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 2001年911テロの2か月後、2001年11月に出版された書籍。
 この書籍では、第3次世界大戦は911テロに続いて起こり、戦争による浄化が一度に起きず、小さなものになるのならば、日々の争いや恐怖はすべての国々でこれから10年間は続くことになる (p.120) と予想されている。
 ブッシュの暗殺は避けられない (p.63) などの個々の予言は、殆どといっていいほどに外れている。だからと言って著者がデタラメをいう人で、このような書籍自体が全く信用できないとは言えない。本当に未来は変えられてきたのである。日本人によるところが大きいはずである。

 

 

【日本人は未来を変えられる】
ゲリー : 十分な数の日本人がそれを変えようという意図をもって祈れば大丈夫です。日本人の意識の力は、すごくパワフルです。ですから、日本人がなにかやろうと思ったら、必ずなし遂げられるのです。(p.31)
 この文章のために、この書籍は出版されていたと言っても過言ではないだろうか。

 

 

【日米の意識の差】
古川 : 世界中の人がもっとお互いに共感し合えば、戦争を小さくすることができると思います。もちろん、アメリカにも共感してほしいです。
ゲリー : 日本の人が、共感を求めるという気持ちは良くわかります。でも、アメリカという国は、みんなと調和することよりも、個人的ななにかを達成したいというところに、行動の動機づけがあるようですね。
古川 : でも僕は、アメリカこそ調和を求めている国である気がするのです。アメリカほど、多様な人種を受け入れている国はないし、しかもその中で、これだけ文化的に発達した国はないと思うのです。
ゲリー : アメリカに来る人々は、アメリカン・ドリームを達成することが目的なんです。アメリカン・ドリームというのは、一生懸命働いて、その結果大金持ちになることで、自分の信じることを達成したいと思っています。 (p.54-55)
 異なった人種がそれぞれに住み分け、才能ある個人が成功する。そうするもしないも自己責任。これがアメリカである。アメリカが調和を求めているというのは皮相な見方で、そもそも調和と共感は同意ではない。

 

 

【2011年 バクダッド】
ゲリー : バクダッドについては、いくつかの過去からの預言があります。その一つに、旧約聖書で 「バクダッドが再びつくられるだろう」 というのがあります。それが成就することでしょう。
古川 : どういうことですか?
ゲリー : 時というものが人間を縛らなくなる。境界線としての時間というものがなくなる。つまり、人間の顕在意識、そして潜在意識がすべて一つになったときには、時というものが境界線としての機能を果たさなくなります。そうなったとき、いくつかの街が再建されるだろうということが預言されています。そのうちの一つがバクダッドだということです。
古川 : それは、この世界大戦の中で起きるのですか?
ゲリー : はい。
古川 : それは戦争というよりも人類の大きな変化だと思うのですが、それが起きるのですか?
ゲリー : 2011年に、時というものが境界線としての機能を果たさなくなります。
古川 : それは、例の 
『光の12日間』(VOICE) と解釈してよろしいのですね。
ゲリー : バクダッドは完全に破壊されるのです。破壊されてのち、再建されるのです。
古川 : バクダッドは核兵器によって破壊されるのですか?
ゲリー : そうです。実に多くの方がなくなります。   (p.42-43)
 中東が火種の地であり、主戦場である。 下記の書籍で副島さんが書いているように、
   《参照》  『暴走する国家 恐慌化する世界』 副島隆彦・佐藤優 (日本文芸社) 《上》
           【副島さんの情報源】

「オバマは経済政策に失敗して、2年後ヒラリーに変わり、第3次世界大戦が開始される」 という、 『戦争を企画する者たち』 即ち、アメリカの 「奥の院」 の筋書きに、ピタリと当てはまる内容である。
 この筋書きを完全に変えられるか否か、中東を統べる霊統をも有する日本人の意識の力が、最後の砦となるのだろう。現時点ならば、まだ若干猶予期間は残されている。

 

 

  ゲリー・ボーネル著の読書記録

     『光のアカシャ・フィールド』

     『日本人が知って変えていくべき重大な未来』

     『地球の『超』歩き方』

     『光の記憶』

     『光の12日間』

     『人類アカシャ全史』

     『第3次世界大戦、始まる!』

 

<了>