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 著者が開発したフリーエネルギー装置の開発過程や、実験結果などが専門用語を交えて記述されているけれど、フリーエネルギーをめぐる国内外の科学者の対応状況や、諸国家の受け入れ状況の方に興味が向いてしまう。その点で読むと、相変わらずの様相にガッカリするだけである。2011年10月初版。

 

 

【原子力発電による電気】
 王仁三郎さんは現在の電気について、人間の霊性を乱すものと見ていました。原子力などの火の文明を突き詰めれば人類文明が崩壊すると予言しています。それに替わるものがあることをきちんと分かっていました。それがフリーエネルギーといわれるものなのでしょう。(p.5)
 船井幸雄さんが書いている「まえがき」の中にある記述。
 霊性豊かな人々は、原子力発電による根源的なカルマ創出を当初から憂えている。
    《参照》   『目覚めよ!宇宙人。』 山本耕一 (ヒカルランド) 《後編》
              【原子力が生むカルマ】

 

 

【出井さんの装置】
 私の知人にはこの研究に半生を捧げている人がいます。すでに入力に対して3倍の出力を得られる装置が完成しています。理論もしっかりしています。残念なことに・・・中略・・・日本には彼の研究を受け容れる土壌がないようです。
 彼の名は出井さんといいます。(p.5)
 ということで、本文は出井さんがこのフリーエネルギー装置を開発した過程やその内容が書かれているのだけれど、『これが無限の[光フリーエネルギー]発生の原理だ』 河合勝 (ヒカルランド)の中には、出井さんのフリーエネルギー装置は完全なものではない、という意味合いのことが書かれていた。
 素人のチャンちゃんには本当のところは分からないけれど、出井さんの装置がどうであれ、今世界にはいくつものフリーエネルギー装置が開発され存在している。

 

 

【学会の態度】
 フリーエネルギーは、人類の平和と進化に関わる最重要問題である。ところが、
 もしこんなことを、日本の学会に出そうものなら、著名な学会ならそれ以上の反応は来ません。すなわち論文は「即ボツ」になります。要するに、エネルギー保存則に触れようものなら、日本の学界は「問答無用」なのです。(p.275)
 フリーエネルギーは当然エネルギー保存則を超えている。法則に合わない事象が確認されたなら、法則を改変すべきなのがまともな科学者の態度なのだけれど、それができない学者ばかり。日本の学者さんたちも、人類の本当の平和と繁栄の実現より、自分自身の保身が大切なのだと言うこと。

 

 

【人類の意識進化を阻んでいる電波(電磁波)】
 デヴィッド・アイクさんは、人類は本来無限の根源意識とつながった存在だと言います。その無限の意識とは、宇宙から光として飛んでくる電波だというのです。これはまったくkoro先生こと神坂新太郎さん(故人)と同じ考え方です。神坂さんは、言い方は違いますが、人間は本来宇宙からの光信号を松果体を通して受けて動くロボットなのだと言っていたのです。宇宙からの光信号に沿って動いている限り、人間には間違いがないのだと言っていたのです。
 アイクさんはその宇宙からの光信号は、さまざまなハイテク機器から出る電磁波、テレビ・ラジオ放送の電波、携帯電話などによって、遮断されていると言っています。そして、さらにその大元の巨大基地があると述べています。それが月です。月は闇の勢力の人類コントロールの基地として機能していると言っています。
 ひとことでフリーエネルギーといっても、これほど世の中の大きなしくみにからむような背景があることを知っていただければと思い、このようなことを書きました。(p.6-7)
 電磁波が人類の進化を妨げているという内容は、『アルシオン-プレアデス』 の中の3部作の中でも語られている。
 原子力発電による電力は、本質的なカルマを生み続けているだけではなく、電気の質としても最悪なのである。電気であれば水力であろうと火力であろうと原子力であろうと同じだろうと思うのは間違い。原発による悪質な電力は、宇宙の構造を乱す波動として、日本の隅々にまで配電されているのである。正に原子力発電による電線網によって、人類の進化が強く抑止されている。
 松果体に関しては
    《参照》   『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ペトル・ホボット×浅川嘉富 《2/4》
              【松果体】

月に関しては
    《参照》   『宇宙戦争 ソリトンの鍵』 光悠白峰 (明窓出版) 《前編》
              【アメリカは月に行っていた】
    《参照》   『宇宙戦争 ソリトンの鍵』 光悠白峰 (明窓出版) 《後編》
              【ソリトンの鍵】

 

 

【180年間、進歩していない発電方法】
 それら(コンピューターなど)とは比べものにならないほど、つまりもっと長い間、まったく進歩していない科学があります。
 それが「発電方法」です。発電原理と言ってもいいでしょう。
 発電方法というのは、厳密に言えば1831年から実に180年近く、全く進歩していません。(p.90)
 進歩しなかったのは、貨幣経済(=エネルギー利権)の支配者たちによって新しい技術が潰され続けてきたから。人類にとって最大の損失は、ニコラ・テスラの技術が潰されたことだろう。テスラに関する概略は、下記リンクから辿って3つ目に書き出してある。動画なら下のリンクで。
    《参照》   『世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン』 ベンジャミン・フルフォード (講談社) 《後編》
              【「ただでエネルギーを配ることができる」】
    《参照》   アルシオン-プレアデス8:(再公開):テスラの新しいエネルギー源と支配者エイリアン達の無力化

 

 

【観測されていた超光速】
 超光速という現象は、実は科学の世界ではすでに16年も前に確認されています。1995年、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)のレイモンド・チャオ教授らが『量子光学』誌に載せた論文があります。
 その内容は、「鏡を通り抜けた光子が、空気中を伝わる光子よりも1.7倍の速度を持ったように観測された」というものでした。
 さらにもう一例、2000年、NEC北米研究所のリジュン・ワン研究員が、同年7月20日発行の英国科学誌『ネイチャー』に発表したものがあります。
 それはセシウムガスを閉じ込めたガラス容器に磁場をかけ、その中を通過する光の速度を測ると、驚くことに光速の300倍以上の速さになったというレポートでした。(p.223)
   《参照》   『生命と宇宙』 関英男 (飛鳥新社)
             【念波と天波】
   《参照》   『宇宙授業』 中川人司 (Sanctuarybooks)
             【瞬間移動(テレポーテーション)】

 

 

【必要なのは利権、権威、それに・・・】
 今回の福島第一原発の大事故で、あらゆるマスコミが暴露したことから、皆さんもよくご存じだと思いますが、たとえば東電の上層部に新しい科学理論や新技術が通用すると思ったら大間違いです。
 彼らにはそんなもの、まったく関係ないのです。彼らが必要なのは利権、権威、それに競争原理のない市場性です。(p.268-269)
    《参照》   『日本中枢の崩壊』 古賀茂明 (講談社) 《前編》
              【腐敗王国・日本の象徴:東京電力】


<了>