2023.12.30 波瀾続きの2023年〆は北関東・会津へ。ドタバタと初めてを濃縮した年末⑨ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて、いよいよ8ヶ月ぶりの野岩鉄道の旅へ。

お客の少なさばかりを嘆いていたが、それでも発車の時間までにはそれなりになってきた。


乗って応援。乗り鉄の大切な行動基本


東武鬼怒川線普通列車が11:19に到着すると、臨時列車情報を事前にしっかりチェックしていた

“勝ち組”な利用客が僅かばかり野岩鉄道に乗り継いできた。

そして、11:27発車。

見かけは、極めていつも通りである。


最終的に新藤原発車時点で、ボックス席は1〜2人がほぼ埋める状況であった。

喋り声から中国語も聞こえてくるなど、いかにも年末の休み期間らしいなと感じる。


ただ、それだけに車掌も不慣れな利用客への案内が欠かせない。

野岩鉄道線前後に連絡する会社と違って、安易にワンマン化できないこの会社ならではの特殊で

気難しい事情が、令和の現在においてもなお介在し続けている。

それは、貴重な運賃収入を取りこぼしてなるものか!との悲壮な決意感をも溢れてくる。


列車は変わらぬ高規格の線路を、淡々と快走していく。

ここ数年の利用頻度の増加もあって、インパクト的には淡々と書いた方がわかりやすい。


…と、その様子が少し変わったのは、川治温泉駅到着であった。

ここでは「リバティ会津126号」と交換するのだが、まだ着いていなかったのである。


そのため、オマケの撮影時間みたいな為体になってしまったのである。

これも単線ローカル線の、よくある宿命のようなものであったが…

後々、この遅延を読みきれず残念な思いをすることにもなる。


さて、待っていた「リバティ会津126号」は、約1分遅れで到着。


そうなるとこちらもすぐ発車してしまうので、油断なく急いで乗り込む。


発車してしばらく、車窓も注視。

川治湯元駅では、ホーム先端で撮影する人の姿も居たが…


そして、湯西川温泉を通り湯西川橋梁を渡った時、違う意味で息を呑む。

雪がない!!


雪どころか、貯水量も相当に減っていて大きく衝撃を受けた。

ここまで暖冬だったのか!!


ここから北に向けて走っていくごとに、道床などに少しずつ白いものは目立っていく。


が、どれもこれもこれまでとは程遠い。


寂しい!


冬の野岩鉄道にわざわざ訪れるのは、都心で滅多に見られない雪を見たいからというのもあって

あまりの雪の少なさには、この先の旅全体のテンションを大きく下げる要因にもなった。


またこの日は、どちらかというと暖かかった。

寒くてどうしようもない!ということは最後まで無かったのである。


それは、野岩鉄道最高地点・男鹿高原駅においても変わらず…


とりあえず、2回目の訪問ということで下車。


12:01。

普段なら全く降りられない時間帯に、男鹿高原駅に降りた。

これは、今回の事前計画通りである。