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 船井さんの本は幾つもあって、似通った内容が多いけれど、船井さんが接し学んできた方々が一覧のように書かれていることがこの書籍の特徴なのかもしれない。
 アセンションとか、死後の世界とか、精神世界とか、ビックリ情報とか、新しい時代に向けて地球全体が、何かしら変わりつつあるのかもしれないと感じている人には、端緒となる様々な情報が記述されているので役立つことだろう。2005年10月初版。

 

 

【時代の急速な変化】
 ここ10年くらいで、日本も時代が変わったように思います。
 人々が急速に変わりつつあるといえましょう。
 20数年前、著書中で 「死んでも終わりではない」 と書いただけで白眼視され、10年前 「超常現象はあるし、人の意識は物質に影響する」 と言っただけで 「オカルト人間」 と呼ばれ、マスメディアからシャットアウトされ、多くの顧問先に去られた私としては、ちょっとビックリしていますが、しかしよい時代になったと思います。(p.188)
 そう、チャンちゃんが初めて読んだ船井さんの著作は、 『包み込みの発想』 という著作だったけれど、その頃の内容に比べたら、今日の船井さんの著作の内容は、圧倒的にバラエティーに富んでいて遥かに魅力的である。
 この時代を生きる最も多くの人々の意識を変革させてきたのは、船井さんとその著作であることに間違いないだろう。

 

 

【人は食べなくても生きていける】
 2005年の2月、 『不食 人は食べなくても生きられる』 (三五館) の著者である山田鷹男さんに会いました。彼は2001年から 「不食」 の実践をしており、3年以上もほとんど食事をとっていないそうなのですが、非常に元気です。私のまわりには、山田さんのほかに、高木善之さんや岡田多母さんのように1日1食、もしくはそれより少ない食事で、元気で大活躍中の人がいます。そして驚くことに、彼らは共通してあまり睡眠を必要としていないようです。(p.35)
 チャンちゃんは、食べれば食べるほど、頭は冴えず、精神は乱れ、肉体は疲労し、睡眠時間は長くなる。鬱屈した気分の時ほど、その悪しきサイクルに嵌ってしまいやすい。それでは、あまりにも、もったいないと思う。

 

 

【アセンションと日本人】
 最近では多くの知人から 「アセンション」 に関する質問を、ほとんど毎日のようにうけるようになり、驚いています。
 私の答えは、「まず 
小松英星さんのガイア・アセンションというホームページ を真剣に読んでください。それからあなたなりに研究してください。私はアセンションの起こる可能性はあると思います」 ということなのですが、本書の読者の皆さまも、ぜひ 「ガイア・アセンション」 を読んでみてほしいのです。(p.64)

 ともあれ 「世の中」 は、まちがいなく有識者が変えていくものです。日本の有識者は、世界でも最先端を行く有識者だと考えられます。多分、近未来に地球や人類に大激変が起きる可能性が、高いように思えるのです。(p.69)
 ということで、この本の中には、船井さんと縁のある多くの有識者の方々と、その内容がたくさん記述されてもいる。
 ところで、これから述べるのは一般論なのですが、一般に日本人は、世界中の人々の中で不思議な特性を持っています。自然のよさがわかる珍しい人種です。波の音、虫や鳥の鳴き声、風の音を心地よく感じますし、人工のものより自然のものに美を感じ、惹きつけられます。
 和が大好きで、自己主張をしないことをカッコよく思っています。また、「すみません」 「ありがとうございます」 という言葉をふんだんに使う、非常に謙虚なにんげん性を持っています。
 約束はよく守りますし、人の心を傷つけることはしたがりません。
 何よりもバクチ的なことには向きませんし、搾取も策略も非常に下手です。一部の例外を別にしては、これらが嫌いな人種といえそうなのです。
  ・・・(中略)・・・。
 このようなことを調べて知ってくると、日本人の特性というのは実にすばらしい、極楽行きタイプで、いま考えられている 「アセンション」 後の地球人に最も適しているように思われるのです。(p.70-71)
 なら、タイトルは 『にんげん』 ではなく 『日本人』 でも良かったのではないかと思ってしまう。
 日本人の特性については、下記の書籍の中にも書かれている。
   《参照》   『超人「船井幸雄」の近未来予測』 柳下要司郎 (あ・うん)

 

 

【優良星人の暮らし】
 最近これについて知りたいという御要望が多いので、本当のポイントだけを、 今年8月3日のホームページ 『船井幸雄・COM』 に載せました。(p.202)
 優良星人の暮らしについては、 アミのシリーズ『アミ小さな宇宙人』『戻ってきたアミ』『アミ3度目の約束』や 『神との対話』シリーズの中にも書かれているけれど、コンパクトに知りたいならこのサイトがいいのだろう。

 

 

【こだわらない】
 一般に芸術家は、こだわる人が多いようです。学者もこだわる人が多いようですが、最高の芸術作品や科学研究は、こだわらなくなったときに、完成するのではないでしょうか。
 ともかく 「こだわる人間ほど程度が低い」 とは、ここ10年ほど言いつづけてきたことですが、最近はそれが確信へと変わりました。
 理由は、宇宙は 「より自由を目指して動いている」 からです。
 こだわるのをできるだけやめましょう。 (p.212)
 「社会的な秩序にすらこだわらなくなったら、秩序が維持できなくなり、単なる無責任になってしまうではないか」 と思うことだろうけれど、優良星人の暮らしの地点から見てみると、地球人社会が正しいと思っている秩序自体が、無意味化することに気付けるはずである。

 

 

【アメリカに制圧されている広告業界=テレビ界】
 本書の読者のために、5月12日と14日発信の 『森田実の時代を切る』 を転載します。(p.226)
 長くなるから、重要なところだけ抜粋すると、
 最近、政官界内部で次のような噂が流れている ―― 「広告業界は米国資本に握られたため、テレビで米国批判を行うものは、テレビ界から排除されることになった。ほとんどの大手のコマーシャル提供の大企業は米国資本が握ったからだ。
 ちょうどその頃、私はあるテレビで米国の日本支配、日本従属国化、植民地化について語ったあとは出演依頼がほとんどなくなったことを経験したので、思い当たることがあった。米国の影響力は巨大である。日本人の頭脳のなかまで変えつつある。(p.228)
 つまり、テレビしか見ていないような人々は、決して真実を知り得ないのである。
   《参照》   『連鎖する大暴落』 副島隆彦 (徳間書店)
           【アメリカに逆らうと、どうなるか】~【アメリカの家なき人々】
 出版業界まではまだ米国に完全支配されていないから、本を読む人々は真実を知っている。チャンちゃんがブログに書いている、船井さんや、副島隆彦さん、本山美彦さん といった人々は、決してテレビに登場しない(させてもらいない)。だからこそ “真実を伝える人々” ということなのである。
 田原総一朗さんのように、長年テレビに出演できている人というのは、米国のエージェントか下僕か、ないしポチ君ということである。そんな見え見えの発言が下記の本の中にある。
   《参照》   『中国人の金儲け日本人の金儲けここが大違い!』 宋文洲 (アスコム) 《後編》
            【オリックス・宮内氏】

 

<了>