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 Google earth って、earth って言うくらいだから見られるのは地球だけだと思っていたら、月や火星も見ることが出来た! ツールバーの中に、土星のようなアイコンがあるけれど、そこをポイントすると地球、星空、火星、月というプルダウンメニューが現れる。またサイドメニューを表示して、そこをいろいろクリックしてみると、いろんな角度から火星を見ることができる。
 本書は、火星旅行中の少年とガイドの会話として記述されている。2012年8月初版。

 

 

【地球より小さいけれどデコボコな火星】
 高さ27キロのオリンポス山のように、太陽系最大の火山があるなど、地球と比べてスケールが大きいことです。
 どうしてそんなに大きいの? 地球の方がもっとダイナミックだと思ったけど。
 地球と火星のたどってきた長い歴史が関係しています。一言でいえば、プレート運動があるかないかが関係していて、数十億年前に出来た地形や火山が残るかどうかが重要です。火星は小さすぎてマントル対流が起こりにくく、プレート運動がありません。(p.12)
 火星の直径は地球の半分(体積は8分の1)なのに、地球の最高峰エベレストより3倍も高い山がある。その理由はプレート運動がないからだといっている。エベレストができたのもプレート運動が原因なんだけど・・・。
 他に考えられる理由は、水の有無だろう。「水の星」地球に比べて火星には水が殆どない。水による浸食作用がないことになる。

 

 

【ボレアレス平原 (70.5N,103.0E)】
 ( )内は、google earth で見る場合の位置情報(北緯と西経)。
 この位置情報をコピペして検索すれば、その地点の地形を確認することができる。
 かつて、海があったかもしれないという場所だね。
 はい。海があったかは、まだ賛否両論の議論が続いていますが、氷の存在は確かめられています。(p.36)
 現在は、ごく少ない氷塊が確認されているだけらしいけれど、かつては、地下に少なからぬ水が存在していたらしいことが、下記のランパート・クレーターの記述からうかがえる。

 

 

【ランパート・クレーター(50.2N,184.5E)】
 縁が円形状にしっかり残っているクレーターのこと。
 火星の衛星フォボスのインジェクタも放射状に広がっていました。下に見えているようなクレーター形状のクレーターは、ランパート・クレーターと呼ばれています。実は、火星でもっともよく見られる形状のクレーターです。インジェクタは、空中を飛んで堆積したというよりは、地表面をどろっと流れて堆積したと考えられています。たとえば、氷や水が地面の下にあると、衝突が起きても表土は飛び散らず、水を含んで流動し、あのような花びら状になります。(p.46)
 インジェクタとは飛来物のことだろうけれど、小中学生向けに書かれているこの本には、専門家が常用するカタカナ語が、説明抜きにこのように記述されている。大人が読んでいてもかなり悪質な感じである。
 

 

【ダストデビル(35.8N,207.5E)】
 ダストデビルはよく発生します。火星の大気には常に塵が含まれていて、視界がボンヤリとしていますが、その理由はダストデビルが頻繁に塵を巻き上げるからだと考えられています。・・・中略・・・。なにせ、ただ砂が巻き上がっているだけではなくて、電気を帯びている場合がありますから。巻き込まれると感電死、なんていうことも時々あります。(p.50)
 では、何で電気を帯びた砂塵ができるのかについては、何も記述されていない。
 サイエンス本なんだろうに、こんなことでいいのか。

 

 

【一番大事な発見】
 一番大事な発見は、火星表面の露頭で岩石を分析して、硫酸塩鉱物など、液体の水との作用でできる鉱物が存在することから、かつて火星には液体の水が存在したという結論が得られたことです。(p.54)
 今だって火星の内部には、水が存在している可能性もあるだろう。
 科学者の言うことが全て真実だと信じる方が愚かしい。
 この著作内容も、王立協会が許可した情報を元に皮相なことを記述しているだけである。
    《参照》   『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店)

 

 

【メサ(40.7N,350.5E)】
 ここは、シドニアという場所です。下に山が見えてきましたね。あれは。周囲の地層より硬かったために、浸食に耐えてできたテーブル上の台地で、メサとい言います。・・・中略・・・。火星の人面岩って聞いたことがありますか?
 聞いたことがある。20世紀の終わりごろに、顔の形をした構造物が火星にあるって騒がれた岩のことでしょう。えっ? まさか、あの台地を見て顔だと思っていたの?
 その通り。人面岩と騒がれた写真は、1976年にバイキングが撮影した、1ピクセルの解像度が43mの写真でした。その後、衛星画像の解像度がどんどん良くなって、2001年ごろには、2mくらいの解像度で、そして2007年ごろには、25cmくらいの解像度で撮影されるようになりました。解像度が上がるにしたがって、顔ではないことがわかったのです。(p.66)
 メサの人面岩については、人面でないことがはっきりしていても、それ以外で、人工の構造物がいくらでもあることを、この本は何ら語っていない。
  つまりこの本は、「闇の権力」側の支配下にある著作である。

 

 

【火星や宇宙の本当の姿】
 今や、インターネットで火星にある様々な構造物写真など、誰でもいくらでも見ることが出来る。それを確認する気があるなら、下記の著作にリンクされているプラウダ紙のURLをクリックして見るだけでいい。
    《参照》   『まもなく宇宙人が到着します』 田村珠芳 (ハギジン出版)
              【宇宙情報】

 火星について記述されている著作5冊ほどは、下記リンクに紐付くリンクにある。
    《参照》   『ガリレオの遺伝子』 (日テレ) 《後編》
              【プロジェクト・セルポ】

 日本は、いつまでこのような真実情報の隠蔽を続けるのだろう。
    《参照》   『宇宙授業』 中川人司 (Sanctuarybooks)
              【瞬間移動(テレポーテーション)】


 

<了>