16年越しの記憶なおし・あゝ因縁の鴨川へ!ぐるり房総半島GW255系だらけの旅【往路編③】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

まだ1年、2年ってならいい。

しかし16年の空白ってもんは、なかなか尋常じゃない。

昨年の岐阜界隈の23年越し(実質18年)に比べたらまだ、マシかもしれないけども。

必死に記憶の空白を埋めるべく、記録蓄積に費やしたGW2回。

ようやく千葉県に入っていくが、その道程は実距離以上に遠い。

【16年越し〜シリーズの写真について】
今回は、往路の新宿→安房小湊間は
4月29日・5月6日の2日間、同じルートと
同じ列車で乗車移動しております。
従いまして「新宿さざなみ号」の写真は


進行方向基準に先頭側→4月29日撮影①
同最後部側→5月6日撮影②


の写真が混在します。
勝浦到着以降は、初回の撮影を基準にして
撮影位置を変えるなどしています。
予めご了承、ご承知おき願います。


「新宿さざなみ1号」は、千葉に8:35到着。

千葉は4番線到着。

列車番号は9041Mから9043Mに変わり、乗務員も交代となる。


発車はE257系の幕張車両センターへの定期回送が6番線に到着するのを待ってからとなる。

このため3分ほど停車時間が。

飲み物を追加補給するにはもってこいだが、相変わらず発車メロディは鳴らない。


実際、安房鴨川に最初に行った時も間違いなく通ったはずなのだが…

やはりどこをどうしても、その時の記憶が出てきてくれない。

千葉駅そのものも様変わりしてしまったし、沿線もまたその故からか。


…その割に2007年の銚子旅の帰りとか、2010年頃のこととかはよく覚えているのだが。

やはり記録に残しておくって、相当に大事。


千葉〜蘇我間は僅か2駅区間ながら、回送以外定期特急が走らない希少区間。

本千葉駅での回送は今日までに上下迎撃済みであり、ここで16年振りの乗車踏破成る。


更にこの蘇我からは、「新宿わかしお号」では全区間踏破しているが…

「新宿さざなみ号」での利用は今回が初めてのことになる。

しかも内房線自体、2010年7月31日に五井まで往復乗車して以来のこと。


現在に至るまで、何かにつけて頻繁に訪れていた蘇我界隈。

しかし内房線を利用したとなると数えるほどで、木更津まで到達したのは2009年3月2日。

外房線すら、この4月に足を伸ばしたのが(蘇我〜誉田間は)約13年ぶりのことになる。


しかも特急利用の記憶もない内房線。

この歳に及んで、実に新鮮な内房線の旅が始まっていく4月29日になっていくが…

反面、5月6日は千葉での車掌の交代が暗い影を落とし始める。

内房線に入ると、またグングンとスピードが上がる。

もう少しだけ、特急としての面目躍如の走りっぷりを魅せてくれた。


そして、左手に小湊鐵道のキハ200が見えてくると…


8:53、五井に到着。

先頭は、小湊鐵道キハ200と絶妙な並びを見せてくれた。

小湊鐵道は3両編成、結構な利用客がいるようで賑わいは嬉しい限り。


内房線ホームは1面2線しかなく、1分ほどの停車ですぐに発車。


小湊鐵道にはここ数年、JR東日本からキハ40が相次いで移籍。

東北地域色もそのままに運用されているものもあり、新たなバリエーションを見せている。

機会があったら小湊鐵道にも、まだまだ現役のキハ200含め再訪してみたいものである。