《前編》 より
 

 

【コード転換の兆し】
 闇の勢力に属する人々は、今後もしばらくは「悪のコード」の成就に力を注いでくるでしょう。東日本大震災も彼らのしわざのひとつではないかと思いたくなるくらいです。しかし、彼らに力を与えていたレプティリアンたちが地球を去った今となっては、それは悪あがきでしかなくなるでしょう。(p.175)
   《参照》   『宇宙のニューバイブレーション』 中丸薫・坂本政道 (ヒカルランド) 《前編》
              【悪魔的宇宙人のアヌンナキ/レプティリアンの実績】

 レプティリアンの力を得て世界中の富を掻き集めていた大英帝国の力が衰えていることは、オリンピックであるにもかかわらず、ガラガラなロンドンの観客席の状況からも窺うことができる。
 ところで、私のところに寄せられた情報では、アメリカが40年以上かけて内陸部につくりあげた地下都市が2011年8月23日に原爆で攻撃されたようです。地下都市の西端にあたるコロラド州と東端のバージニア州でこの日地震が起きていますが、こその住人たちの多くは核爆発の音を聞いていたようです。その真偽はわかりませんが、アメリカが力を失いつつある今となってはありうることだと思います。これは、アメリカを陰から操ってきた人々が力を失ってきたということを意味するできごとです。(p.175)
   《参照》   『まもなく世界は5次元へ移行します』 エハン・デラヴィ&中丸薫 (徳間書店) 《前編》
             【アメリカの地下基地建設】

 

 

【天災待つは悪の心、大難を小難にと祈れ】
船井  じつは『聖書の暗号』には、『日月神示』には正しい生き方が書いてあるとあります。そして、その『日月神示』には、正しい生き方をすれば大難を小難にできる、と書かれています。
「仕組み通りに出て来るのざが、大難を小難にすること出来るのざぞ。神も泥海は真っ平ぞ、臣民喜ぶほど神嬉しきことないのざぞ」
「大難小難にと祈れと申してくどう知らせてあろうがな、如何様にも受入れてよき様にしてやる様仕組てある神の心判らんか、天災待つは悪の心、邪と知らしてあろうがまだ判らんのか」(p.198)

 

 

【魂の神格化】
船井  「にんげんクラブ全国大会」に参加される方のガイド(その人を導く霊的存在)さん、のべ1万人弱に、私のガイドを通じてお願いして、そこの全員の人間性を正常に変えてもらったのです。ここでいう正常とは「悪いことをしない、考えない」「我欲も最低限」の人のことです。そして、・・・(中略)・・・ その人たちの魂が神格化して性格霊が強化されるように願った。 ・・・(中略)・・・。 神格化とは神のようにエゴが最低でパワーが大きく、効率的に生きられる人という意味です。
 そして、それ以降は神格化したみんなも自分のガイドを通じて、他者の人間性を正常化して強化できるようになる、と祈りました。100%そうなると確信して祈ったので、たぶんそうなったと思います。そういう人が3000人以上はすでにいるはずですから、魂の神格化された人がこれからはあっという間に広がっていくでしょう。(p.208-209)
 神格化された魂が、ネズミ算式に増えて行く。
 素晴らしいことである。
 エゴパワーが強すぎて魂の神格化になどトンと興味がないような人々は、そのまま生きて時を待てばいい。

 

 

【すべての人は自らの運命の決定権を手にした】
 『聖書の暗号』によると、それまではサムシング・グレートが人類をひとりひとりまで強く見守っていたようです。それは、人類がみずからの運命を決めるにはあまりに幼かったからです。しかし、2011年10月28日にそれが終わり、翌日10月29日からは地球の命運が「有意の人」にゆだねられるようになったと思います。そして、正しい考え方と行動のできる人たちの考える地球人と地球のあり方に沿った形で世界は急速に変わり、2020年ごろ、遅くとも2025年ごろまでには、人類はエゴと金銭から解放された素晴らしい種族となって、素晴らしい世の中をつくりあげる可能性が出てきたようだと思っています。これは巷でのアセンション論ではないのです。現実の話です。(p.209-210)
 地球では長いこと正しい考えが実現できない状態が続いていた。しかし、2011年10月28日を境に、正しい考えが実現しやすくなったと書かれている。政治や経済というのは、人間の意識を支配する大きな枷となっているけれど、意識の枷を外し、人間にとって当然のことを実現しようとする人々が増えてくれば、政治や経済ですらも徐々に変容してゆくということである。
 2011年10月28日については下記。
   《参照》   『ついに始まった大禊祓い 日月神示』 中矢伸一 (ヒカルランド) 《前編》
             【コルマンインデックス】

 

 

【世の中の変化を知った人たちがつくる社会】
 稲生さんによる『聖書の暗号』による解析では、多くの人々の個人の意識が変わることでお金の価値が変わったり、支配者たちにも変化が起きたりするようです。これはコルマン博士も同じことを言っています。大量の憲法訴訟が起きることで、これまでの支配者たちは監視され、これまで隠れてきた情報も公開される流れになりつつあります。それから、2012年の冬至にアセンションというのはバカげたことで、世の中の変化を知った人たちから、公平な社会が誕生する第一歩になる可能性が高いようです。(p.210)
 魂が神格化されていない人間は愚かなものだから、公開されない・公開しなくてよいとなれば、いくらでも悪事を積み重ねるものである。人類社会の進化と情報公開は、完全に連動する。戦争の世紀であった20世紀までの諸国家の国政なら、国家安全保障上の機密費という情報公開しなくてよい特例もありえただろうけど、それ以外の国政、および地方行政で公開できない情報があるなどというのは普通に考えておかしいだろう。
 情報公開できないものがあるということは、「行政に群がる者たちの不正を露見させないシステムです」と表明しているのである。それぞれの地方行政の情報公開の範囲を定めた規約を読んでみれば、そこに群がる人間たちの魂の純度が良くわかるだろう。
   《参照》   『神との対話 ②』 ニール・ドナルド・ウォルシュ (サンマーク出版) 《後編》
             【高度に進歩した社会】

 

 

【『聖書』の預言(は成就しないだろう)】
船井  クリスチャンであり、『聖書』の預言は当たってきたし、今後も当たるはずだという飛鳥さんの話はそれなりによくわかります。未来のことですしね。だから100%否定はしないが、そんなことが起こるかはわからないですね。(p.230)
 この著作の後半では、クリスチャンである飛鳥さんによる、暗澹たる未来予測が書かれている。『聖書』に則して未来を創造しようとしている人々は確かにいる。その中枢はイタリア・バチカンである。
   《参照》   『勃発!サイバーハルマゲドン』 ベンジャミン・フルフォード (KKベストセラーズ) 《4/4
             【「闇の支配者」といわれる3つの系譜】~【イタリア・バチカン】

 今でも中枢が存在するから、飛鳥さんの予測は、いまだにありうる未来のひとつだろうけれど、多分、船井さんが言うようにそうはならない。
 それに、悪しき未来予測を読むことで、悪しき未来に意識が引き付けられてしまうのも良いことではないから、チャンちゃんもあえて悪しき未来予測は、書き出さなかった。

 

 

【宗教ではなく人間性】
 その人の信ずる宗教などに関係なく人間性の正常な人は生き残るだろう、というのが私の考えです。そして、できれば、みんなが改心して次のミロクの世に行ければいいな、とも願っています。(p.231)
 現在の日本人の中には、船井さんのような考え方を、「当然」と受け入れている人が多いことだろう。
 ミロクの世は、ジョン・レノンが歌っていた「イマジン」の世界そのものである。
   《参照》   『ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ』 ベンジャミン・フルフォード&適菜収 (徳間書店)
             【ジョン・レノンの「イマジン」に出てくるような世界観】

 

 

【日本語を死守する】
船井  角田(忠信)さんは日本語で育った人は日本人の脳になると述べています。つまり、外国人であっても日本語環境で育つと日本人のようになる。その逆に、日本人であっても、外国語で育つと外国人のようになる。そうなってくると、小さなこどものうちから英語を教えようという最近の風潮は問題だといえるでしょう。そんなふうにして育つと日本人ではなくなってしまう可能性もあるから。
飛鳥  なるほど、「日本人=日本語を使う人々」という意見には僕も賛成です。
 また、日本語の言霊でないと『聖書』を本当に読み解くことはできない、というのが僕のこれまでいってきたことなので、「イスラエル民族とは言霊民族であり、それはすなわち日本人のことだ」という意見にもおおむね賛成できます。
船井  私の友人に言霊学の第一人者である七沢賢治という人がいますが、彼は、DNAのなかでもこれまで働きがよくわかっていなかった「ジャンクDNA」がある種の文化遺伝子として機能しており、日本語を話す人はその部分が日本人型の文化遺伝子に変化するという学説を提唱しています。こういうこともあって、私たちは何があっても日本語を死守しなければならないと思います。(p.85-86)
   《参照》   『超人「船井幸雄」の近未来予測』 柳下要司郎 (あ・うん)
              【日本人と日本語】

 早期英語教育の実施に関しては、断じて賛成できない。「日本語の言霊が脳にもたらす特殊な効果」というのが最重要ポイントであり、それを抜きにしても、「僅かばかり複雑な内容の日本語文章ですら読みこなせない子供が、発音だけそこそこまともな英語を話したところで、それが何の役に立つのか?」 というのが第2のポイントである。
   《参照》   『英語は勉強するほどダメになる』 栄陽子 (扶桑社新書)
 

 

<了>