。
 地球では、偏ったプライバシーが重要視されることによって、人と人との間に垣根ができていることに気付いていません。個人の秘密が守られるということは、どこかで誰かが助けを求めていることに誰も気づかないことを意味してもいます。また、誰かが気づいた素晴らしいアイデアも共有しにくくなります。・・・中略・・・。このように秘密が守られるようになることで、弊害になってしまうことがあることも覚えておかなければなりません。(p.150-151)
 個人情報保護と盗聴は、この世の下衆な輩たちが望みつつ実施する両面である。
 下衆は悪事のみにかまけているからこれを隠蔽するために個人情報保護を言い訳に使い、下衆は本質的に知性がないから他者を自分以上(以下?)の下衆であると思い込み、その証拠を集めるために人生の長い時間をひたすら盗聴器に耳を当てて過ごすのである。故に、人生の意味を問うたり教養を高めるために時間を使うことはない。故に、そういう下衆の話題は、いい歳をしていながら常にカネか下ネタである。
   《参照》  『神との対話 ②』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
            【高度に進歩した社会】
   《参照》  『見える化』 遠藤功 (東洋経済新報社) 《後編》
            【「見える化」を阻む壁】
   《参照》  『死後探索2 魂の救出』 ブルース・モーエン (ハート出版) 《後編》
            【非物質界はアケスケな世界】
 皆さんが日々思ったり考えたりすることは、どんなに素晴らしいことも恥ずかしいことも情けないことも、宇宙にとっては公になっています。これはどんなときも変わりません。
 地球人の皆さんが思ったり考えたりしていることは宇宙にとっての共有財産ですから、彼らはいつでも皆さん一人ひとりにアクセスすることができます。(p.153)

 

 

【宇宙から来た人が持つ違和感】
 UFOにもシップのなかにも、一切スイッチはありません。・・・中略・・・。人工知能の知性と私たちの意識がアチューンメント(同調)することによって、すべてオートマティックに機能するようにできています。
 UFOでも他の建築物でも、ある構造体の中に入ると、その人にとって最も居心地のよい環境を提供しようとしてその空間が働きかけてくれます。ですから部屋の中に照明や空調、それらのスイッチなどの設備はありません。
 そういうところから地球に来たので、やたらといろいろなものがある世界に驚きました。(p.171)
 他にも、宇宙文明の記憶を持つ人ならではの面白いことがいっぱい書かれている。
 下記リンクはUFOに関する類似記述。
   《参照》  『私はアセンションした惑星から来た』 オムネク・オネク (徳間書店) 《中編》
            【アストラル界で宇宙船が必要な訳】