《前編》 より

 

【宇宙での教育】
 私は中学生と高校生のとき、1週間あらゆる学問を集中的に“上”で教育されました。私は宇宙大学と呼んでいますが、地球上での大学の講義のように、先生の話を聞きながらテキストを読み、ノートをつけるというような悠長な学習法ではありません。カプセルのような装置に入り、ヘッドセットをつけて知識を直接脳にダウンロードするような方法をとります。
 フリーエネルギー研究もその成果です。(p.91)
    《参照》   『クラリオン星人コンタクティが体験したアセンション〔量子転換〕のすべて』 マオリッツオ・カヴァーロ
              【学習は、アーカイブのデータを読み込むことで】

 

 

【アトランティスのテクノロジー】
 私が手掛けて完成したクリスタル発電は当時最大級のモノでした。クリスタル発電とは、地球の磁場から電気エネルギーを取り出すフリーエネルギーシステムです。出力は1基で1億キロワット。現在の原子力発電所・・・中略・・・100基分に相当します。・・・中略・・・。
 当時、電力はすべて重力波を使った無線送電です。・・・中略・・・。火星にも別荘を持つのが当たり前だったので、火星との通信もできます。・・・中略・・・。重力波は、いまの技術である電磁波とは違って、たとえ大きなエネルギーを送ったとしても人体に悪影響を及ぼすことはありません。
 これらは技術のほんの一例であり、現代をはるかにしのぐテクノロジーをアトランティスでは駆使していました。そしてその最先端の研究を私がしていました。(p.104-105)
 著者が前世(アトランティス時代)で達成していたクリスタル発電は、今世の地球でもすでに小型の物として再現されているらしい。
 ところが、運転開始からわずか3か月。このクリスタル発電機が制御不能に陥ってしまいました。・・・中略・・・。
 発電所の崩壊というだけにこの事故はとどまりません。制御を失った巨大なエネルギーは連鎖を生みます。まず重力波の暴走は大陸自体に大きな影響を及ぼし、大地を引き裂きました、アトランティス、そしてムーはこの重力波の暴走によって海中に沈んだのです。(p.106)
 クリスタルのエネルギーによってアトランティス大陸が沈没したという内容は、何度か本で読んだことがあるけれど、この本には、クリスタルエネルギーによる重力波は、大陸を沈没させただけではなく、小惑星を地球に引き寄せて大津波を起こし、さらには、月に蓄えられていた水を40日間にわたって地球に降らせる(ノアの箱舟)という事態まで生じさせていたことが記述されている。

 

 

【インナーアース(内部地球)】
 次ページをご覧ください。これがアンナ―アースの地図です。・・・中略・・・。
 中央に位置して、最大の大陸がアガルタ王国であり、その首都に相当するのがシャンバラです。インナーアースを総称してシャンバラと呼ぶこともありますが、正確には都市の名前なのです。(p.127)
    《参照》   『アミ3度目の約束』 エンリケ・バリオス (徳間書店) 《後編》
              【シャンバラ】
 現時点において、宇宙から見れば価値観を共有しようとしても不可能な野獣のような存在でしかない我々“地表人”ではなく、彼らこそが現在の地球代表であり、他の星の人たちとの交流もさかんに行われています。インナーアースに暮らす人々の人口はおよそ1億人です。(p.127)
 インナーアースには、宇宙に行く円盤以外に、インナーアース内専用の反重力を利用したエアカーとチューブレストレインがあり、それらの簡単な説明が記述されている。
 現在の地表人類は、車輪つき自動車のモーターだけが置き換わった水素社会への移行を想定しているらしいけれど、宇宙維新が起これば、宇宙文明の技術がダイレクトに導入されて、反重力を用いたエアカーが普通になるだろう。交通渋滞もなくなり、そもそも道路自体が不要になるのである。

 

 

【近未来に備えて・・・】
 インナーアースに住む人々は、今度の地球の大掃除によって地球内部にも住めなくなるような大変動が起きた場合に、円盤で他の星へ逃げる準備もしています。・・・中略・・・。
 しかし、地球の“地表”に住む多くの人々はそうした手段を持ちません。これから3年のうちに始まる地球の大掃除の規模を出来るだけ小さくできるように、あるいは“上”から救出されるに足る人間になるように、ひとりひとりが意識を変えていくよりほかに回避の方法はないのです。(p.139)
 インナーアースの皆さんも、最悪の場合、脱出の準備をしていたとは・・・・。
 地表世界を支配してきた「闇の権力」(=イルミナティ)の連中は、すでに地球の大掃除のことを知っていて、火星に20万人規模で移住を完了していることも記述されている。

 

 

【火星の実状】
 火星の気圧は地球とほぼ同じで、引力は地球が1とすると火星が0.377、気温は平均して摂氏7度くらい。酸素が地球と比べて薄いものの地球人が暮らせる環境にあります。赤道付近は植物が少なく、北・南両極に近いほど植物があり、湖や川も存在します。人が住んでいるのは地下であり、地表には両極に一部の科学者が研究目的で常駐しているのみです。最高峰のオリンポス山の標高は27000メーターであり、頂上付近までジャングルのような緑で覆われています。(p.141-142)
    《参照》   『Google Earth で行く火星旅行』 後藤和久・小松吾郎 (岩波書店)
              【火星や宇宙の本当の姿】

 ついでに、火星には2つの重要なものがあることが書かれている。
 一つは、ゾハルという魔法の石。マンガで飛行石として題材にされている多彩な力を持つまさに魔法の石。
 もう一つは、色彩で情報を保管する重力波コンピューター。これにアクセスできれば、まさに鬼に金棒である。
    《参照》   宇宙母船サイディング・スプリング(火星について)

 

 

【重力波コンピューターへのアクセスキー】
 こうした貴重な情報が火星に隠されているという事実をアメリカだけでなく、ロシアや中国も知っており必死になっているのです。・・・中略・・・。それによって彼らは世界における覇権を手にしたいのです。特に、“不老不死”は彼らが最も欲している技術です。
 ところが、アクセスキーは指紋認証のようなものではなく、知能指数と愛の度数です。両方のバランスがとれており、しかも高いスコアでなければバリアに阻まれ入室することすら困難なのです。
 他国に先んじたアメリカ人がアクセスに挑戦しましたが、成功していません。・・・中略・・・。地球人がアクセスするのは不可能でしょう。私はM81から来た人の手引きでアクセスすることが許され、ここで地球の過去について映像によって知ることができました。また技術については宇宙語で書かれた論文と数式で学ぶことができます。数式といっても地球で使っている方程式などとは全く異なるものです。(p.145-146)

 

 

【“上”で見た震度9後の日本】
 地球の終末がどのような状況になるのか、私が“上”のスクリーンを通して観てきたことを第1章よりもう少し詳しくご説明しましょう。151ページの日本地図をまず見てください。黒く塗られた地域が地震によって大きな被害を受けると思われる地域です。(p.150-152)
 151ページの日本地図は、表紙にそのまま掲載されていて、151ページで黒く塗られた地域は、表紙では赤や黄色に塗られている。
 映像として観たことをご説明すると、まず東京が震度9の地震に見舞われます。・・・中略・・・。そこに高さ150メーター以上の津波が襲ってくるのです。・・・中略・・・。この地震に連動してあちらこちらの火山が大噴火を起こし、死火山であっても噴火を起こします。(p.152)
    《参照》   『宇宙エネルギーによる地球世界の大変革のために』 山本渥己 (文芸社)
              【百メートル以上の大津波】
 余りにも広範囲に被害が及ぶので、地震だけではなく、どこかの国から核ミサイルで攻撃を受けた結果の惨状かと思いましたが、地震と噴火によって日本国を引き裂くような大災害が引き起こされるのです。(p.153)
 表紙の地図にあるように、山岳地帯である中部地方が全面的に大被害を受けている状況なのだから、これはフォッサマグナが大断裂していることを表しているのだろう。
    《参照》   『レインボーチルドレン』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《前編》
              【ポールシフト】

 日本列島は世界の雛型だから、日本がこのような状況になるのなら、世界も連動して酷い状況になるのである。

 

 

【暗黒の3日間】
 天変地異のあとの空中携挙をへて、次に起こる暗黒の3日間も宇宙の人々が任務として負っています。直径500キロ、高さが50~60キロという超巨大な円盤が太陽と地球の間にやってきて、あたかも日食のように太陽光線を塞ぐのです。太陽に円盤でフタをした格好で黒い太陽が出現したかのように見え、地球全体が暗黒に包まれます。日食と違うのは暗黒が3日間続くのです。
 この暗黒の中で、恐怖にとらわれた人は人でなくなってしまいます。自殺するもの、食糧を失い人肉を食べるような行為まで横行します。まさにここで愛の度数を最後に試される場となるでしょう。
 自分だけ何とか生き延びたいとあがく人間が救われる可能性はありません。・・・中略・・・。利他の愛をどれだけ持っているのか、それだけが尺度です。(p.155)
 暗黒の3日間は、2012年の年末に起こるといわれていたけれど、この記述によると、まだこれから先ということになる。
 暗黒の3日間が起こる時にまだ生きているかどうかが問題だけれど、生き残っていたなら、何故太陽が出ないのか、その原因を知っているのといないのとでは、精神的に大きな差が出るだろう。

 

 

【彗星の衝突】
 かつてアトランティスが沈没した時と同じように、今回の地球にも彗星が落ちる予定らしい。
 年号は不明ですが、5月15日です。暗黒の3日間からは数年経過しています。その衝撃はマグニチュードに換算すると13以上です。この衝撃で引き起こされる津波の波頭は4000メーターもの高さになり、富士山ですら一時的に海中に没します。(p.157)
 同様な未来を語っている著作をリンクしておきます。
    《参照》   『人類アカシャ全史』  ゲリー・ボーネル&古川益三  VOICE
              【未来のシナリオ】

 

 

【富士山は死守してくれる・・・】
 その変更された内容について結論から申し上げると、東京に震度9の地震が起きるのはもはや避けられません。東京は“上”から見て波動がドロドロでどす黒い、金銭欲、支配欲、独占欲・・・さまざまな欲望が渦巻いており人の心は変わりようなないという見立てです。もし地震を止めてしまえば、地球救済が遠のくばかりであることは、動かしがたい事実なのです。
 ただし、富士山は死守してくれることになりました。つまり大噴火はしないということです。・・・中略・・・山体が崩れてしまうような噴火は食い止めてくれます。日本人の象徴である富士山を美しい姿を保ったまま残すことで、その後の復興へ向けて、心のよりどころにするという目的からです。(p.164)
 日本人の心がどす黒い波動を発し続け改善の可能性が見られないのなら、マーカーが抜き取られたように、「光のお馬さん」もいなくなってしまっているかもしれない。
    《参照》   『人類の思考が停止する日 Part2』 知抄 (たま出版)
              【光の馬】

 

 

【最終警告のシグナル】
 震度9の前震として震度6台の地震が東京にあります。(p.164)
 この震度6というシグナルを見逃さなければ。逃げる準備をする猶予ができるということです。
 仏の顔も3度といいます。・・・中略・・・。この震度6の数カ月から1年以内に本震である震度9がきます。ですから、地震への備えを万全にした上で、もしも震度6の地震が起きたら、安全と思われる場所に疎開するのが、命をつなぐための賢明な方法でしょう。(p.165)