《前編》 より

 

【「人工知能コンピューター」と「フリーエネルギー」の組み合わせ】
バ  やがて人工知能的なコンピューターができると、それら知能を持ったコンピューターが地球規模の交換をコーディネートするようになります。
 この人工知能コンピューターによるシステムと無尽蔵なフリーエネルギーが一緒になったとき、みなさんは本当の意味で地上に天国をつくりはじめることができるでしょう。(p.70)
 人工知能に関しては、「多くの危険を孕んだもの」と考えてしまいやすいけれど、人類社会がポジティブ側に移行しつつある過程で進化したものであればその怖れはないだろう。
 人工知能コンピューターによって情報が無駄なく整理活用されるので、適材適所が容易に実現される。そしてフリーエネルギーによって人と物の移動が行われるようになれば、出来あがるのは地上天国以外の何物でもないだろう。もちろん、この段階において貨幣経済は必要なくなっている。人類全員が週に3日ほど自分の才能に応じた場所で無償労働(つまり奉仕)するだけで、全ての人々は生活を憂えることなく平和かつ豊かに暮らすことができるのである。
 この変化は2033年以降、急速に進み、2050年までには完全に起きるでしょう。それまではそのような働き方をする小さなコミュニティが増えていきます。(p.73-74)
 もっと早く実現してほしいけれど、いまだにフリーエネルギーの実現を阻んでいる勢力がいるのだし、働かずに椅子に座っているだけで何ら社会貢献する意志などない怠惰で愚鈍な数多のパラサイト公務員たちが、意識レベルにおいて最大の進化障害勢力になっているから、おいそれとは実現しないのである。
 地方行政は、人工知能コンピューターの出現を待たずとも、産業や人材や用地などに関するあらゆるデータを収集し、コーディネイトを意識した活動をする気さえあれば、現時点でだって、遥かに優れた行政が可能である。
 私たちが話しているアイデアは、それほど遠い未来のことではありません。ただ、大事なのは、それが将来起きているためには、まずは今日スタートしなければいけないということです。今日始めなければ、そのときに突然その状態が現われるということはありません。ですから、このようなシステムを今から具体化していくことです。(p.74)

 

 

【Pacific ocean】
 日本はアジアの東側にある、東洋社会のもっとも進歩的な地域です。そしてまた、アメリカの西海岸は西洋社会のもっとも進歩的な地域です。その2つが、言葉の中に「平和」という意味を持つ太平洋(Pacific ocean)を取り囲んでいるのは偶然のことではありません。それらがひとつになっていくのです。(p.94)
 シリコン・バレーを有するアメリカの西海岸は、世界のITテクノロジーの最先端である。論理発想の最先端といえるだろうか。それに対して日本は感性発想の最先端か。いずれにせよ、最も異なる両極が結ばれ融合するならば、平和かつ豊饒な社会が実現するのは容易に想像できるだろう。
 二極の統合は、2016年から本格的に始まる水瓶座のメインテーマである。
    《参照》   『目覚めよ!宇宙人。』 山本耕一 (ヒカルランド) 《後編》
              【矢的】
 
【海面上昇】
バ  地球の氷の3分の2が2025年から2033年の間に溶けるでしょう。多くの都市が水位の上昇に備えてバリアをつくる必要があります。また、内陸部に移動する都市も出てくるでしょう。(p.99)
 このことは、過去に何度も書き出しているけれど、金狂いしているだけで、未来に向ける知性などコレッポッチもない人間たちにとっては、いまだに「バカバカしい話」なのだろう。
   《参照》   『フォトン・ベルトの謎』 渡邊延朗 (三五館)
              【溶け続けている南極の氷】
 海面上昇から人類を救済する方法が、一つだけある。
須藤 結局、地球の温暖化問題でもフリーエネルギーなどのテクノロジーによってなんとか解決できるということですね。
 僕らの今のテクノロジーで考えるから、なかなか重い問題だと思っていました。
 結局、このフリーエネルギーの実用化がすべてのキーなのですね。
バ  そうです。それはとても大きな側面です。(p.103-104)
 現在のように、いつまでも、フリーエネルギー開発の妨害をしていると、人類の救済どころか、沿岸部に大都市が集中している日本は、真っ先に最大の没落を実現することになるのである。
   《参照》   『それでも「日本は死なない」これだけの理由』 増田悦佐 (講談社) 《後編》
              【エネルギー政策の根幹】

 

 

【人間の寿命】
須藤 今や地球の隅々まで化学物質や環境汚染が進行していて ・・・(中略)・・・ これからの世代の平均寿命というものは短くなるのか、それとも、何か新しいアプローチで寿命は長くなっていくのか、どちらでしょうか。
バ  寿命は長くなっていくでしょう。でも、その寿命を長くするのに役立つのは、定期的に体のデトックスを行うことです。
須藤 どのようなデトックスですか。
バ  皆さんの社会には、有効なデトックスのプログラムがすでにいろいろ出ています。自然な有機栽培されたハーブを使ったパワフルなものがあります。 ・・・(中略)・・・ ロサンゼルスにあるアメリカン・ボタニカル・ファーマシーという会社です。(p.166-167)
 高山長房さんの著作に書かれていた闇の権力による人口削減計画を読み、蒼ざめて終わり、では困る。闇があるなら光もある。対処法は必ずあるのだから。
 ところで、バシャールは2030年頃には地球上の人口は現在の半分になっていると他で語っている。ならば、ここで言っている「寿命は長くなっていくでしょう」は、全体の平均寿命ではなく、これからネガとポジに2極化してゆく世界で、ポジ側にシフトした人の寿命ということだろう。
バ  寿命に関してもうひとつ大事なのは、今に生きることです。今に生きている時は、時間の経過を経験しません。今に生きているときには、今にいるからです。それによって、結果的に寿命が長くなります。(p.168)
   《参照》   『無意識はいつも君に語りかける』 須藤元気 (マハジンハウス)
             【 “ただいま” に生きる】

 

 

【みなさんが受信することを選択しないだけ】
バ  私たちはいつでもエネルギーを送っています。あなたが受信態勢になることを選択すれば、私たちのエネルギー、私たちからの情報は常にあなたに届きます。私たちのほうは送信を止めることはけっしてありません。みなさんが受信することを選択しないだけです。(p.212)
 よき未来社会を信じて情熱という周波数を保っているなら、高次の存在たちとつながることができるだろう。インスピレーションでつながらなくても、とりあえずYou-tubeにバシャールの動画はテンコモリある。最初は話の内容がピンと来なくても、暇な時に何度か聞いていたら分かるようになるだろう。

 

 

<了>

 

  須藤元気・著の読書記録

     『今日が残りの人生最初の日』

     『レボリューション』

     『愛と革命のルネサンス』

     『幸福論』

     『バシャール スドウゲンキ』

     『神はテーブルクロス』

     『風の谷のあの人と結婚する方法』

     『無意識はいつも君に語りかける』