《前編》 より
 

 

【巫女】
 実は、女衒や女たちは、アマテラスの命で男のストレスを解消させ、病気を直すための一種のプロ集団だったのです。 ・・・(中略)・・・ 
 実は、女衒や女たちこそ巫女なのです。「お巫女」が訛れば、関西弁で女性の陰部を指す言葉になりますね。これは冗談ではないのです。
 巫女には3つのクラスがありました。(p.132-133)
 天上界と直接コンタクトできる「高巫女」。普通の巫女の指導者である「中巫女」。普通の「巫女」は性の交わりによって男たちを助けたと書かれている。
 普通の巫女は商売人です。「商」はアイヌ語で「シャオ」=「神」、「売」は「バイ」=「呼ぶ」でした。ですから商売人とは文字通り「神を呼ぶ人」の意味なのです。(p.133)
   《参照》   『梅干と日本刀』 樋口清之  祥伝社
             【御前・白拍子・太夫】

 

 

【男になったアマテラス】
 航海も30年を過ぎたある日です。アマテラスに肩をバチッと叩かれたとき、私はその力の強さに驚いて飛び上がりました。
「チャーチャの腕の力はとても強いですね」
アマテラスは答えられました。
「そうです。私はこれから男になります」
しばらくすると、事実、彼女の下腹部にある少しばかり大きいものが、だんだん大きくなってきました。(p.158)
 回遊魚などは水温の変化によって雌雄が変化すると言うのは、科学的な常識だから、この話を「アホ臭!」といってバカにすることはできない。
 そもそもアマテラスは太陽に因んだ名称で、陰陽の二元論で言えば、太陽=陽=男性で、月=陰=女性という区分なのだから、アマテラスが女性であることの方が「ヘン」なのである。
   《参照》   『ガイアの法則[Ⅱ]』 千賀一生 (ヒカルランド) 《中編》
             【永遠性の獲得】

 

 

【ヒジキは有毒!?】
 ヒジキは黒いヨードをたくさん含んだ海の汚れを取り入れ、ヘドロとして海底に沈めようとする神の意図の顕れなのです。
 ヨードは健康に良いとか、昆布をたくさん食べるとよいとかいうのは間違いです。昆布の中心にある、ねばねば、ずるずるしたものはプラナの塊ですから大変良いのですが、他のところは決して健康に良いものではありません。特に、ヒジキは有毒です。(p.177)
 「えぇ~~」である。ヒジキは健康食品の代名詞みたいな感じで認識されているだろうし、マクロビオティック でもヒジキはよく使われる食材なんじゃないだろうか。

 

 

【男女の愛について】
 男女の愛について再びお話しましょう。 ・・・(中略)・・・ 一番好きな人というのは、自分より少し霊格が高い人であるべきです。「霊格の高い人と交わり、できれば私より優れた神の子が欲しい」という思いが愛というものの基本です。だからあなた方の愛もそれに近いほど成就する愛であり、学歴が高いとか、金持ちの子であるとか、体力があるとかで相手を選ぶのではなく、 ・・・(中略)・・・ 霊格の高い人を愛の対象として求めるべきです。(p.186)
 じゃあ、霊格の高い人をどう見分ければいいのかが重要だけれど、その見分け方は書かれていない。一般的に言えることは “清々しい感じがする人、ないし、すずやかな感じがする人” だろう。
   《参照》   『大和古流の「躾」と「為来」』 友常貴仁 (三五館) 《後編》
             【日本人の魂靈が宿るところ】
   《参照》   『乙女の教室』 美輪明宏 (集英社)
             【人間がその生涯をかけて求めるべき、究極の境地】

 性的な一致を体験的に知ろうとして乱脈なセックスに耽ったら、霊格をぐんぐん低下させてしまうから要注意。欧米から輸入されたフリーセックスは、「闇の勢力」による人類の霊的進化を妨げるという目的を成就するための陰謀である。
   《参照》   『ガイアの法則[Ⅱ]』 千賀一生 (ヒカルランド) 《後編》
             【天性と霊性を損なう乱脈なセックス】

 

 

【厳しい話】
 21世紀には、あなた方も同じように、食べず、飲まずの世界の置かれるのです。すなわち、突然、穀物も、魚も、肉も、何もかも何も食べられなくなる状態になることを、少しばかり余談かもしれませんが申しておきましょう。
 そして、この部分はカットしてもらわなければならないほど、少し厳しい話になります。それは、いよいよ神様が地球の上に新しい国をつくる時が来たことです。人類で生き残れるのはたったの5億人だけです。(p.218)
 これは、この本が出版された1997年時点で語られた未来なのだろう。しかし、人類のエネルギー状態は常に変化しているのだから、必ずしもこのような厳しい状態になるとは限らない。食糧危機に関しても未然のうちに回避できるよう神霊界は先んじて動いてくれている。
 とはいっても、善化を一挙にひっくり返してしまいかねない“悪しき因子”がいくつもあることは確かである。

 

 

<了>