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 世紀末のエポックに合わせて94年7月に出版された著作。
 日本民族としての役割は、これからいよいよ加速して行くはず。だから15年ぶりに再読。

 

 

【二つの民族】
 地球上に大いなる役割を持った
 二つの民族がある
 神から選ばれた民族ではなく
 民族自体が望んで
 その大いなる役割を担うことになったのである

 そのひとつは物質文明開化のため
 約二千年にわたってその役割を果たした
 ユダヤ民族である
 もうひとつは霊的文明開化のために
 西暦2001年から4000年にわたって役割を果たす
 大和民族 すなわち日本民族である  (p.10-11)
 祖国を追われたユダヤ民族は、近代において経度ゼロに位置するロンドンを中心として世界の物質文明開化のための役割を果たしてきた。
 東経135度に位置する日本民族は、物質文明とは違った霊的文明開化のため、これから世界展開していかなければならない。
 それは 『ガイアの法則』 によって定まっていることである。
 ユダヤ民族から受け継いで
 新たな時代を築いていく役割を持った日本人が
 一日も早く自分の役割に気づいて
 日の当る場所に出ていかなければならない
 かといって有名になることではなく
 大いなる神に身をゆだねて道具となって働くこと
 それだけなのである。  (p.17)

 

 

【UFO問題と地球の運命】
 UFOは地球にいつも十万機ほど飛来している
 そのうち80パーセントは
 地球を支配しようとしている
 それを呼んでいるのは自己中心の地球人である
 20パーセントは
 地球を救おうとしているUFOである
 これは地球を救おうとしている地球人が
 呼んでいるのである
 そしてそれぞれがわからないように
 指導を受けているのが現実である

 もし地球人類が欲望中心に傾き
 地球の敵となるUFOを呼びこんでしまったならば
 地球自身の浄化活動が始まってしまう
 一万二千年前に太平洋の海底に沈んだムー大陸や
 そのあとで大西洋に沈んだアトランティックの
 ようになってしまう (p.20-21)
 地球の敵となるUFOを呼びこんでしまっている自己中心の地球人こそが、ビルダーバーグに集い、現在の地球を経済的に支配してきた人々である。
   《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店) 《後編
              【ベクテル社と “地球最後の日プロジェクト” 】

 

 

【穢れた行政】
 政界のリベートが問題になっている
 リベートによって動く人間性
 そこに魂の未熟さが現われている
 私欲があるうちは多くの人々のお役に立つことなど
 できるはずがない
 それなのに真似だけしている
 やはりできない
 現在表沙汰になっている金額など
 とるに足らない額である
 上は国会議員から
 下は村会議員まで含めて
 一年間に動く金額は最高で
 驚くなかれ一兆三千億円にものぼる

 これだけの大金がどこかに消えてしまう
 消えて行く先はそれぞれの議員であり
 役人であり業者などである
 その他暴力団にも流れている
 もしこの一年間だけの金で
 食べ物がなくて毎日死んでいく世界の人のために使ったならば
 すぐにでも救われるのである (p.38-40)
 国から市町村まで行政に集う人間たちの魂のレベルは恐ろしく低い。高いレベルの魂を有する議員たちも少数ながら存在しているけれど、ほとんど影響力を及ぼせない状態が続いている。
 選挙などというものは、単なる利権の争奪戦になり果てているのである。

 

 

【多数決の否定】
 多数決は一見民主的に思われている
 本当にそうだろうか
 同じ魂のレベルであったならば
 完全ではないけれどある程度通用する
 しかし一般には
 高い人より低い人の方が圧倒的に多い

 そんな中で
 多数決で物事を決めるならば
 いつも低レベルの決定しかない
 高邁な理想である
 「地球村」 など夢のまた夢である。 (p.60-61)
 “魂のレベルの違い”、これが全てである。かつて、ムー大陸を統治していた大和民族は、「人間の魂は決して平等ではない」ことを知り、魂のレベルに従って棲み分けを行っていたからこそ、社会は安定と平和を維持できていたのである。
   《参照》   『黄金の帝国』  三原資忍  サン企画
              【ムァー帝国の階級社会】
   《参照》   『2012年へのカウントダウン 闇の権力 フリーメイソンの大分裂』 中丸薫 (KKベストセラー
              【民主主義を一掃する】

 現在の地球は、魂のレベルではなく経済レベルで統治されているのとさして変わらぬ様相となり果てているけれど、これは物質文明を推し進めてきたことの必然でもある。物質文明から霊的文明に切り替える。それは日本民族でなければできない。日本民族でありながら利権構造に与するのみならず、それを維持しようとする人々の魂レベルは、心底堕落し切っているのである。

 

 

【ユダヤ民族の恩恵】
 ユダヤ民族と日本民族とは、たいへん深く関わっている。そして日本民族は、ユダヤ民族によってたくさんの恩恵を受けている。ユダヤ民族の協力や育成がなければ、今日の経済繁栄など及ぶべくもない。
 まづ第一に徳川幕府の鎖国を破り、明治維新ができたのも、ユダヤ民族の力に負うものである。廃藩置県制度や明治憲法、科学技術の導入指導など、あらゆる新しい制度は、日本民族が独自に考え出したものはない。すべてユダヤ民族の協力でできあがったものばかりである。
 日本の過去の戦争も、ユダヤ民族と深く関わっている。特に戦争のキッカケを作ったり、戦争の終了時は、ユダヤ民族の巧みな戦略によってなされている。
 日清戦争、日露戦争、満州事変、支那事変そして第二次世界大戦、これらの戦争のすべてにユダヤ民族の力は働いているのである。第二次世界大戦の場合、終戦を確定させるため、広島と長崎に原爆を投下させた。戦後の復興もユダヤ民族の敷いた路線上のものである。
 戦後処理の問題でも、敗戦国は東西に分割して、力をなくすのが常道であった。日本に対してはそれをしなかった。もし二分されていたならば、今日の日本はなかった。
 ユダヤ民族は、日本が新しい時代の担い手であることを知っていた可能性がたいへん高い。(p.115-119)
   《参照》   『国際史学入門』 横内慶八郎  東京読売サービス
   《参照》   『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)
              【地底都市を介して繋がる日本とユダヤ】

 ユダヤ民族の始祖たちは、日本に古代から存在している枢要な神社に鎮もっているのである。
   《参照》   『まもなく世界は5次元へ移行します』 エハン・デラヴィ&中丸薫 (徳間書店)
              【日本とユダヤに深い絆がある】
   《参照》   『ガイアの法則』 千賀一生 (徳間書店) 《前編》
              【シュメールの叡智と16花弁の菊家紋】

 

 

【日本民族に運命づけられていること】
 日本民族は全世界の人々のために働くよう
 運命づけられているのが真実である
 日本民族の国力は一国のものではなく
 全世界のものなのだ
 これをしっかりと腹にすえて立ち上がっていく (p.150)
 ユダヤ民族からの恩恵を受けてきた日本民族は、これからユダヤ民族に変わって世界に恩恵を施す役割がある。
 優しさがあり
 真面目であり
 努力していくのが日本民族なのである
 餓死戦線はいの一番に食い止める
 同じ魂の修行者を
 守ってあげるのが日本民族のつとめである (p.157)
 全ての魂たちは、向上するためにこそ、この地球という物質過程の世界に生まれてくるのである。その人生という過程を、餓死や戦争によって途中で終わらせるようなことがあってはいけない。あらゆる魂のため人生という過程を守るのが、高貴なる魂を有する日本民族の最低限のつとめである。

 

 

【物質文明と霊的文明のドッキング】
 物質文明の華ともいえる
 ハイテクコンピューターと
 霊的文明の華ともいえる
 魂の輝きがドッキングすることにより
 二つの異なった文明がひとつになる
 誠に楽しい限りである  (p.179-180)
   《参照》   『いま二人が一番伝えたいこと』 船井幸雄・中丸薫 (徳間書店)
              【過去世を体験できない現在の地球人】

 

 

【日本の若者達】
 地球上にはたくさんの民族がある
 そのなかでも意識レベルにおいて高いのが
 断然 「ユダヤ民族」 と 「日本民族」 である
 このふたつの民族によって
 過去の二千年と未来の二千年に
 影響を与え 影響していくからである

 特に日本民族の若者に
 意識の高い人が多い
 それもそのはずで
 新しい時代を担う世代だからである
 しかしこの事実を知っている人はあまりいない (p.199-200)

 

 

【著者に関すること】
 著者に関して、下記の著作内で言及されているのでリンクしておきます。
     《参照》   『これが無限の[光フリーエネルギー]発生の原理だ』 河合勝 (ヒカルランド) 《1/3》
                 【助安由吉氏】

 

 

<了>