イメージ 1

 この書籍は、 『第3次世界大戦、始まる!』 の3ヵ月後に出版された(2002年2月初版)もので、政治関連分野以外の、地球に関する予言的な記述がみられる。それらの中で、まだやや先の未来について、チャンちゃん自身の予感と重なってとても気になる記述がある。
 またこの本は、そのような予言的な記述を抜きにしても、スピリッチュアルな知識を受け入れ学んでいる人々には、非常に有用な記述を含んでいる。最初にこれを読んだ7年前より、再読した今の方が、やや感受したものが大きいのではないかと感じている。

 

 

【南極の氷の下】
 地球は何度か氷河期を体験して、そのために地球の表面はずいぶん変化しました。今の南極の氷の下には、信じられないような構造物があります。それはいつか必ず明らかになるでしょう。(p.32)
 その構造物がつくられたのはノア文明。レムリア文明のやや前と記述されている。レムリア文明が最も盛んだったのは5万2000年前(p.40)。アトランティスやムーに関しても、その年代特定はリーディングする人によって実に様々。
 この構造物、ピラミッドの頂部に秘められているディスクよりは発見が遅れるという。

 

 

【ピラミッドの作り方】
 石の分子構造を一時的に変えて、空中に浮かせる技術をアトランティス人は知っていたんです。そうやって移動させたあと、またもとの分子構造に戻したわけです。(p.50)
 現代の科学者は、周辺の砂を高く盛りピラミッドを積み上げたなどと説明しているけれど、チャンちゃんは昔から分子構造の変容による空中浮遊という技術を当然だと思っている。
 現代の地球にも、巨石を動かす人々がいる。フロリダのコーラルガーデンの例もあるし、沖縄に巨石庭園を造った日本人のおじさんもいる。

 

 

【両刃の剣】
 インディー・ジョーンズの中で描かれている、神剣エクスカリバーと同じ機能の杖を、モーゼも手にしていた。
ゲリー : 例えばモーゼは、エジプトの人たちに疫病をもたらしました。するとまったく同じ疫病によって、イスラエルの人たちも苦しんだということがあります。
古川 : それはモーゼには返ってこなかったんですか?
ゲリー : それはモーゼが、結局約束の地に行けなかったという結果になって返ってきました。エジプトの人たちによって阻止されたからです。しかし、モーゼはピュアだったんです。ほんとうに純真でした。
古川 : なのにどうしてそんなことをしたのでしょう?
ゲリー : それは彼自身の野望を実現化しようとしたからです。
古川 : ピュアでもやっぱり野望はあるんですか?
ゲリー : はい。自らの民のためにしたことは野望になります。(p.58-59)
 どんなに純真に日本を守ろうと思っても、そのために他国を裁くという心で行うのであるなら、必ずや自分に返ってくる。誰であれ免れえない絶対法則である

 

 

【ケンタウルスになる】
 例えば、人間たちが最初に人間の体をまとう前に、自分の意識をいろんな動物の中に入れて学んだとします。そうして体験した動物の中で、例えば馬がとても気に入ったとしましょう。そうすると人間の体を得るときに、自分の記憶の中に馬のすばらしさが残っていて、人間の体の中にちょっと馬を入れてみたいと思いました。そして魂がケンタウルスのような体を作りたいと思えば、実際に作ることができるのです。(p.67)
 アニメのような世界に思えるだろうけれど、神霊界というのはこのような世界。

 

 

【美の神殿】
 エジプトには特別の神殿がありました。そこでは外科的な手術で、人間の体に投影によってできた動物の一部、例えばしっぽとか、そういうものを取り去る手術が行われたのです。その神殿は、<美の神殿>と言われています。(p.67)
 この本が出版される以前に、これと全く同じ話を、深見東州先生からもエジプトの現地で聞いたことがある。

 

 

【過去と未来】
 意識がどんどん拡大していくと、その知性がとらわれている、時間が作り出した障害を通り抜けることができるようになります。そうなったときに、あなたが意識的に体外離脱をすると、参照できる時間の外側にでることになり、過去へも未来へも自由に行けるのです。過去も未来もそこから見ることができます。(p.131)
 未来から現在へあるいは現在から過去へと転生しゆくことも、可能である。

 

 

【アドルフ・ヒトラーの戦後】
古川 : じゅあ、ヒトラーは終戦よりだいぶ前にアメリカに渡っているんですか。
ゲリー : 戦争が終わったとき、ハワイに行きました。
古川 : それをアメリカの指導部は知っていたんでしょうか?
ゲリー : ヒトラーに忠誠を尽くしたロケット科学者たちをアメリカに取り込んだわけです。その代わり、ヒトラーに生きながらえさせて住む土地を提供しました。 (p.92)
 いうならば司法取引のようなもので、日本軍が中国大陸で行っていた細菌兵器の情報についても同様である。

 

 

【坂本龍馬の暗殺】
ゲリー : 家族に殺されたということですね、しかも身近な家族によって。・・・中略・・・。結婚によって結ばれた家族です。ゆっくりと効いてくる毒によって殺されました。
古川 : しかし、刀で切られたと言われていますが?
ゲリー : 彼はそれ以前に毒を盛られていたんです。体の中ゆっくりと効く毒で、そのために体がいうことをききませんでした。
 ・・・中略・・・。
古川 : 妻というのはおりょうさんではなかったのですか?
ゲリー : 「龍馬の妻のお名前は何ですか」 と聞いたら、<おりょう>じゃなくて別の名前がきました。ですから、もしかすると彼は別の人と結婚していたか、あるいはおりょうさん自身が二つの名前をもっていたかだと思うんですけど。 (p.106)
 ・・・中略・・・。
古川 : 毒を仕掛けられたのはいつごろのことだったのでしょう?
ゲリー : おそらく殺された日の10日ぐらい前だと思います。先ほどは吹き矢か何かと申し上げましたが、指の先に針か何かをつけた状態で刺されたようにも見えます。(p.107)
 過去のことはどうでもいいけれど、龍馬に関する書籍を読むとき、こういうことを念頭において読むと、結構面白くなる。

 

 

【信者というカゴ】
「あなたは私から学んでくれるけど、信者にならないでくれているのが、とてもうれしいね」 ・・・中略・・・。だからグルになんかならないほうがいいんですよ。 (p.188)
 賢明な宗教家なら、この事を心得ているから取次者としての立場を墨守する。愚かな宗教家は、信者に自らを崇拝させ、カゴに閉じ込められて沈むことを自覚していない。教祖崇拝は最悪であり、教祖自体のレベルの低さを明かしている。

 

 

【ジャッジしない】
 ジャッジをしてしまうという部分がどうしてもあるようです。 (p.190)
 法則が連鎖している過程である個々の(世界や運命上の)出来事に対して、いちいちジャッジしていてもはじまらない。はじまらないどころか、はっきり言えば無益なことである。せいぜい過程から気づきを得る(学ぶ)こと、ないしはカルマの解消に委ねること。

 

 

【ブラックホールの反対側】
 物質がブラックホールに入っていくその現象は見えます。反対側ではそうした物質と反する世界が存在します。でも、それは物質とは違います。それは物質が違ったかたちになるんです。そのために神秘家は、この次元が別の次元にエネルギーを与えていると理解しています。・・・中略・・・。その次元とこの次元とは非常に似ていますが、波動がまったく違います。つまり正反対なんです。 (p.197)
 反物質ではないけれど、波動が違う正反対の世界。

 

 

【中国に占領されているチベット】
古川 : チベットは今後も中国に併合されつづけるんですか?
ゲリー : それはそのまま続きます。最終的にチベットの人たちは、ペルーのアンデスに移るでしょう。もうすでに、僧院が作られています。(p.216)

 

 

【過去の海面上昇】
 <レムリア>の時代から現代までに、海面が1200フィートも上昇したんですよ。(p.38)
 1200フィートは、およそ370m。だからこそ、出雲の日御碕近海など、世界中の海底に破壊されないまま眠っている構造物がいくつもある。
 この海面上昇は、氷河が溶けて生じたのではなく、彗星が接近した時、霧状になって多量の雨となって地球に降り注いだ、と書かれている。近未来の地球にも、この再来ないし海洋への隕石落下による大津波というシナリオがありうる。
   《参照》   『やはり世界は予言で動いている』 五島勉 青萠堂
              【都市水没のイメージ】

 

 

【未来のシナリオ】
ゲリー : 祈りはタイミングをずらします。しかし、祈りが聞き届けられたとしても、細かい隕石群には見舞われるでしょう。・・・中略・・・。つまり、このことに対して何人ぐらいの人が祈りに参加するかにかかっているのです。
古川 : なるほど、でもいずれぶつかることはぶつかるんですね。それは避けられないことなんですか?
ゲリー : 地球に隕石がぶつかることは避けられません。
古川 : 多少幅があってもよいので、いつごろかということをお願いしたいのですが。
ゲリー : いまから14年から25年くらいの間でしょうか。
古川 : そんなに早く? どこにぶつかるんですか?
ゲリー : 太平洋の大陸プレートです。ミクロネシアの方ですね。
古川 : その彗星の衝突によって、具体的にはどういう影響がありますか?
ゲリー : 空気中の水分含有量が異常に高くなります。そうなると2年ぐらいは太陽の光が十分に届かなくなります。・・・中略・・・。
 この対談が行われたのは2001年だから、14年から25年後は、2015年から2026年の間ということになる。 下記の書籍も同様の記述である。
   《参照》   『告 ― 真のつくり変え ― 』 日子八千代  文芸社
               【2019年2月未明】

 津波の影響を考慮すれば、2000フィート(700m)以上の高地に住むことが必要になる。科学者たちは、増えすぎた地球人口を減らすために、これを知っても人々には報知しないこともあり得るだろう。

 

 

 

  ゲリー・ボーネル著の読書記録

     『光のアカシャ・フィールド』

     『日本人が知って変えていくべき重大な未来』

     『地球の『超』歩き方』

     『光の記憶』

     『光の12日間』

     『人類アカシャ全史』

     『第3次世界大戦、始まる!』

 

<了>