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 タイトルがカッコよすぎる。それに、この活字量で1500円はちょっとした詐欺かも・・・なんて思ってしまった。2012年10月初版。

 

 

【人生の目的定義】
 わたくしがよく小説の中で使うセリフがあります。
 「それがおまえの役目だから」
 ひとそれぞれお役目を持って生まれてきております。役目がなくなったら死んじゃいます(笑)。
 今生きているということは、何かしらの役目を持っている証拠です。
 分かるためには、正しい知識と、人生の目的定義を、持つこと。
 人生の目的定義って何? と思ったら、頁の下に以下のように書かれていた。
 人生の目的定義とは、この日本に生まれてしかできない、正しい知識と認識を持つこと。
 大和心なり。    (p.34)

 

 

【都市部の食糧問題】
 分散と農業の工業化が鍵となる。
 すなわち作物工場をつくる。巨大高層ビル内に農場を作り食料栽培。
 SFならぬ現実なり。トヨタが東北地方で穀物栽培を開始。
 工場内の光源は人工太陽でも可能。プラズマ技術の応用にて可能。
 ここでもひかる日本人の工夫。 ・・・(中略)・・・ 
 食糧問題の解決方法が、新たなる輸出産業となり、日本の国益を高め、
 そして、世界の規範となる。
 食糧問題でも、世界の雛型日本、となる可能性を秘めております。(p.56-57)
 すでに米作のビル内生産は、かなり前から行われている。「天井米」といって、栄養分を含んだ水を染み込ませたスポンジに種を播種しておき、下部から疑似太陽光をあてることで、天井からぶら下がる様式でお米の生産が可能なのである。気象に影響されず三毛作が可能である。
 トヨタは既に、自動車オンリーから生活基盤物資の工業生産など多角化にシフトしつつあるけれど、いくつもの企業が、工業技術力を農業分野への応用に供するべく研究を始めていることだろう。
   《参照》   『学校の勉強だけではメシは食えない!』  岡野雅行  こう書房
             【これからは農業が出番だ】
   《参照》   『分裂する未来』 坂本政道 (ハート出版) 《前編》
             【企業経営】

 

 

【真の栄養価とは?】
 食品の真の栄養価とは、食品の中の水分すなわち、水のエネルギーが真の栄養価なり。
 波動の法則 水は生きている。(p.56)
 磁気の整ったエネルギーの高い水を効率よく植物に吸収させるには、プラント栽培が適している。
 筑波万博で披露された、物凄い数の実をつけた1本のトマトの樹も、水耕栽培だった。

 

 

【日本語の響き】
 最近英語を話すのが嫌いになりました。
 以前はご縁がありましてね。外国の方ともちょくちょくお話しておりました。
 当然ビジネスの世界でも使う機会は多々ございました。
 ただですね。最近は疲れてしまうのですよ。言葉がね。繊細ではない。
 日本語の細かい表現が英語ではできない。
 代わりに通訳してもらったら・・・なんとシンプルな言い回しかと思いました。
 「これでは自分が伝えたいことはまったく伝わらない」
 ちょっと絶望しましたね(笑)。
 更に音的な響きがね。心地よくない。
 最近、良く聞く中国語も心地よくないですけど(笑)。どう聞いても喧嘩しているようにしか聞こえない。
 ことばによる影響は大きいと思いますよ。一番影響を受けるのは文化でしょうね。
 特に発音などの音の響きは感性に与えるダメージ(?笑)は大きいと思います。
 日本文化の繊細さは日本語の持つ繊細さゆえのもの。 (p.60-61)
 「言語=文化の根幹そのもの」であるけれど、このことをちゃんと知っておくべき。
   《参照》  『フェラーリと鉄瓶』 奥山清行 (PHP) 《前編》
            【言語と考え方の関係】
 繊細な言語(日本語)は、クラスター化された(大小様々な粒度組成からなる)音韻特性をもっている。
 下記リンクは日本語と英語のパスバンド(主要帯域)の違いから、日本語の特性を語っているけれど、日本語は音韻の隙間を埋める波動特性・粒子特性を持った言霊言語である。
   《参照》   『奇跡の音 英語聴覚セラピー』 篠原佳年 (きこ書房)
             【言語によるパスバンドの違い】

 冒頭で、【人生の目的定義】とは“大和心”であると書き出したけれど、日本人の特性である“大和心”を醸し出す根源は、何と言っても日本語である。
   《参照》   『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』 船井幸雄 (徳間書店)
             【日本人の特性と役割】

 

 

【ベーシックインカム】
 ベーシックインカムとは北欧で実施されている制度です。生活最低保証額を国家が給付する仕組みです。
 ・・・(中略)・・・ 。
 私のアイデアは、半配給券、です。
 使えるのは食品、日用品、家賃、水道光熱費のみ。貯蓄不可能な債権です。
 お金を回すことで経済活動の推進を図る。
 半としたのは生活必需品だけだからです。
 その他の娯楽、遊戯費用は自分で働いて稼ぎなさいという意味も含んでおります。
 独立自尊で生きていける社会が理想の未来社会を築くでしょう。 (p.82-83)
 この案の優れている点は、生活の基盤(ベーシック)を支える収入(インカム)を給付することで、人々は生存を維持できないという怖れから解放されて、「“安心” という大きな基盤を手にすることができる」、という点である。最低保証という“安心”が手に入れば、犯罪は減り、リラックスした脳からは社会益を生む優れたアイデアがボカスカ出てくるのである。
   《参照》   『神との対話 ②』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
             【人類が直面している問題の核心(経済格差と人間の尊厳)】

 

 

【道州制】
 なにゆえ日本が道州制を導入するのか?
 天皇制崩壊とおっしゃる方もおられます。
 日本という領域しか見ていなければ、そういう意見も納得です。
 ところが! 世界規模で見てみれば、日本は世界の雛型。
 まずは日本で起こり、世界に広まる(逆も然り)。
 日本で確立した道州制の仕組みが、やがて世界に広まり、
 その暁には、世界統一政府の仕組みになります。
 日本人が黄金人類になるためのステップです。(p.105)
 従来通りの「国力」を中心に考える人は、「中央集権化」が崩れて日本の「国力」が弱まってしまうから「道州制」に反対と言うんだろう。しかし、21世紀も20世紀同様に戦争の世紀が続くわけではない。「愛」と「自由」が基盤となる高度に進化した社会は、「脱・権力(軍事力)」の方向にある。
 19世紀末の「明治維新」は、日本を守るための中央集権化だった。21世紀初頭の「地球維新」は世界を守るための「中央集権化(世界統一政府)」である。それは、それぞれの既存国家においては「脱国家権力化」を意味する。

 

 

【世界統一通貨・円】
 円という文字はまどかと読みます。
 円滑の円ですね。世界を円滑にする通貨です。
 本来の通貨の意味合い、エクスチェンジャー、それに価値の差分情報を持つもの。
 信頼と本来の役目を果たす機能があります。
 水面下では円通貨圏の設立が進んでおります。
 円を現地読みしたのがウォンであり、元である。
 IMFを通じた通貨保証も、その担保となっているのは、
 日本の円すなわち日本の財産です(一般の方には見えません)。
 それゆえ、海外の心ある方々は日本を大事にしております。(p.106)
 水面下で進んでいる円通貨圏って・・・、当時の時代の仕組みを先導していた大本教の出口王仁三郎さんが未来の雛型として構想していたものである。
   《参照》   『大宇宙連合からの啓示』 田村珠芳 (徳間書店) 《3/4》
             【条件付き再放出】~【ネオ満州国の通貨は「円」】