スーパービュー踊り子、運行終了〜少し乗ってたくさん撮ったこの一年⑧ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

3月。
引退まで、残り半月を切ったところだったのだが。

どういうわけか、3月に入って急激に撮影欲は減退していた。
西武ニューレッドアロー東武20000系等の撮影が増えたというのもあるが、この二ヶ月間でかなり
集中的に撮影して一時的に満腹感を得てしまったのもあっただろうか。

あとは、日に日に悪くなっていく世情に、内外共に気持ちが荒み始めていたり。
既に十数年来に渡り参加を欠かしてこなかったバースデーライブの参加を断念するなど、未だかつて
無かった事態に、次第に行動パターンが大幅に乱され翻弄されていくことになる。

SVOシリーズ過去記事
 2月3〜4週目
 2月2〜3週目
 2月2週目
 2月1週目
 1月
 2019年秋冬
 2019年春夏

てことで3月のスタートは2日から。
先の東武20000系の撮影に向かう前に、とりあえず近場で済ませる感じ。
天気も良くなかったから、西に長駆向かうだけの気力は無かった。

3月2日月曜日、品川駅にて SVO5号
最初に撮影したのは品川駅の横須賀線ホームから。
前に185系の記録で同じポイントを試していて、それを応用した感じ。

3月に入っても急激に撮り鉄が増えた、という印象もなく。
到着から発車まで、まだずっと穏やかに撮っていられたのだ。

同、東京駅にて SVO7号
それは東京駅とて同じ。
その空気感は、一昨年の同じ頃のE351系スーパーあずさ189系とはまるで違っていた。
運用からの完全撤退というのは一緒なのに。
それも情勢の悪化がじわりと忍び寄っていたからなのだろうか。
乗車こそはそれなりにあったみたいだけどね。

そして、車体に忍び寄る老朽化も。
流れる錆に、心が痛くなる。

それでも、お客様を迎える姿勢には変わりなく。

同、横浜駅にて SVO7号
そんな状態でも、黙々と務めをこなしていた。

3月5日木曜日、大船駅にて SVO5号
それでも、また西に向かう気持ちが出てくる。
この5日は、動きながらまず大船駅で5号を迎撃。
そしてさらに、西に。

乗り継ぎ、乗り継いで、今度は南へ。
昨年7月以来の伊豆急行へ。

同、河津駅にて SVO8号
すっかり天気が回復した伊豆半島。
河津桜で賑やかだった河津駅で、8号と交換。

同、伊豆急下田駅にて
最終目的地は、伊豆急下田駅。
前回と違って、快晴下での訪問になりました。

すでに3号で到着した編成が当地に滞泊になっていて、河津桜観光輸送で発車待ち留置中の185系と
マリンエクスプレス踊り子に運用されるE259系と共に並ぶ姿が見られました。

なお、伊豆急行ではこの伊豆急下田駅の留置編成を用いてミニ撮影会が行われる予定だったのですが
コロナウイルス感染防止の観点から止む無く全日程が中止とされています。

同、伊豆急下田駅にて SVO10号
自分にとって、251系を伊豆急行線内…熱海以南で見て記録するのはこの日が最後になりました。
実は13日、営業最終日にこの10号への乗車を打診されていたのですが、折からの情勢と仕事の状況が
変わったことからこの日までにお断りの返事を出し、最終乗車の可能性も消えたためです。

なお、今回のダイヤ改正でE259系によるマリンエクスプレス踊り子号も設定消滅。
E259系も同時に伊豆急行線からはひっそりと引退となったのでした。

そして、この日は滞泊編成を置いて伊豆急下田駅から去りました。

ちなみに理由なく伊豆急下田駅に行ったわけではなくて、本当の最終目的はコレ。
JR東日本では企画すらされなかった記念乗車券が、伊豆急行で発売されたので購入したのでしたw