さて、春日部から100系スペーシア「けごん3号」に乗車。
7:39に発車し、快適に移動…
ここで、いきなり波瀾が生じた。
指定された座席に向かうと、
外人カップルが座っている!?
こちらが確保している特急券は、座っている席の窓側席。
問い質して特急券を提示してもらうと、2人とも前後の通路側席を取っているではないか!
こちらが春日部まで乗らなかったのをいいことに、浅草から占領していたようなのである。
仕方なく、カレチを訪ねて事情を説明。
その結果、
こっちが座席を移動。
なんか釈然としない。
まだ空席が残っていただけ良かったが。
まぁ、移動してもらって正規席に座っても、外人の片方と相席になるのも気まずいけどさ。
そもそもカレチ氏も、車内巡回の時に気づかなかったのだろうか?
というか、巡回していたのか??
そして、何故2人して通路側席の発券になったのだろうか?
喉から怒声と共に華厳の滝のように苦言が出かかったが、それはギリギリ留まった。
しかし、空席に着いたら着いたで、今度は反対側の窓側席に座っているのが独り言が煩く…💢
ああもう、朝もはよからいちいち指摘するのもめんどくさい。
カッチリと耳にワイヤレスイヤホンを嵌め込み、極力聴こえないようにするしかない。
そして、少しぬるくなってしまった缶コーヒーを飲みつつ、北へ向かう。
新栃木には、保留車となっている6050系がまだ残っている。
車窓から見えたのは6176F、野岩鉄道61103Fと同年代の完全新製車だ。
…実はこの6176Fには、一昨年2月の訪問時に下今市〜会津田島間で往復乗車している。
現在東武鉄道に残るのはこれを含めて3編成、このまま何もなく全車廃車となるのだろうか?
そんな波瀾を経て…下今市へ。
きわめて順調に走ってくれて、無事に8:45到着。
やはりこちらは寒い!
降りた瞬間、冷たい空気が頬を刺す。
…寒いんだけど…なんかちょっと違う。
そんな違和感は、一時的にここでは置いといて。
次は変な遭遇がありませんように。w
そう祈って、100系を見送る。
さて、今回の行程では下今市で長めのインターバルを取った。
時間があるので、久々にSL、14系客車に再会。
14系は、変わらず往時の佇まいを維持している。
JRからオリジナルが消えて久しい中、令和の今に昭和の栄華を伝えてくれている。
この東武鉄道の心意気には、改めて賛辞を送っておきたいもの。
そして、SL展示館も再訪。
うっかり前回いつ立ち寄ったか記録が見当たらないのだが、来たことは確か(/ _ ; )
ちょうど、庫内では発車に向けて準備が整っていた。
今日の牽引担当機はC11 325号機。
かつて真岡鐵道でC12 66号機と共に活躍していた機関車である。
8:58。
構内に汽笛が響くと、C11が出庫!
一時停止を繰り返しながら、一瞬500系「リバティ」との並びも。
誘導員の手旗誘導に従って、力強く下今市駅構内に踏み出していく。
やはり蒸気機関車は、生きている姿こそが素晴らしい!
定期的に動く姿ではもはやここだけとなったヨ8634も従えて…
と、ここで後ろ姿を追い始める。
今回のSL大樹、撮るだけではない!