2024年GW!255系だらけの旅
怒りと嘆き、寂しさ混沌【往路編】
4月29日の時は、早々にパンタグラフを下ろして休んでいる状況であった。
ともかく、16年前に来た時には2・3番ホームには全く足を踏み入れていなかったようである。
改札口から1番ホームに入り、特急列車に“直行直帰”していたようだった。
当時の記録を基に推測するに、2008年の5月18日の日曜日に「新宿わかしお1号」を利用して
安房鴨川駅を降り、同年5月25日の日曜日に「新宿わかしお2号」で帰京したようだ。
だから、西側にロータリーやイオンがあったことも、記憶の片隅にすら残っていない。
極め付けは、唯一の改札口、東口の駅舎ですらも全く記憶にない。
駅を降りて、同じ期間共に研修に入るグループ会社の同僚氏とタクシーに乗ったのか、それとも
送迎の会社の車に乗ったのか…それすらも綺麗さっぱり記憶から抹消されている。
駅舎をまじまじと眺める気持ちの余裕もなく、重い気持ちを引きずっていたようだ。
研修期間中は食事も自分達で作るか、週末のみ会長とゲストが来場して振る舞われたもののみで
どんなものを食べたとか、今みたいに写真をこまめに撮らなかったから全く記憶も記録もない。
ちょっとホッコリしたのは、昭和〜平成初期の懐かしい感じのCD屋を見つけたことくらいか。
こうしたお店にちょいちょい立ち寄っては、CDを探したりTUBEやお気に入りを予約していた
10代の頃を思い出して、また少しばかりセンチメンタルに首ったけになったのである。
…さて、目ぼしい飲食店に出会えることもなく(旅先の新規開拓ってリスキーで苦手)
歩きに歩いて辿り着いたのは、
この踏切から、留置中の255系を眺める
束の間の昼寝時間を、外房線側から。
E257系と再びの並びになるが、GW中…少なくとも自分が訪問した二日間は閑散としていた。
忘れた頃に1人、2人と撮りに来たのがいたくらい。
踏切横の駐車場からも、撮り放題。
まだ静かなうちに訪問できたのは、今となれば良かったかな。
つくづく、113系や211系がいた16年前に撮っておきたかったものだが…
当時はとてもそんな精神的余裕が無かったなぁと、思い直したのだった。
そして、初の西口ロータリーに回ってみる。
6番線のE131系は終始動かず、ここでの編成撮影は不可能だった。
そして、内房線側に回って検分していく。
太一号踏切は、2車線の結構な交通往来のある踏切。
入換の時は支障時間が長くなり、渋滞発生が避けられないのが苦しいところだ。
この周辺検分からシミュレーションし、4月29日は動きに活かしていくこととなる。